女王の妖魔術U 第4話
…チュッ!!…チュッ!!
唇を重ね合わせる優しいキス。豹の唇が黄山の唇に触れ、触れては離れ、触れては離れを繰り返す。
「…先…輩…。…黄山…、…先輩…」
…チュッ!!…チュッ!!
そうしながら豹は、光沢のある鮮やかな黄色のデンジイエローのスーツに包まれた黄山のうっすらと筋肉が付いた体を、バルパンサーの真っ白なグローブ包まれた右手でゆっくりと撫で続ける。
チュクチュクッ!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
少しずつくすぐったい音が淫猥な音へと変わって行く。
「「…ぉぉおおおおぉぉ…!!」」
その光景を水晶越しに見つめていた2人のヘドリアンが目を輝かせ、同時に声を上げた。
「さすがはバルパンサーじゃ!!自身の捻じ曲がった想いをぶつけ始めておるわ!!アァッハハハハハハハハ…!!」
未来のヘドリアンがそう言うと、
「ンンッフフフフ…!!」
と、今度は過去のヘドリアンが含み笑いを始める。
「…デンジイエロー…。…夢の中でさぞや、いい思いをしているのであろうな…!!」
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
豹は黄山の口の中へ自身の舌を捻じ込み、黄山の口腔内を隈なく蹂躙する。
「…ん…ッ!!…んん…ッ!!」
時折、豹は顔を歪めながら、懸命に黄山に愛撫を繰り返す。そして、その左手で自身の2本の足の付け根に息づく、豹の男としての象徴であるペニスとその下に息づく2つの球体を揉みしだいていた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
大きく見開いた目をギラリと光らせ、荒い呼吸を繰り返す豹。
「…先輩…!!…もう…ッ、…我慢…出来ない…ッ!!」
その時、豹は黄山の体の上で、伸し掛かるように四つん這いになった。そして、再び唇を重ね合わせたのだ。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
すぐに聞こえて来るくすぐったく淫猥な音。その右手は黄山の体を撫で続けている。
「…ククク…!!」
豹がニヤニヤと笑う。
「…こんなにいやらしいことをされているのに、先輩は起きないんですにぃ!!」
豹の右手はその時、黄山の筋肉質な胸の突起に浮き出た2つの突起のうち、左の突起をクリクリと刺激していた。
「…じゃあ…、…もっと気持ち良くしてあげますよ、先輩ッ!!」
そう言うと、豹は今度は顔を黄山の胸へと近付ける。そして、その右側の突起にキスをした。
…チュッ!!
そこが丸い円を描くように染みになる。
…チュッ!!…チュクチュク…ッ!!…チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
豹の舌先がクチュクチュと言う淫猥な音を立てながら黄山の右胸の突起を舐め上げる。くすぐるように小刻みに動いたかと思えば、ベロンと舐め上げるようにしたり。同じように左胸の突起は豹の指が同じように小刻みに刺激をしている。
「…」
黄山は相変わらずすぅすぅと言う寝息を立て、一定のリズムでその胸を上下させているだけだ。だが、そんな黄山の体に、変化が見られる場所があった。
「…フフッ!!」
それを見た豹は思わず笑みを漏らす。
「先輩もやっぱり男だったんですにぃッ!!」
黄山の2本の足の付け根部分。黄山の男としての象徴・ペニス。それが今、大きな山を作り出してデンジイエローのスーツの前の部分を押し上げていたのだ。
「ひょひょおおおおッッッッ!!!!先輩のチンポ、デッケェッ!!」
素っ頓狂な声を上げると、豹は黄山のその部分へ手を伸ばし、優しく包み込んだ。
「ひょひょ…!!」
息を飲み込む。
「…先輩のチンポ…。…大きいし、長いし、太い…!!…それに、…滅茶苦茶硬いし…、…熱い…!!…タマなんか滅茶苦茶大きいし、凄いボリュームだ…!!」
ゆっくりと、その感触を楽しむように黄山のペニスとその下に息づく2つの球体を撫でたり揉んだりを繰り返す。
「…先輩…」
顔を赤らめ、うっとりとした、いや、どこか寂し気な表情を浮かべて黄山を見つめる豹。
「…先輩のエネルギー…。…オレが貰い受けますッ!!…でも…、…その前に…」
黄山のペニスとその下に息づく2つの球体を優しく愛撫しながら、豹は黄山の顔へ自身の顔を近付けると、再びキスをした。そして、心地良い寝息を立てている黄山の口の中へ、舌を捻じ込ませたのだ。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
くすぐったい淫猥な音が再び聞こえ始める。そうしながら、豹は黄山の大きく勃起したペニスを握ると、ゆるゆると上下に動かし始めた。
…ザワッ!!…ザワザワ…ッ!!
黄山のスーツが擦れる音が聞こえて来る。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
豹の舌が、黄山の口腔内を隈なく蹂躙する。
その時だった。
ビクッ!!
突然、黄山の体が大きく痙攣した。と同時に、
…グチュッ!!…グチュグチュッッッッ!!!!…グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が黄山の下半身から聞こえ始めた。
「…ククク…!!」
そこを見た豹が低い声で笑い始める。
「先輩ぃ…。…夢の中でどんなことをされているんですかにぃ…!!」
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音が大きくなる。
黄山の2本の足の付け根に息づく、黄山の男としての象徴・ペニス。デンジイエローのスーツの中で一際その存在感を浮き立たせたそれの先端はぐっしょりと塗れ、淫猥にてらてらと照り輝いている。
「…先輩…。…先端の形が凄く綺麗なんですね…。…先端が物凄く膨らんでいるし、綺麗な括れをしているし…。…凄くエッチです…!!」
そう言った時、豹は自身のペニスを見た。そして、一瞬、泣きそうな表情をしたかと思うと、
「…先輩の…ッ!!…先輩のチンポなんて…ッ!!」
と言いながら、黄山のペニスを黄山の体と垂直になるように持ち上げた。
「こうしてやるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そう言った途端、豹の頭が物凄い勢いで動いたかと思うと、
ジュボッ!!…ジュッ、…ジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音と共に黄山のペニスを口に含んだのだ。
「アァッハハハハハハハハ…!!」
未来のヘドリアンが狂ったように笑い声を上げ、その目をキラキラと輝かせる。
「いいぞ、バルパンサーッ!!そうじゃッ!!そうやってデンジイエローが気付かぬうちに、そのエネルギーを徹底的に搾り取るのじゃッ!!アァッハハハハハハハハ…!!」
「そんなに上手く行くものじゃろうか…」
その時、過去のヘドリアンが不安そうな表情を浮かべた。すると、未来のヘドリアンは、
「何を心配しておるか。もとはと言えば、私はそなたぞ?バンリキ魔王のせいでベーダー一族は蹂躙されたのじゃ!!そのストレスもあり、そなたは極度の不安症になっておるだけじゃ!!」
と言い、再び水晶の中を覗き込んだ。
「安心するが良い。私の妖魔術で、必ずや、ベーダー一族を復活させてやるからのう…!!」