ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第6楽章 第9話

 

 ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 さっきよりも強烈な振動音が辺り一帯に響き渡ったその瞬間、

「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と言う健太の絶叫が響き渡った。

「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…い…ッ、…痛…って…ええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 顔を真っ赤にし、ブルブルと体を震わせて絶叫する健太。その目から涙が零れ、首筋には血管が浮き出ている。

「…ククク…!!…苦しめッ!!もっと苦しめッ!!

 大輔が真っ赤に光る目をギラギラとさせ、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべてその光景を見ている。そんな大輔の2本の足の付け根部分に息づく、大輔の男としての象徴であるペニスも大きく勃起し、制服のズボンの前を大きく張り出させていた。そして、健太と同じようにてらてらと照り輝く淫猥な液体を溢れさせていたのだった。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 今ではすっかり光沢を失っているメガレッドの赤色のスーツに浮き出た健太の男としての象徴・ペニス。その大きく、長く、太いそれの両横に魔改造された電動マッサージ器を2本同時に当てられ、今まで以上に強烈な刺激を加えられている。そして、健太の体を覆っている白い靄のようなものが健太の全身の感度を更に上げているようだった。

「…ぐ…ッ、…ぐうううう…ッッッッ!!!!

「フフッ!!健太ぁ。健太のチンポの先端、また膨らんで来たよ?…またイッちゃうのかなぁ?」

「…あ…あ…あ…あ…!!

 下腹部から込み上げて来るドクドクとした感覚。1度目よりも強烈な刺激を与えられ、健太のペニスはあっと言う間に追い詰められた。そして、その感覚がペニスを伝って来た時、

「…んまッ、…またッ!!…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!

 と、健太は呻くように言った。と同時に、健太のペニスがビクビクと大きく脈打ち、

 ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

 と、相変わらず濃白色な淫猥な、強烈な臭いを放つ液体が健太のペニスからメガレッドのスーツを突き破るような勢いで飛び出し、ビチャビチャと音を立てて健太の体の上、体の周りに飛び散った。そして、それは健太の体が再びあの白い靄のようなものに包まれることを意味し、

「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と言う甲高い叫び声と共に、健太のペニスから飛び出した淫猥な液体がその白い靄と共鳴するかのように白く輝き出し、電動マッサージ器の中へと吸い込まれて行った。

 

「オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 デスネジロではジャビウスT世の不気味な悲鳴が相変わらず響き渡っている。

Dr.ヒネラーッッッッ!!!!ドウナッテイルノダアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!??…クッ、…苦シイッッッッ!!!!…ナッ、…何トカ…、…シロオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!

「…」

 だが、Dr.ヒネラーはそんなジャビウスの叫び声を無視するかのように、ただ宙の1点を見つめている。

「…おい…」

 ボクは声をかけた。

「…あいつ…。…ジャビウスT世とか言ったっけ?…凄くうるさいんだけど…!!

「…フンッ!!

 Dr.ヒネラーが鼻で笑う。

「放っておけば良い。どのみち、ジャビウスはこのまま自滅の道を辿る。そうなった時、運命の女神は私に微笑むのだ!!…ククク…ッ、…アーッハッハッハッハ…!!

「…ふぅん…」

 運命の女神。それってボクのこと?

「んま、どうでもいいっか…」

 そう呟くように言うと、1人高笑いしているヒネラーを残し、その場を後にした。

 

「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!

 今、健太は地面の上に大の字になって横たわっていた。

「…く…ッ!!

 目は虚ろになり、額には大粒の汗が浮かんでいる。その口からは涎が零れ落ちた痕があり、何ともだらしのない表情をしていた。更に、その、子供と大人との間にある中途半端に成長した体を覆っていたメガレッドのスーツは最早、スーツとしての機能を失い、そのあちこちから健太の肉体が見えていた。

「…良い眺めだね、健太ぁ…!!

「…大…、…輔…ぇ…」

 はぁはぁと荒い呼吸をし、最早、大輔をも睨み付けるような気力さえなさそうだ。

「…ねぇ、健太ぁ…」

「…な…んだよ…?」

 大輔の目がギラギラと輝き、ニヤニヤと不気味な笑みを浮かべている。そんな大輔が、健太の股の間にどっかりと腰を下ろした。その目の前には、メガレッドのスーツの中で未だに大きく勃起している、健太の男としての象徴・ペニスが。

 …グジュッ!!…グジュウウウウ…ッッッッ!!!!

 健太のペニスがビクビクと大きく脈打つたびに、淫猥な液体が滲み出して来る。

「…健太のチンポ、見せてよ…!!

 そう言いながら、大輔はメガレッドのスーツに手をかける。すると健太は、

「…い…、…嫌だ…!!

 と声を震わせる。

「…たッ、…頼む…ッ!!…それだけ…は…!!

 だが大輔はニヤニヤと笑いながら、

「…行くよ?」

 と言ったかと思うと、カッと目を見開き、健太のスーツのその部分を思い切り左右に引っ張ったのだ。

 …ビッ!!…ビィィィィッッッッ!!!!

 鈍い音と同時に、

 ビイイイイイイイインンンンンンンンッッッッッッッッ!!!!!!!!

 と言う音が聞こえるかのように、健太のペニスがスーツの中から勢い良く飛び出し、ブラブラと揺れた。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 あっと言う間の出来事に、健太はただ短い声を上げて困惑している。

「…うわぁ…」

 初めて見る親友のペニス。しかも通常の大きさではなく、大輔自身が散々刺激を与えたせいで大きく勃起している状態だ。

「…健太のチンポ…、…大きい…!!…太くて、長くて…、…すっごく硬い…!!

 大輔は健太のペニスを直接握ってみる。

「んッ!!

 その刺激に、健太はビクリと体を跳ねらせる。

「…大…輔…」

「…先端はきれいな形をしているんだね。…真っ赤で、凄くいやらしい形をしてる…。…僕のよりも大きいし、…凄い…!!

 そう言いながら、大輔は健太のペニスを何度か上下に動かしてみる。

 …グジュッ!!…グジュッ!!

 その動きに押し出されるかのように、健太のペニスの鈴口からはトロトロと淫猥な液体が溢れ出し、その太い茎を伝って流れ落ちて行った。その頃になると、大輔は意地悪い表情から一転、何かを思い詰めるような、切ない表情を浮かべていた。

「…健太…」

「…ッ!?

 ドクンッ!!

 大輔の表情を見た時、健太は心臓が大きく高鳴ったのが分かった。

「…だ…、…い…す…、…け…?」

「…欲しい…」

「…え?」

 言うが早いか、大輔の頭が動いたかと思うと、健太のペニスを口の中に含んでいた。

「…あ…ッ!!

 その瞬間、健太は目を大きく見開き、体をビクリと跳ねらせた。

 …ジュボッ!!…ジュボッ!!ジュボッ!!

 淫猥な音が聞こえ、健太のペニスに何とも言えない快楽の電流が流れる。

「…ん…ッ!!…んふ…ッ!!

 大輔の頭が上下にゆっくりと動き、口の中に含まれている健太のペニスを優しく愛撫する。

「…あ…ッ!!…ああ…ッ!!

 その余りの心地良さに、健太は呆然としてしまっていた。

 

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