ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第5楽章 第8話
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
くすぐったい音が辺りに響き、
「…ん…ッ!!…んん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
と、顔を真っ赤にしたサイゾウが呻き声を上げる。
「…は…ッ、…ああ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュッ!!チュルッ!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
時折、お互いの舌が開かれた口の中で絡み合い、そこに空気が触れ、くすぐったいと言うよりも淫猥な音がわき起こる。
「…いいわねェ…!!…素敵だわ…!!」
貴公子ジュニアは目をキラキラと輝かせ、乙女のように頬を赤らめている。
「同じ顔を持つ者がキスをするのよッ!?滅多に拝めない光景だわッ!!」
そう言った時、貴公子ジュニアはふと寂しげな表情を浮かべ、
「…アタシも入れて欲しいわ…」
と、ぼそっと呟いた。
「…まぁ、…そりゃ、そうだろうな…」
ボクはふぅ、と溜め息を吐いてそう言った。
「双子でもない限り、同じ顔同士でキスをすることはないだろうし…。…それに、お前の顔を見ていれば、恋する乙女と言ったところだもんな…」
「何よッ、アンタッ!!感情が薄いわねッ!!」
そんなボクを見て、貴公子ジュニアが目を見開いて怒鳴って来た。
「少しは感動しなさいよッ!!滅多に見られるモンじゃないんですからねッ!!」
「…はいはい…」
本当にどうでもいい。あくまでもボクの目的は歴史の改変なんだから。
と言うか、その時、ボクは自分自身の感情に驚いていた。この変態オッサンの表情を見て、恋だの、寂しいだの…。いつの間に、そんな感情を知ったのだろう…。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
目の前では未だに耽美と言う世界が繰り広げられていた。
「…ククク…!!」
暫くしてクチュクチュと言うくすぐったい音が止み、もう1人のサイゾウの低い笑い声が聞こえて来た。
「…おいおい。どうしたんだよ、サイゾウ?随分と感じてしまっていたようだな…!!」
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
顔を真っ赤にしたサイゾウは荒い呼吸を繰り返している。その目は虚ろになり、とろんとした表情でもう1人の自分を見つめていた。
「…フフッ!!…ちょっと刺激が強すぎたか?」
そう言うと、もう1人のサイゾウはサイゾウの背中へ左腕を回し、サイゾウの体を抱き寄せるようにした。そして、右手でサイゾウの男としての象徴を静かに撫で始めたのだ。その途端、
「ふああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う艶めかしい声を上げて、サイゾウが体を仰け反らせた。
「…フフッ!!…かわいいな、お前…!!」
もう1人のサイゾウは目をギラリと光らせると、今度はサイゾウの未だに大きく勃起しているペニスを握り、ゆるゆると上下に刺激し始めた。
…グチュッ!!…グチュッ!!
1度絶頂に達したそこはぐっしょりと濡れ、淫猥な臭いを放っている。そして、そこに残された淫猥な液体が、もう1人のサイゾウが刺激することによってグチュグチュと音を立てていた。
…グチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
もう1人のサイゾウの手の動きに合わせるかのように、淫らに喘ぐサイゾウ。その体が何度も何度も仰け反り、頭を左右にぶんぶんと振る。
「気持ちいいのか、サイゾウ?」
もう1人のサイゾウがそう尋ねると、
「…ッッッッ!!!!」
と、サイゾウは目をギュッと閉じ、懸命に頭を左右に振る。
「そのわりには、お前のチンポ、カチカチなんだけどなぁ…!!」
「…いッ、…言うなよ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
「…じゃあ…」
その時、もう1人のサイゾウは後ろにいた2人のドロドロに目配せした。すると、2人のドロドロの腕が伸びて来たかと思うと、サイゾウの両胸の突起を再びクリクリと刺激し始めたのだ。
「んああああッッッッ!!!!んああああッッッッ!!!!んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
サイゾウはビクビクと体を痙攣させ、さっきよりも甲高い声で喘ぐ。
「…も…ッ、…もう…ッ!!」
その目からぽろぽろと涙が零れ落ちる。
「…もう…ッ!!…嫌だああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!」
もう1人のサイゾウは低く笑うと、サイゾウのニンジャブルーのスーツのペニスの部分に手をかけた。そして、
「…行くぞ?」
と言った時、そこを思い切り左右に引っ張った。
「…え!?」
サイゾウが驚いて声を上げたのも束の間、
…ビッ!!ビィィィィッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえた時、
…グジュッ!!…グジュウウウウッッッッ!!!!
と言う淫猥な音と強烈な臭いと共にそこからサイゾウの大きく勃起したペニスが飛び出し、臍へ向かって真っ直ぐに勃ったのだ。
「…うう…ッ!!…うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ほう…」
「…あらあら…」
サイゾウともう1人のサイゾウ、そして貴公子ジュニアが三者三様の反応を示す。
「…みッ、見るなああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
サイゾウが泣き叫ぶ。だが、もう1人のサイゾウは、
「…かわいいな、サイゾウ。…お前のチンポ、まだまだ皮がかぶったままじゃねぇかよ…」
と言うと、ゆっくりとサイゾウの目の前に屈み込んだ。
「…な…ッ、…何を…ッ!?」
サイゾウの声が震える。
「…止めて…!!…酷いこと、…しないで…!!」
「…フッ!!」
もう1人のサイゾウがニヤリと笑うと、
「こうするんだよ…!!」
と言い、サイゾウのペニスをパクリと口に含んだ。
「あッ!!」
サイゾウはビクンと体を跳ねらせ、硬直させる。
ジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音が辺りに響き始めたその瞬間、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
と、サイゾウが短い喘ぎ声を上げ始めた。それと同時に、サイゾウの両脇にいた2人のドロドロは執拗にサイゾウの体を撫で始めたのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
もう1人のサイゾウの口の中で、サイゾウのペニスがビクビクと暴れる。そして、その蕾のようになった先端からはドクドクと淫猥な液体を溢れさせる。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…も、…もう…ッ!!」
上から下から全身を刺激され、サイゾウは限界に達していた。
今まで感じたことのない、どうしようもないほどのもどかしさと快楽の波がサイゾウを一気に押し流した。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…ま…ッ、…また…ッ!!」
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…イッ、…イク…ッ!!」
呻くようにそう言った時だった。サイゾウの腰がビクッ、ビクッ、と何度も前後に動き、筋肉質な双丘が小刻みに収縮運動を繰り返したその時、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と言う音を立てて、サイゾウのペニスから再び淫猥な液体が飛び出した。
…ゴクッ!!…ゴクン…ッ!!
その時、もう1人のサイゾウの喉が大きく動き、サイゾウの淫猥な液体を飲み込んで行ったのだった。