女王の妖魔術U 第20話
「バルパンサー。デンジイエローはそなたの好きにして良いぞ…!!」
過去のヘドリアンが冷酷にそう言った時、
「ええッ!?いいんですかッ!?ひょひょ〜ッ!!」
と、豹は素っ頓狂な声を上げ、ギラギラと真っ赤に輝く目を更に真っ赤に光らせた。そして、
「じゃあ、先輩ッ!!今度はオレが気持ち良くしてあげますからにぃッ!!」
と、ニタァと不気味な笑みを浮かべて言ったのだ。
「…や…、…めろ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返す黄山。だが、その意識はかなり朦朧としており、体もまともに動かせずにいる。
「フフッ!!そう言いながらも、先輩のおチンポ、相変わらずビンビンですにぃッ!!」
「…う…、…あ…、…あぁぁ…!!」
そうなのだ。
デンジイエローの光沢のある鮮やかな黄色のスーツから飛び出した、黄山の男としての象徴・ペニス。それは相変わらず、黄山の体と垂直に勃起し、ビクンッ、ビクンッ、と大きく脈打っている。そして、真っ赤に腫れ上がった先端からはトロトロと淫猥な液体が溢れ出し、ペニスを伝って零れ落ちていた。
「…ククク…!!」
ユメバクラーが目をギラリと光らせ、不気味に笑った。
「デンジイエローは相当な量のエネルギーを放出している。最早、抵抗する気力さえないだろうなぁ…!!」
「アァッハハハハハハハハ…!!そろそろ楽にしてやるとするかのう…」
過去のヘドリアンがそう言うと、ちらりと未来の自分を見た。
「…本当に…、…良いのじゃな?」
それが何を意味しるのか理解している未来のヘドリアンは、
「構わぬ。ベーダー一族を復興出来るのであればな。そして、ベーダー一族を復興出来ると言うことは、過去の歴史が変わると言うことじゃ。それはつまり、今の私が消えることになる。だが、ベーダー一族を復興出来るのであれば、今の私は消えても構わぬ!!」
と、強い眼差しでそう言った。そして、
「さぁ、バルパンサー。派手にやっておくれ!!」
と、笑みを浮かべて言ったのだ。
「…ククク…!!」
そんなヘドリアンの言葉に後押しされるように、豹がゆっくりと黄山に近付いて行く。それに対して黄山は、
「…た…ッ、…頼む…ッ!!…ほッ、…本当にッ!!…もう…ッ、…止めてくれ…!!」
と、懸命に後ずさりしようとする。だが、その体は鉛のように重く、地面に密着するように座り込んでいるその双丘すらもまともに動かせる状態ではなかった。
「ひょひょひょひょ…!!」
豹は不気味な笑い声を上げて黄山に近付くと、デンジイエローのスーツから飛び出している黄山のペニスを、バルパンサーの真っ白なグローブでゆっくりと包み込んだ。
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ビリビリとした電流が体中を駆け巡り、黄山は体を仰け反らせて叫ぶ。
「フフッ!!先輩のおチンポ食べるの、久しぶりだなぁッ!!」
「…え?」
いや、もう聞き返さなくてもいいだろう。豹の目はギラギラと輝き、バルパンサーのスーツに包まれている豹のペニスが大きな山を作り出している。
「先輩がグッスリと寝込んでいる時、オレが食べてあげてましたもん!!」
「…う…、…あぁぁ…!!」
「あはッ!!先輩のおチンポ、オレの手の中でビクビクって暴れてますよッ!!そんなに食べてほしいんですかにぃッ!!」
豹は嬉しそうに声を上げると、その顔をゆっくりと黄山のペニスに近付けて行く。
「…じゃあ…、…行きますよ…?」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その光景を、黄山は怯えた表情で見下ろしている。その間も、豹の口がゆっくりと開き、黄山のペニスの先端が消えて行く。そして、
「あむッ!!」
と言う声が聞こえたその瞬間、
「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、黄山が喘ぎ声を上げた。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
いきなり頭の動きを早くし始めた豹。その目を大きく見開き、ギラギラと真っ赤に輝かせている。
それだけではない。豹の両手が黄山の両胸の突起をもクリクリと小刻みに刺激していたのだ。
「うあッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その刺激に、黄山は大きく喘いだ。
「…や…ッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!豹オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
黄山は豹の頭を引き離そうとする。だが、思うように腕に力が入らない。更に、
「デンジイエロー。もっとお前を気持ち良くしてやろう…!!」
とユメバクラーがその目をギラリと光らせて言うと、
「…ぬうううううううう…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、再び不気味な唸り声を上げ始めたのだ。その途端、
ドクンッ!!ドクンッ!!
と、黄山の心臓が大きく高鳴り、
「はうあッ!?」
と、黄山が目をカッと見開き、体を硬直させた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
体中が熱くなる感覚がした時、
「…フフッ!!…先輩のおチンポ、更に硬くなった…!!」
と豹が少しだけ口を離して言うと、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と再び淫猥な音を立て始めた。
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
ビクッ、ビクッ、と黄山の体が跳ねる。
「…や…、…め…ろ…!!」
口では抵抗するものの、その体がよじれたり、豹の頭を引き離そうとすることもなくなっていた。
「…う…、…うあ…!!」
じんじんとした疼きが下腹部からドクドクと伝わって来る。
「…も…ッ、…もう…ッ!!」
ガクガクと腰が上下に跳ねる。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
豹の頭の動きは一定のリズムを刻み続ける。
「…出る…」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、虚ろな瞳を宙に投げ掛ける。
「…出る…ッ!!」
不意に黄山が目をギュッと閉じ、双丘の筋肉がビクビクと収縮運動を繰り返した。その途端、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブ…!!
と言う鈍い音と共に、黄山の体が大きく痙攣を繰り返した。そして、
…ゴクッ!!…ゴクッ!!
と言う音と共に、豹の喉が大きく動き、黄山のそこから放たれた淫猥な液体を飲み干して行った。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
黄山はぐったりとした表情のまま、肩で呼吸を繰り返す。一方、豹は、
「…あぁ…、…先輩のおチンポ、美味かったぁ…!!」
と、恍惚な笑みを浮かべた。
「ンンッフフフフ…!!」
未来のヘドリアンが低い声で笑い始めた。
「バルパンサー。良かったのう。憧れの先輩からエネルギーを貰えたのじゃ。もう満足であろう?」
その時、未来のヘドリアンは目をギラリと輝かせ、冷酷な笑みを浮かべた。
「…今度はお前自身のエネルギーも、空になるまで捧げるが良い…!!」