ヒーローが戦闘員に陵辱される抒情詩 第6楽章 第11話
信じられない光景が広がっていた。
「…これが…。…これが、オレの本当の姿…!?」
ぐったりと地面に横たわったメガレッド・伊達健太。その目の前に立ち尽くす大輔。その大輔の体には明るい紫色の全身タイツのようなものが覆い、その腹部から両腕にかけては黄色のラインが施されている。手足には真っ白なグローブとブーツが填められ、大輔は今、ネジレジアの戦闘員であるクネクネと同じ姿をしていたのだった。
「それが、大輔が心の奥底にあった欲望を開放した姿だ!!」
シボレナが目をギラリと輝かせてそう言った。
「…何で…、…だよ…!?」
信じられないと言う表情で大輔を呆然と見つめる健太。その目からぽろぽろと涙が零れ落ちた。
「…何でだよ…!?…大輔エエエエエエエエエエエエエエエエッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「簡単なことだよ、健太」
大輔が健太に向かって話しかけた。その目は相変わらず真っ赤にギラギラと光っている。そして、その口元には不気味な笑みが浮かんでいた。
「…オレは、ずっと前から健太のことが好きだったのさ。健太に愛されたい、健太を独り占めしたい…。そんな時、健太がオレに、健太がメガレッドであることを教えてくれた。誰にも教えてはいけない秘密を、オレだけに教えてくれた。オレは、健太に特別扱いされていることが本当に嬉しかったんだ。健太がメガレッドに変身して戦う姿が本当にカッコ良くてさ…。そしたらいつの間にか、そんな健太を襲いたい、犯したい、陵辱したいと思うようになったのさ!!」
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
健太の絶叫が辺りに響き渡った。
「…健太?」
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
健太が荒い呼吸をし、顔を起こして大輔を睨み付けている。
「…だから…って…!!…だから…って…、…ネジレジアに…、…魂を売って…、…どうすんだよオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!??」
「じゃあ、健太はオレを受け入れてくれた?」
「…ッッッッ!!!!」
「…ほら…。…やっぱり言葉に詰まるじゃん…」
その時、大輔がゆっくりと歩き始める。そして、健太のもとへ行き右足を振り上げると、メガレッドのスーツから飛び出した未だに大きく勃起したままの健太のペニスを思い切り踏み付けたのだ。
ドゴオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!
鈍い音と共に、
「ぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と健太が叫び、体をくの字に折り曲げた。
「…だ…ッ、…大…輔…ッ!?」
「お前が悪いんだッ、健太ッ!!お前が思わせぶりな態度を取るからッ!!お前はッ!!お前はッ!!オレだけのメガレッドになればいいんだああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
健太のペニスの上に載せた右足を小刻みに動かし、踏み躙るようにする大輔。その強烈な痛みに、健太は顔を真っ赤にして絶叫する。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「止めよッ、大輔ッ!!メガレッドにとどめを刺すのだッ!!」
シボレナはそう言うと、傍に控えていたクネクネ数体をクイッと顎でしゃくる。すると、そのクネクネ達は健太と大輔の間に割り込み、健太を無理矢理立たせると背後から羽交い絞めにする。そして、ボロボロに切り裂かれたメガレッドのスーツから飛び出した健太の両胸の突起をクリクリと刺激し始めたのだ。
「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
地獄の痛みから急に快楽を与えられ、健太は思わず素っ頓狂な声を上げ、体を仰け反らせる。
「…ククク…!!」
その光景を見ていた大輔がニヤリと笑った。その両手にはあの電動マッサージ器が。そして、それを健太のペニスの両側面に宛がった。
「…健太ぁ…」
「…止めろ…!!…頼む…ッ!!…もう…、…止めて…くれ…!!」
「…行くよ?」
一言短くそう言うと、大輔は2本の電動マッサージ器の、それぞれの赤いボタンを押した。その途端、
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う強烈な振動音が辺り一帯に響き渡り、
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う健太の絶叫が響き渡った。
「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
両胸の突起はクネクネに、そして、ペニスは大輔に握られた電動マッサージ器によって徹底的に刺激される健太。それはつまり、健太が絶頂に達するのにさほど時間がかからないことを意味していた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太の腰がガクガクと前後に激しく痙攣する。そして、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と絶叫した次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と物凄い音を立てて、健太のペニスから大量の濃白色な強烈な臭いを放つ液体が再び飛び出した。そして、それは白い靄となり、電動マッサージ器に吸い込まれて行った。
「オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
同じ頃、ネジレジアではジャビウスT世の不気味な叫び声が響いていた。
「…クッ、…苦シイ…ッ!!…Dr.ヒネラーッ!!…ヒネラアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…ククク…!!」
だが、Dr.ヒネラーは目をギラギラと輝かせ、相変わらず笑っているだけだ。
「…もうすぐだ…。…もうすぐ、ジャビウスは死ぬ…ッ!!」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太は顔を真っ赤にし、目からは涙、口元からは涎を零し、悶え苦しんでいる。
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
メガレッドのスーツを突き破って飛び出した健太のペニスは最大限にまで勃起し、その真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からは濃白色な淫猥な液体を後から後から溢れさせる。
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…とッ、…止まら…ねええええ…ッッッッ!!!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ひぎぃいいいいああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れる…ッ!!…オレのッ、…オレのッ、…チンポが…ッ!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
「ぐぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
一際不気味な悲鳴が響き渡ったその時、
グシャッ!!ガラガラ…ッッッッ!!!!ドンッ!!ガアアアアアアアア…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う、何かが崩れる音が聞こえた。
「ヤッタッ!!遂にやったぞオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
Dr.ヒネラーが歓喜の声を上げ、目を輝かせる。
「…遂に…ッ!!…遂にッ、ジャビウスを倒したぞッ!!…これでッ!!…これでッ!!…ネジレジアは名実共に私のものになったのだああああッッッッ!!!!アァッハハハハハハハハ…!!」
薄暗い一室で、ヒネラーは一人、いつまでも笑い続けた。
「…」
何度絶頂に達しただろう。
健太は今、地面に再び仰向けに倒れ、その胸を大きく上下に動かしていた。その瞳は虚ろになり、どこを見ているか分からないほどだった。
「…くたばったか…」
ユガンデが言う。
「無理もない。あれだけエネルギーを放出したのだからな。となれば、今、目の前にいるメガレッドは最早、抜け殻も同然」
そう言うと、ユガンデはダークサンダーを振り上げた。
「オレがとどめを刺してやるッ!!」
「…待てよ…!!」
その時、大輔が声を上げていた。
「…大輔?」
シボレナも訝しげに大輔を見ている。
「…ククク…!!」
大輔は相変わらず目をギラギラと輝かせ、不気味に笑っている。
「…コイツは…。…健太は…。…オレの奴隷にする…!!」