ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第1楽章 第11話
…ビクンッ!!…ビクンッ!!
ブルースリーの光沢のある鮮やかな青色のスーツから飛び出した南原竜太の男としての象徴・ペニス。
「…止めろ…!!」
最強メカクローンの6臂によって背後からガッチリと捕らえられ、体を動かすことも出来ない。言い換えれば、南原のペニスは今、しんと静まり返った閉鎖空間の中で晒し物状態になっていたのだ。
「…フンッ!!…いかがかな?…貴様の最も恥ずべきところ、いや、プライドとも言うか…。…そこを曝け出し、見世物にされる気分は…!?」
モニター越しにそれを見ていたドクターマンが嘲るように笑う。
「…ほう…。…なかなかのもののようだな。先端もきれいなフォルムを作っておる…」
「…」
そんなドクターマンを見ながら、メイスンはやや引き気味になっていた。
「…みッ、…見るなああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!…見ないで…ッ、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原が必死に叫んだところで、その願いが叶うとは思っていない。今、南原に待つのはそこから溢れ出すバイオ粒子を全て奪い取られることだった。
「さあッ、最強メカクローンッ!!ブルースリーのバイオ粒子を奪うのだッ!!」
ドクターマンがそう言った時だった。
さっきまで南原のペニスをスーツ越しにゆるゆると刺激していた手がスゥッと伸びて来たかと思うと、南原のペニスを優しく握った。その途端、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と南原が大声を上げ、体を仰け反らせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ビリビリと言う強烈な電流が南原の体を駆け巡る。
「…な…ッ、…な…ん…、…で…ッ!?」
「フハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!愚か者めッ!!さっき、最強メカクローンが吐き出した白い靄の意味が分からんのかッ!?」
ドクターマンの目がギラギラと輝いている。
「…あの謎の小娘に主導権を握られているのは口惜しいが…。…仕方あるまい。これもバイオマンを叩きのめすための方法なのだッ!!」
独り言のように言うと、ドクターマンはモニター越しの南原を見つめた。
「さっき、最強メカクローンが吐き出した白い靄は、貴様の体の性感帯と言う性感帯の感度を増すものなのだッ!!つまり、貴様の体は今や完全なる性感帯ッ!!どこを触られようが、それが全て性感へと直結し、貴様の体内でバイオ粒子が濃縮されて行くのだッ!!」
「…オッ、…オレ…の…ッ、…バイオ粒子…!?」
その時、南原のペニスを握る最強メカクローンの右手がゆっくりと動き始めた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
ビリビリとした感覚が南原の体を駆け巡り、南原は思わず短く喘ぐ。
「フハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!そうだッ!!それで良いッ!!さぁ、貴様のバイオ粒子を全て放出するのだッ!!」
「…や…、…めろ…!!」
懸命に体をもがかせる南原。だが、その体には最早、最強メカクローンを引き剥がすだけの力は残されてはいなかった。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そうこうしている間にも、最強メカクローンの愛撫は確実に南原を追い詰めて行く。
「…ふ…ッ、…ん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
その時だった。
…クチュッ!!…クチュッ!!…クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえ始める。
「フハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!どうやら、貴様のバイオ粒子が少しずつそこへ装填され始めたようだなッ!!」
ドクターマンがそう言った時、南原は、
「…く…ッ、…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と呻くように叫び、ボロボロになったブルースリーのマスクの中で顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じた。
南原の2本の足の付け根に息づく、南原の男としての象徴・ペニス。その真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からはトロトロと透明な液体が溢れ始め、ポタポタと零れ落ち、床とを淫猥な糸で繫いでいた。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
「…止めろ…!!」
南原の声が震える。じんじんとした疼きが下腹部に広がって行く。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュグチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「…た…、…のむ…ッ!!」
その時、南原は虚ろになり、はぁはぁと言う荒い呼吸をしていた。
「最強メカクローンッ!!今だッ、やれッ!!」
ドクターマンがそう言った時だった。
最強メカクローンの3面の真っ赤な目が不気味に光ったかと思うと、南原を捕らえていた4臂が一斉に動き出し、南原の体を弄るように動き始めた。首、腕、脇、胸の突起、筋肉質な腹部、そして、双丘。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
更に、残りの2臂の右手は南原のペニスを速度を上げて上下に刺激し、左手は彼のペニスの下に息づく2つの球体をクニュクニュと揉み込む。
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今までとは比べ物にならないほどの電流が南原の体を襲う。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その刺激が、南原を一気に追い詰めた。
「…で…ッ、…出る…ッ!!」
虚ろになった瞳から涙が零れ落ちる。
「…出るッ!!…出る…ッ!!…出る出る出る出るッッッッ!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原の体が大きく仰け反り、腰を頂点にするほどに弓なりになったその時だった。
「…え…?」
突然、最強メカクローンの6臂が全てピタリと動きを止めた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
絶頂に達する瞬間を遮られ、何とも言えないもどかしさが南原を襲う。
「…ぁぁぁぁ…!!」
南原は両足をくっ付けるようにして腰を引き、モジモジとしていたが、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫し、地面に寝転んだかと思うと、その場で狂ったようにゴロゴロと転がった。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
剥き出しになったペニスを両手で押さえ、苦しそうに叫ぶ。
「愚か者めッ!!そんなに簡単にバイオ粒子を放出させてやるものかッ!!」
モニターを見つめていたドクターマンの目が大きく見開かれ、血走っている。
「今までの散々の恨み、徹底的に晴らしてやるッ!!そのためには、ブルースリーッ!!貴様には徹底的に苦しんでもらうぞッ!!バイオ粒子をこれでもかと言うほどに濃縮させるためになああああッッッッ!!!!」
ドクターマンの声が聞こえなくなるかならないかの時、最強メカクローンは床をゴロゴロと転がっている南原を再び立ち上がらせると、同じように背後から彼を固定する。そして、さっきと同じように4臂は南原の体を弄り始め、残りの2臂はペニスとその下に息づく2つの球体を執拗に刺激し始めたのだ。
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原は体を仰け反らせて絶叫する。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音はますます大きくなって行く。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めて…ッ、…くれええええええええええええええええ…ッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
南原の悲痛な叫び声が、閉鎖空間に響き渡った。