新帝国の奴隷U 第13話
「…あ…あ…あ…あ…!!」
グリーンツー・高杉真吾に背後から抱きすくめられているグリーンツー・高杉翔吾。そのガッシリとした2本の足の付け根部分に息づく、翔吾の男としての象徴・ペニス。それは今、真吾の右手に握られ、ビクッ、ビクッ、と脈打っていた。
「…あ…ッ、…く…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
ただ握られているだけなのに物凄い電流が体中を駆け巡り、翔吾の体がビクッ、ビクッ、と痙攣を繰り返す。
「はぁッ!!はぁッ!!」
体中が熱い。そして、真吾に握られているペニスの中ではドクドクとおぞましい感覚が沸き起こり、今にも爆発しそうになっている。
(…オッ、…オレは…ッ、…いったい…ッ!?)
「…ククク…!!…随分感度が良くなったじゃないか、翔吾?」
はっと我に返った時、強烈な振動が翔吾のペニスを襲っていた。
「うわッ!?うわッ!?ああッ!?ああッ!?」
翔吾のペニスを握る真吾の右手がゆるゆると前後に動いていた。
「…やッ、…止めろッ!!…あッ、…兄貴…ッ!!」
たったそれだけのことなのに、翔吾はあっと言う間に追い詰められていた。
「…ほらほら…」
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
真吾の手の動きが少しずつ速くなって行く。
「ほらほらほらほら!!」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
翔吾の体が弓なりになる。ペニスが真吾の手の中でビクビクと暴れる。
「止めてッ、兄貴ッ!!…ほッ、…本当に…」
「出ちまうのか?」
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドクドクとした感覚。それが物凄い勢いでペニスを駆け上って来る。
「…でッ、…出るッ!!…出るッ!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じてその瞬間を覚悟する翔吾。その時だった。
「…え?…あ…?」
真吾の手が、翔吾のそれをぱっと放したのだ。
「あふッ!?…あ…、…ん…ッ!!…ぐ…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
眉間に深い皺を寄せ、筋肉質な双丘に思い切り力を入れる。
「バァカ!!そんな簡単に楽にさせて堪るかよ!!」
真吾はそう言うと、翔吾の背後から離れる。そして立ち上がり、今度は翔吾の足元へ移動したのだ。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
気が付いた時、翔吾は両足を真吾によって持ち上げられていた。
「…止めろ…!!」
懸命に我慢して堪えたばかりなのに、次に何をされるのか分かった時、翔吾の声は震えていた。
「…た…ッ、…頼むから…ッ!!…もう、止めてくれ…!!…それを…、…されたら…!!」
「…ククク…!!」
だが真吾は、相変わらずニヤニヤと不気味な笑みを浮かべている。そして、その右足を翔吾のペニスの上へ載せた。その瞬間、強烈な電流が翔吾の体を駆け巡った。
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
グリーンツーの真っ白なブーツが、翔吾のペニスの上で物凄い速さで動いている。その小刻みな振動は翔吾のペニスに言いようのない電流を流し、翔吾のペニスはどんどん追い詰められて行く。
「(…もッ、…もうッ、ダメだッ!!)出るッ!!出るッ!!」
ドクンッ!!ドクンッ!!
その時だった。
「…あ…、…が…!?」
翔吾は目をカッと見開き、上半身をビクンと跳ねらせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
「…ククク…!!」
絶頂に達しようとしたまさにその瞬間、真吾の足が翔吾のペニスから離れたのだ。
「…ぁぁぁぁ…!!」
翔吾の目から涙が零れ落ちる。そして、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫したのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
両足首を持ち上げられているせいで、上半身をビクビクと跳ねらせることしか出来ない。そして、翔吾のペニスに込み上げて来るそのおぞましい感覚がとうとう堰を切った。
…グジュッ!!…グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
その時、翔吾の光沢のある鮮やかな緑色のグリーンツーのスーツのその部分が光沢を失い、丸い染みが広がり始めた。
「おいおい、翔吾ぉッ!!バイオ粒子を漏らすなよォ!!」
「あはははははははは…!!」
真吾の声と共に、秀一の高らかな笑い声が聞こえて来る。
「随分と気持ち良かったようだね、翔吾ぉッ!!」
「…ぐ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
翔吾のペニスがドクドクと脈打ち、そこから淫猥な液体が溢れて来る。じわじわと広がって行く淫猥な染み。
その時だった。
「…いや、違うな!!」
秀一がニヤニヤしながらそう言うと、翔吾の横で身を屈めた。そして、その細くしなやかな指で翔吾の染みを掬い取った。
…ネチャ…。
淫猥な音と同時に、秀一の指と翔吾のスーツが透明な淫猥な糸で繋がる。
「…真吾さん。翔吾はまだバイオ粒子を出していないようだよ?」
そう言うと立ち上がり、
「真吾さん。翔吾からバイオ粒子を空っぽになるまで奪ってよ!!」
と言ったのだ。
「だとよ!!」
真吾がニヤリとした次の瞬間、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音と共に、真吾の右足が再び翔吾のペニスを刺激し始めたのだ。
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
強烈な電流が翔吾のそこを再び襲う。そして、あっと言う間に追い詰められた。
「ほらほら、翔吾ッ!!お前のバイオ粒子を出しちゃえよッ!!」
真吾の右足が高速で小刻みな振動を与えて来る。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
もう限界だった。翔吾の両拳がギリギリと音を立てて握られる。そして、
「…出るッ!!…出るッ!!…出る出る出る出るッッッッ!!!!…くっそおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫した。その瞬間、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、翔吾の腰がガクガクと上下に小刻みに跳ねた。そして、真吾の足に翔吾のペニスがビクビクと何度も脈打つ感覚が伝わった。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
この間と同じように、翔吾は何度も何度も腰を高らかに突き上げる。ペニスとその下に息づく2つの球体に溜まっている淫猥な液体を全て搾り出すように。
「あはははははははは…!!…すげぇよ、翔吾ぉッ!!お前のペニスからそんなに大量のバイオ粒子がまだまだ溢れて来るなんてなあッ!!」
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
目をぱちぱちと激しく瞬かせ、翔吾は荒い呼吸を繰り返す。グリーンツーの光沢のある鮮やかな緑色のスーツの上には、濃白色な強烈な臭いを放つ淫猥な液体の塊が放射線状に飛び散り、その中の一部は翔吾の体を伝って床の上へ、そして、更にその一部は翔吾の顔にまで飛び散り、強烈な臭いを放ちながら、照明に照らされててらてらと照り輝いていたのだった。