慟哭の毒針 第6話
光沢のある鮮やかな黒と白を基調としたスーツに包まれたダイナブラック・星川竜と、同じく光沢のある鮮やかな青と白を基調としたスーツに包まれたダイナブルー・島洋介。それぞれの頭部にはマスクは装着されてはいなかった。
「…な、…何か、恥ずかしいよ…!」
照明に照らされ、お互いの体付きをクッキリと浮かび上がらせるようにキラキラと輝くそれ。そんな様子を見て、洋介が声を上げた。
「いやいや、洋介。凄くカッコイイでござるぞ?」
優しい微笑みを洋介に向ける竜。その時だった。
「りゅッ、竜さんッ!?」
竜の体の一点に目が行った洋介が驚いて声を上げた。
「…あ〜…」
竜は照れ臭そうにポリポリと頭を掻く。
ダイナブラックの、光沢のある鮮やかな白いズボンに包まれた、竜のガッシリとした2本の足の付け根部分。竜の男としての象徴であるペニス。それが今、キラキラと輝く白いスーツの中で大きく勃起し、臍へ向かって真っ直ぐに伸び、その形をクッキリと浮かび上がらせていた。
「…何ででござろうな…。…いつも見慣れた、洋介がダイナブルーに変身した姿なのに…」
そう言いながら、竜は自身の大きく勃起したペニスをダイナブラックのスーツ越しに包み込むと、洋介に見せ付けるようにゆっくりと撫で始めた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
洋介は目を大きく見開き、顔を真っ赤にしてそれを凝視している。
「…竜…さんの…。…竜さんの、…チンポ…が…!!」
そう言う洋介の下半身。ダイナブルーの鮮やかな白色のスーツに包まれた洋介の男としての象徴も大きく勃起し、ビクン、ビクンと脈打たせていた。
「…あぁ…。…洋介…!!…洋介…!!」
虚ろな視線で自身の大きく勃起したペニスを撫で続け、その手の動きによってそれが形を変える。心なしか、竜の腰が目の前に突き出され、洋介を誘っているような感覚さえした。
「…竜さん…!…竜さああああんんんんッッッッ!!!!」
突然、洋介が駆け出して来たかと思うと、竜の逞しい体に強く抱き付いて来た。そして、その右手が竜の大きく勃起したペニスをギュッと握った。その途端、
「んはああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、竜が声を上げ、顔を天井へ向けた。
「…竜さん…!…竜さんのチンポ、…欲しい…!!」
洋介が呟くように言ったかと思うと、体を屈め、竜の筋肉質な2つの双丘に両手を回した。そして、目の前で大きくいきり立っている竜のペニスを食み始めたのだ。
「…あ、…あぁぁ…!!」
竜は顔を赤らめ、甘い吐息を漏らす。その両手は洋介の頭の上に載せられていた。
「…き、…気持ち…いい…!!」
…チュブッ!!…チュブッ!!
洋介の口が動くたびに、くすぐったい音が聞こえ、竜のダイナブラックの白いスーツの、ペニスの先端部分が光沢を失って行く。
「…洋介に、…拙者のエネルギーが、…吸い取られて行く…ようだ…!!」
そう言ったかと思うと、竜はゆっくりと腰を屈め、床の上に大の字に横たわった。
「…え?」
当然、洋介は驚いてそれを見つめる。竜はニヤリとすると、
「好きにしていいぞ、洋介!」
と言い、静かに目を閉じた。
「…竜…さん…」
洋介は竜の名前を呼ぶと、その逞しい体の上に伸し掛かった。
「…竜さん…、…好き…。…大好き…!!」
「…俺もだ…。…洋介…!!」
お互いの顔が近づいて行き、
…チュッ!!…チュクチュク…ッ!!…クチュッ!!
と言うくすぐったい音が響き始める。
「…ん…、…んん…!!」
「…んふ…、…は…ああ…ッ!!」
甘い吐息を漏らし、お互いを求め合うように体をまさぐり合う2人。洋介にいたっては、腰を静かに上下に振っている。
「…あ…、…あぁぁぁ…!!」
竜が甘い吐息を漏らす。
「…お、…俺は、…洋介に…、…犯されている…?」
すると、今度は洋介がニヤリと笑って、
「…お望みとあらば、…犯してあげますよ、竜さんッ!!」
と言ったかと思うと、竜の体の上から下りた。そして、竜の大きく勃起しているペニスをスーツごと握ると、
「あむッ!!」
と言って、それを口の中に頬張ったのである。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音が響き始め、
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、竜が叫び、腰をグンと突き上げる。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音と、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!…く…ッ、…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う竜の叫び声が辺りの喧騒をぶち破る。
「…やッ、…止めろ…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!…よッ、…洋介…ッ!!…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…止めて…くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
洋介が下半身にしっかりと伸し掛かっているため、思うように体を動かせない竜。そんな竜をいいことに、洋介は頭を上下に一心不乱に動かし、竜のペニスをこれでもかと言うほどに責め上げる。舌をねっとりと絡めたり、先端をくすぐるように刺激したりする。
「…ククク…!!」
洋介の目がギラギラと輝く。
「…そんなにお望みなら、…もっと感じさせてあげますよ…ッ!!」
洋介の目がギラリと光り、竜の大きく勃起したペニスを握り直すと、
「そぉれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言うと、それを激しく上下に動かし始めた。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜が体を弓なりにし、首筋に血管を浮き立たせて咆えるように叫ぶ。
「…フフッ!!…随分、カチカチになって来た。…それに、先端が物凄く膨らみ始めてる。…そろそろかな…?」
洋介は嬉しそうに竜のペニスを上下に刺激し続ける。
「さぁ、竜さんッ!!竜さんが出すところ、見せてよッ!!」
「うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
竜は相変わらず雄叫びを上げ続け、腰をバンバンと上下に揺り動かし、その筋肉質な双丘を床に激しく叩き付ける。そして、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、顔を真っ赤にし、眉間に皺を寄せて叫び、腰を一層激しく上下に動かし始めたその時だった。
「…でッ、…出るッ!!…出るッ!!うぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
今までにないほどに腰をグンと突き上げ、絶叫したその瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュク…ッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、竜のペニスの先端の染みが更に広がり、ダイナブラックのスーツを突き破るかのように大量の濃白色な、強烈な異臭を放つ液体が溢れ出し、宙で弧を描いた。そしてそれは、竜の周りや、体の上に真っ白な花を咲かせたのだった。