刹那の夢 第6話
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ダイナブラックのマスクの中で目をカッと見開き、体を硬直させ、ブルブルと小刻みに震わせている竜。
「…南…郷…ッ!?」
光沢のある漆黒のスーツ。その下半身の鮮やかな白色のズボン。その股の間から、黄色のグローブに包まれた右手が飛び出し、そこに息づく竜の男としての象徴であるペニスと、その下に息づく2つの球体を包み込んでいたのだ。
「あはッ!!竜さんのタマ、凄くコリッコリしてるねえッ!!」
ダイナイエローのマスクの中でニヤニヤと笑う南郷。その手が竜のそこを揉み込むようにクニュクニュと動くと、
「あッ!!…あんッ!!…ああ…ッ!!ふおおおお…ッッッッ!!!!」
と、竜は艶めかしい声を上げ、体をビクビクと跳ねらせる。
「…やッ、…止めて…ッ、…下され…ッ!!…南郷…ッ!!」
「え〜?だって、竜さんがオレにいろいろ教えてくれって頼んだんだろう!?」
「…そッ、…そうで…ござる…が…」
顔を真っ赤にし、懸命に南郷の刺激に耐えようとする竜。だが、竜のペニスは南郷の手のひらの中ではちきれんばかりに大きく勃起し、時折、ビクッ、ビクッ、と脈打っていた。
「フフッ!!竜さぁん。まだまだ、こんなもんじゃないよおッ!!」
南郷がそう言った時だった。
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
突然、竜が悲鳴を上げ始めたのだ。
「ほれほれほれほれええええッッッッ!!!!」
南郷の、竜のペニスとその下に息づく2つの球体を包み込んでいる右手が小刻みに振動している。それはつまり、竜のそこ全体に小刻みな振動が与えられることを意味していた。
「ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜は大きな叫び声を上げる。だがすぐに、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と短い声を上げたかと思うと、
「…あ…、…ぐう…ッ!!」
と言って、膝がガクリと折れた。そして、ドサッと言う音と共に目の前で四つん這いになったのだ。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
快楽の電流が竜のそこを襲う。その刺激に体中から力が抜けたのだ。
「フフッ!!竜さぁん、余程、感じちゃったみたいだね!!」
嬉しそうに言う南郷。
「でも、まだまだ、こんなもんじゃないよぉ?」
すると、南郷は、
「竜さん。床に寝転んでよ」
と言った。
「…?…こうで、ござるか?」
何も知らない竜は、ただ、南郷に言われるまま、床の上に仰向けに横たわる。
「フフッ!!罠にかかったね、竜さんッ!!」
「…え?…ちょ、…なッ、…南郷ッ!?」
その時、竜は呆然となっていた。
南郷の2本の足の付け根に息づく、南郷の男としての象徴・ペニス。それは今、ダイナイエローの鮮やかな白色のスーツの中で臍へ向かって大きく勃起し、その形をクッキリと浮かび上がらせていた。それだけではない。その先端部分がぐっしょりと濡れ、赤い先端部分が見え隠れしていたのだ。
「行くよ〜、竜さんッ!!」
はっと我に返った時には既に遅かった。
南郷は竜のガッシリとした両足を足首のところで掴み、持ち上げると、その間に右足を捩じ込ませる。
「…なッ、…何を…ッ!?」
言うが早いか、南郷は、
「うりゃああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と声を上げて、その右足をカクカクと小刻みに振動させ始めたのだ。
「あぐッ!?ぐおッ!?ああッ!?ああッ!?」
その刺激に、竜は上半身をビクビクと跳ねらせ、素っ頓狂な声を上げた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
くすぐったいような、気持ちいいような、そんな電流が股の間から流れて来る。
「ふああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体をくねくねとくねらせ、身悶える竜。
「うっわぁ〜。竜さぁん、何ていやらしいんだい?」
南郷もはぁはぁと荒い呼吸をし、竜の痴態に興奮しているようだ。
「そんな竜さんには、もっとお仕置きしなきゃねえッ!!」
そう言った南郷の右足が少しずつ移動し始め、竜の大きく勃起したペニスに辿り着く。そして、それを小刻みに刺激し始めた途端、
「ぐぅわああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、竜が叫び声を上げたのだ。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体を捩らせ、その刺激から何とか逃れようとする竜。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…止めて…ッ、…下されええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!…なッ、…南郷オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「ダメだよッ、竜さあんッ!!もっともっと感じなきゃああああッッッッ!!!!」
南郷はそう言いながら、竜のペニスを刺激している足の動きを更に速めた。その途端、
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と竜が絶叫したかと思うと、
…グチュッ!!…グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえ始めた。
「…あ…ッ!!」
その音に気付いた南郷が竜のペニスを刺激している足の動きを不意に止めた。その瞬間、
「…あ…ッ、…が…ッ!!…おおおお…ッッッッ!!!!」
と竜が声を上げ、ペニスがビクビクと脈打った。
「…フッ、…フフフ…ッッッッ!!!!」
ダイナイエローのマスクの中で、南郷がニヤニヤと笑っている。
「…く…ッ、…うううう…ッッッッ!!!!」
反対に、ダイナブラックのマスクの中で、竜は顔を真っ赤にしている。
「…竜さぁん。…気持ち良かったみたいだね…?」
南郷が右足をそっと退けると、その下は竜の淫猥な液体でぐっしょりと濡れ、竜の淡いピンク色の先端のペニスが見えていた。
「…気持ち良かったんだ、竜さん…?」
南郷が尋ねると、
「…よく…、…分からんで…ござる…が…」
と竜が言った。
「…だが、…何か、こう、チンポの奥深くから、何かが込み上げて来るような、くすぐったいような感じはしたでござる…」
「フフッ!!まぁ、自分で自分自身のを慰めたことはあっても、他人にされたことはないんだもんね。ましてや、電気アンマなんてさ…!!」
その時には、竜は床の上に起き上がり、座った状態で南郷を見上げていた。
「…じゃあ…」
南郷はその時、竜の体にゆっくりと両手を掛けた。
「…南…郷…」
竜の体が再び床の上に倒れ込む。そんな竜の上に、南郷は覆い被さっていた。