新帝国の奴隷 第２３話
「…オレは、…秀一…様…の、…奴隷に…、…なります…!!」
どのくらいの時間が過ぎていたのか分からないほど、長い沈黙が続いたように思えた。はぁはぁと荒い息をし、静かに目を閉じてそう言ったグリーンツー・高杉真吾。
床の上に大の字に横たわり、光沢のある鮮やかな緑のバイオスーツの破れ目から、自身の大きく勃起したペニスを突き出している。赤黒く怒張したその先端からは、トロトロとした淫猥な液体を溢れさせ、その液体は真吾のペニスを握っているしなやかな指を淫猥に輝かせていた。
「…ククク…!!」
床の上に大の字に横たわる真吾の頭上で、真吾よりも若い顔立ちの男の子が不気味とも言えるほどの顔付きで笑っていた。
「…ククク、…アーッハッハッハッハ…!!」
堪え切れなくなったのか、その男の子は突然、大声で笑い始めたのである。
「遂にッ!!遂に真吾さんをオレの奴隷にしたぞッ!!グリーンツーが、新帝国ギアに屈した瞬間だ!!」
真吾のペニスを握ったまま、狂気に満ちたギラギラと輝く目で真吾を見つめる秀一。
「…」
真吾は何も言えずにいた。そんな真吾の目から、一筋の涙が零れ落ちた。
「じゃあ、約束通りに…！」
そう言った秀一の目がカッと見開かれ、
「真吾さんのいやらしい液体をいっぱい出させてあげるよッ!!」
と言いながら、真吾のペニスを握る手を激しく上下し始めたのである。
グジュグジュグジュグジュ…!!
と言う淫猥な音が響き始めた次の瞬間、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う野太い大声が響き渡り、真吾の体が大きく仰け反った。そして、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!ビュウウウッッッ!!!!ビュウウウッッッ!!!!
と言う威勢のいい音が聞こえるかのように、真吾のペニスの先端から濃白色な、異臭を放つ精液が噴水のごとく噴き出したのである。
「…はぁ…、…はぁ…!!…か…は…ッ!!」
顔を真っ赤にし、目を潤ませた真吾の体がビクンビクンと大きくバウンドする。そして、胸は大きく上下し、時折、意識を失うかのように真吾の目がパチパチと忙しなく瞬きを繰り返す。
…グチュ…！…グチュ…！
そんな真吾のペニスをゆるゆると上下し続ける秀一。秀一の手が、真吾のペニスの先端の方向へ動くたびに、真吾の精液の残りが押し出されて先端から溢れ出す。
「…凄い…！」
さっきまでのギラギラと輝く瞳はどこへやら、今度は恋する少女のような、ウットリとした表情を浮かべていた。
「…真吾さんのオチンチン、…あんなにたくさんのいやらしい液体を出しておきながら、まだまだこんなに固いよ…!!」
そう言うと秀一は、真吾のペニスに顔を近付け、ゆっくりとそれを口に含んだのである。
「…ッあッ!!」
真吾の目がカッと見開かれ、ビクンと体を跳ねらせた。
…チュブッ!!…チュル…ッ!!…ジュル…ッ!!
秀一の頭がゆっくりと真吾のペニスをスライドさせる。ぬめっとした感触が真吾のペニスを包み込む。
「…う…、…あぁ…!!」
時折、真吾が声を上げる。トロンとした視線は、どこを見ているか分からない。
「…フフ…！」
真吾のペニスを咥えたまま、秀一が低く笑った。と、その時だった。
「…うッ!?…あッ!?…ああッ!!ああッ!!あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!」
真吾の目がカッと見開かれ、体をビクンビクンと跳ねらせ始めた。秀一の舌が、真吾のペニスの先端をグリグリと刺激していたのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
真吾の顔が再び真っ赤になり、目をギュッと閉じている。
何度も射精させられたペニスの先端。今ではとても敏感になっているそこを相当な力で刺激されているのだ。痺れと激痛が真吾を襲っていた。
「ああああああッッッッッッ!!!!!!…いッ、…痛てええええええッッッッッッ!!!!!!」
堪え切れなくなって、真吾が悲鳴を上げた。その時、ようやく秀一の頭が、真吾のペニスから離れた。
「…フフフ…!!」
秀一はニヤニヤしながら真吾を見つめている。その口元には、真吾が出した淫猥な液体が伝っていた。
「…くッ!!…はぁ…、…はぁ…ッ!!」
大きく息をし続ける真吾。だがその瞳は、ぼんやりと秀一を見つめたままだった。
「…もっと、…真吾さんを欲しいよ…!!」
そう言うと秀一は、おもむろに立ち上がった。
カチャカチャ…！
秀一は、穿いていた真っ黒な革ズボンのベルトのバックルを外した。するとそのズボンは、引力に釣られるかのようにして地面へバサリと落ちた。
「…う、…あぁ…！」
真吾の視線は自然の秀一の下半身に注がれる。
「…フフフ…！」
不気味に笑う秀一。
「真吾さんを甚振っていたら、こんなになっちゃった…!!」
黒い上着の間から見え隠れしている秀一の男子としての象徴。真吾ほどではないが、長くほっそりとしたそれはまだまだ綺麗な色をしており、その先端はほんの少し顔を覗かせている程度だった。だが、そこからは秀一の淫猥な液体がトロトロと溢れ、その糸で地面と繋がっていた。
「…あぁ…、…あぁ…!!」
真吾が顔を上げる。
「…もしかして、…これが欲しいの？」
秀一が顔を赤らめ、真吾の体を跨いで立つ。
「…あ…、…はぁ…ッ…!!」
その時、真吾の体にグッと力が入った。そして、ゆっくりと上半身を起こしたのである。
「…うああ…!!」
今度は秀一が息を荒くする番だった。起き上がった真吾の顔の目の前には、秀一のいきり立ったペニスがある。そして、真吾の逞しい両腕が秀一の尻をグッと掴んだ。
「…っあ…!!」
次の瞬間、秀一が体をピクンと反応させた。