新帝国の奴隷 第２２話
秀一の目の前に晒されたグリーンツー・高杉真吾の勃起したペニス。グリーンツーの鮮やかな緑色のバイオスーツの破れ目から飛び出したそれは似つかわしくないほどどす黒く、ビクンビクンと真吾の脈動に合わせるかのように大きく前後へ揺れていた。
真吾のペニスは、さすが大人のペニスらしく、先端は真っ赤に怒張し、しっかりと括れが形成されていた。
「…すっげぇ…!!」
秀一がキラキラと目を輝かせながら、それをそっとそのしなやかな指で包み込む。
…グチュ…ッ!!
その刺激に押し出されるかのように、真吾のペニスが淫猥な音を立て、その先端から淫猥な液体を溢れさせた。そしてそれは、トロトロとその真っ赤な怒張を滑り降りて行く。
「あはッ！これだけのことで感じちゃってるんだぁ!!」
秀一は嬉しそうにそう言うと、真吾の大きく勃起したペニスを静かに上下し始めた。
「…ああ…、…あぁ…!!」
真吾はと言うと、既に抵抗をしなくなってしまっていた。秀一の手の動きに合わせるかのように声を上げ、
…グチュッ!!…グチュッ!!
と言う淫猥な音を相変わらず響かせている。
「フフッ！真吾さんったら、すっかり抵抗しなくなったね！」
そう言うと秀一の、真吾のペニスを上下する手の動きが少しずつ早くなって行った。
クチュクチュクチュクチュ!!クチュクチュグチュグチュグチュグチュ…!!
淫猥な音がますます大きくなって行き、真吾のペニスの先端からはトロトロと透明な液体が溢れ出して来る。
「…あああ…!!…うああああ…!!!!」
そして、真吾の体が徐々に弓なりになって行き、筋肉質な胸部と腹部を目立たせるかのように、弧を描き始めた。
「ウフフ！真吾さんったら、エッチだなぁ！」
そう言った秀一の体が動いた。
「食べちゃえ！」
そう言った瞬間、秀一は真吾の怒張しているペニスをパクリと咥え込んだのである。
「…っお…!!…おおおお…ッ!!!!」
真吾の体がビクリと反応し、低い吐息を吐きながらどすんと体を床に横たえた。
…チュブッ!!…グチュッ!!…ジュッ…!!
秀一が淫猥な音を立てながら真吾のペニスを頬張る。
「…おああああ…!!」
真吾の目は完全に視点を失い、その表情からは戦士としての自覚が完全に消え失せていた。初めてに近い感覚に酔い痴れていた。
…ジュルッ!!…ヌプッ!!…ヌプヌプ…ッ!!
秀一の頭が、時には優しく、時には激しく上下する。ぬるっとした感覚が真吾のペニスを包み込む。
「…あぁ…!!」
穏やかな呼吸をしながら、真吾の体が脱力する。
「…フフッ!!」
暫くして、秀一の頭が真吾のペニスから離れた。
「…あ…、…あぁ…!!」
真吾は声を上げるが、動いたり逃げようとする素振りを全く見せない。
正直、真吾自身も戸惑っていた。いや、既に思考回路がおかしくなっていたと言ってもいいだろう。
「真吾さんが悪いんだからな…!!」
何度も聞かされた言葉。自分があの時、秀一を連れ出したりしなければ、バイオベースに早々に連れ込んで、他の仲間と一緒にいることが出来たのなら、ドクターマンの息子であるプリンスはいなかったのだから。
「…あ、…ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
そうこうしているうちに、真吾の下腹部にじぃんとした痺れに似た感覚が押し寄せて来た。
「フフッ！先端の膨らみが固く大きくなって来たよ？」
秀一がニヤニヤしながらそう言うと、
「ほぉら、ほらほらぁ!!」
と真吾のペニスを上下する指を少しだけ小刻みに動かした。
グチュグチュグチュグチュ…!!
淫猥な音と同時に、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!」
と言う真吾の大きくなって行く喘ぎ声。
「…でッ、…出る…ッ!!」
顔を真っ赤にし、涙を浮かべた真吾がそう言ったその時だった。
「…ッ!?…あッ!?…ああッ!!」
真吾が変な声を上げ、体をもじもじと捩じらせた。
「フフフ…!!」
秀一が悪魔のような笑みを浮かべて真吾を見下ろしている。真吾のペニスを上下する秀一の手の動きがピタッと止まっていたのだ。
「そんなに簡単には解放してあげないさ！もっともっと、真吾さんには苦しんでもらわなきゃなぁッ!!」
グジュグジュグジュグジュッ!!
再び淫猥な音が聞こえ、
「あああッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!…ッ、…ッあああああッッッッッ!!!!!!」
と言う真吾の悲鳴に似た叫び声もますます大きくなる。
「…でッ、…出るッ!!…出る出るぅぅぅッッッ!!!!」
真吾が目を固く閉じ、同時に尻の筋肉がキュッと絞まった。
「…んあッ!?…うぅわあああああッッッッッ!!!!!!」
その瞬間を迎える直前、秀一は再び上下運動を止めた。
「うぅわあああああッッッッッ!!!!!!」
狂ったように叫ぶ真吾。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めてくれええええッッッッ!!!!」
一刻も早く、この苦しみから解放されたい真吾。
「それそれそれそれぇぇぇッッッ!!!!」
まるでおもちゃを弄るように、真吾のペニスを何度も小刻みに上下し、暫くするとその振動を止める秀一。そのたびに真吾は、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と悲鳴を上げ続ける。
「…たッ、…頼むッ!!」
秀一の腕を無意識に掴んだ真吾が、荒い息をしながら秀一の目を見つめて言う。逆に秀一は、真吾を勝ち誇った笑みを浮かべて見つめている。
「…もッ、…もう…ッ、…出させて…くれ…ッ!!」
「もう、出したいんだ、真吾さん？」
秀一がそう尋ねると、真吾はガクガクと首を縦に振った。
「…じゃあ…！」
秀一はそう言いながら、真吾のペニスを再びゆるゆると上下し始めた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
真吾がビクンビクンと体を跳ねらせながら、その刺激を受け止める。
「…僕の奴隷になってよ、…真吾さん…！」
真吾のペニスを上下しながら、秀一が真吾の顔に自身の顔を近付ける。
「…る…」
暫くの沈黙の後、真吾の口が動いた。
「…オレは、…秀一…様…の、…奴隷に…、…なります…!!」
一人のバイオ戦士が、快楽に屈した瞬間だった。