ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第2楽章 第9話
ジンマーに両手両足、体をガッチリと押さえ込まれ、大の字に立っているイエローライオン・大原丈。
「…く…ッ!!」
顔を真っ赤にし、目を少しだけ潤ませてブルブルと小刻みに体を震わせる。光沢のある鮮やかな黄色と白色を基調としたイエローライオンのスーツ。その筋肉質な胸の突起部分は丸く光沢を失っていた。
そして、丈のガッシリとした2本の足の付け根部分に息づく、丈の男としての象徴・ペニス。それが今、同じように光沢を失ったイエローライオンのスーツの中で臍へ向かって大きく勃起していたのだった。
「…プッ!!」
ボクの横で、堪えきれなくなったのかオブラーが遂に吹き出し、
「…アヒャッ、…ヒャーッハッハッハッハ…!!」
と、下衆な笑い声を上げ始めた。
「…フフッ!!」
ボクもその光景に目を輝かせた。
クランチュラが持っていた耽美なストーリーのコミック本。その中の男の1人が今、目の前にいるイエローライオンのようにペニスを勃起させ、ビクン、ビクン、と脈打たせていた。そして、それを見ていたもう1人の男が欲情し、その男を陵辱する、と言うようなストーリーだった。それが今、ボクの目の前で行われようとしていたのだ。
「…す、…凄いよッ、丈ォッ!!」
目を輝かせて豪が言う。
「丈のチンポ、大きいんだね!!凄く太くて長い!!それに、先端なんかきれいに剥けてるんだねぇ…!!」
そう言いながら、オブラーはゆっくりと丈のペニスの目の前にしゃがみ込んだ。すると、
「…そッ、そんなにジロジロ見んなああああッッッッ!!!!バッカ野郎オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と丈が怒鳴る。
「…フフッ!!」
オブラーは丈を見上げると、
「…ねぇ、丈。…君のチンポ、随分と黒いんだね。余程、使い込んでいるって言うことかな?…あ、じゃなくって、自分で毎晩やってるのかな?」
と、意地悪い顔付きでそう言った。
「…ご…ッ、…豪オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「アハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
丈の怒鳴り声と、オブラーの下衆な笑い声が同時に響く。その時、オブラーはスクッと立ち上がったかと思うと、
「やれッ、ジンマーッ!!丈のエネルギーを搾り取るんだッ!!そして、丈を腑抜けにするんだッ!!」
と言って、ボクのところへ戻って来た。
「…や、…止めろ…ッ!!」
丈の目の前に再びあのジンマーがしゃがみ込む。そして、
ジュボッ!!
と言う音を立てて、口の部分に作られている丸い穴の中に丈のペニスをイエローライオンのスーツごと填め込んだ。
ジュブッ!!ジュブウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
淫猥な鈍い音が聞こえたその瞬間、
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と丈が悲鳴を上げ、体を大きく仰け反らせた。そして、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が一定のリズムを刻み始めた時、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
と、丈は短い悲鳴を上げ始めた。
「…ククク…!!」
オブラーは目をギラギラと輝かせ、その光景を満足気に見つめている。
「…ご…ッ、…豪…オオオオ…ッッッッ!!!!」
「苦しめ、丈ッ!!君を僕だけのイエローライオンにするために、君には完全に腑抜けになってもらうよッ!!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
丈が目を大きく見開き、腰をガクガクと痙攣させる。
「…いいのかい?」
その時、ボクはオブラーに尋ねていた。
「君の大事なイエローライオンを、あんな下級の戦闘員の好きにさせても…?」
「…フンッ!!」
その時、オブラーは鼻で笑った。
「すぐに僕だけのものになるんだ。だったら今は、ジンマーなんて言う、僕達の命令しか聞けないクズも同然の戦闘員のようなヤツに陵辱される屈辱を味わわせた方が楽しいよ。その方が、丈のプライドも何もかもをズタズタに出来る。…それに…」
不意にオブラーがニヤリと笑った。
「僕はこうなることを想定していた。そして、そのために更に仕掛けを作ったのさ!!」
「…仕掛け?」
ボクが眉間に皺を寄せ、オブラーに尋ねたその時だった。
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」
突然、丈が素っ頓狂な声を上げ、腰を更に激しくガクガクと前後に揺り動かし始めた。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…なッ、…何…だ…ッ!?」
目をカッと見開き、呆然とオブラーを見つめる丈。
「…ククク…!!」
オブラーは低く笑っている。そして、
「…どうやら、気付いたようだね…!!」
と言うと、
「ジンマーッ!!丈のチンポをゆっくり、口から出すんだッ!!」
と大声を上げた。
その途端、丈のペニスを口の中で刺激していたジンマーの頭がピタリと動きを止めた。
「…ッ、…あ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!?」
快楽の電流を突然止められ、丈はビクンと大きく体を跳ねらせたかと思うと、ブルブルッと体を震わせた。そして、
「…んく…ッ、…ぐ…ッ!!…ふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
と、顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて呻き声を上げた。その筋肉質な双丘がキュッ、キュッ、と収縮運動を繰り返している。
「…ククク…!!」
「…なぁ。…お前、一体、あのジンマーに何をしたんだ?」
ボクはやや苛立ってオブラーに尋ねる。そして、オブラーが、
「お前が何かをしたのは分かっていた。それを僕は調べた。そして、ジンマーの顔の表面が壊れ、中のロボット然そのものの顔が飛び出す仕組みを知ったのさ。…でも…」
と言った時だった。
…ジュブ…ッ!!
「…あ…ッ!!」
丈がビクンと体を跳ねらせ、その視線を足元へ向けた。そして、
「…止…めろ…!!」
と俄かに声を震わせ始めた。
…ジュッ!!…ジュブ…ッ!!
「…たッ、…頼む…ッ!!…それだけは…ッ!!」
「…ジンマーの顔が…、…少しずつ下がっている?」
「…ククク…!!」
丈のペニス。ジンマーの口の中に含まれていたそれが少しずつそこから離れ始めている。しかも、イエローライオンのスーツに包まれていれば白色のはずなのに、今、見え隠れしているのはどす黒く、そして、それを包み込むように黒い細い線が何本も見えていた。
ジュブジュブッッッッ!!!!ジュブジュブッッッッ!!!!
「…止めろ…ッ!!…止めて…、…くれ…ッ!!」
「…さぁ、…もう少しだ…!!」
オブラーの目がギラギラと輝き、口元には不気味な笑みが広がっている。
ジュブジュブジュブジュブッッッッ!!!!ジュブジュブジュブジュブッッッッ!!!!
「…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジンマーの口から出て来る丈のペニス。どす黒いものから徐々に真っ赤に腫れ上がった先端が見え始めた。そして、
ジュブッ!!
と言う短い音が聞こえたその瞬間、
ビイイイイイイイインンンンンンンンッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音と共に、丈の剥き出しになったペニスが露わになったのだった。