最強獣戦士誕生! 第18話
「…ブン…?」
グリーンフラッシュ・ダイのペニスを顔に向けられ、その精液がまともに降り注ぎ、顔を真っ白に染めているブルーフラッシュ・ブン。そのブンの口元に微笑が浮かんでいた。
「…ど、…どうしたんだよ、…ブン…?」
ダイが不安そうに尋ねる。
「…いぃ…」
「ん?」
「…気持ち、…いい…!」
するとどうだろう。ブンが、ダイが放った精液をゆっくりと舐め取り始めたのだ。
「…ブ、…ブン…!?」
驚いたのはダイの方だった。あんなに激しく抵抗していたブンが、今はダイが放った精液をも舐めているのだ。
「…ねぇ、…ダイ…」
うっとりとした表情でダイを見つめるブン。
「…どうした、ブン?」
ダイはニヤリとすると、ゆっくりとブンの横に寝転び、ブンを優しく抱き締めた。すると、ブンはダイに甘えるかのように体をダイに預け、ダイの胸に顔を埋めたのである。
「…もっと、…もっと気持ち良くしてよ…!」
「…フフ…ッ!」
ダイはフッと笑うとブンの顎を持ち上げ、優しくキスをした。
…チュッ!…チュルッ!!
くすぐったい音が部屋に響く。
「…ダイぃ…!」
優しい笑みを浮かべてダイを見つめるブン。
「そんなに気持ち良かったのか?」
ダイが苦笑して尋ねると、ブンは小さく頷き、
「…うん…」
とだけ答えた。
「…しょうがねぇなぁ…!」
ダイはそう言うと、ゆっくりと起き上がった。
「…じゃあ、お前の精液、全部、もらうぜ?」
ダイがニヤリとして言うと、ブンは、
「…うん…。…ダイになら、…何をされてもいいよ…!」
と言った。
「…じゃあ…!」
ダイはそう言うと、ゆっくりとブンのペニスに口を近付けた。そして、ブンの未だに勃起し続けているペニスをゆっくりと口に含んだのである。
「…あ…!」
ブンがピクリと体を跳ねらせる。
…チュブ…!!…チュルチュル…!!
先ほどのような激しさはなく、ブンのペニスにこびり付いている精液を全て落とすかのように、ダイは丁寧にブンのペニスを舐め始めたのである。
「あぁあぁあぁ…!」
ブンが艶かしく、何とも言えない声を上げる。
「気持ちいいよぉ、ダイィ!もっとッ!もっとぉッ!!」
その時だった。ダイの目がギラリと光った。同時に、ダイの体も光り、ぬめぬめとした触手が背後から現れた。
「お前を、最っ高に気持ち良くしてやるからな、ブン!」
ダイの背後に蠢いている触手に気付いていないのか、ブンは恍惚とした笑みを浮かべているだけだ。
すると、その触手はゆっくりとブンに近付き、ブンの胸、脇腹に吸い付き、ペニスをすっぽりと咥え込んだ。
「…あぁ…!」
ブンはただ、声を上げるだけだ。その表情は相変わらず笑みを浮かべ、口元からは涎が垂れていた。
「…行くぜ?」
ダイがニヤリとして言った次の瞬間、ダイとブンの体が妖しく輝き始めた。
「…あぁあぁあぁ…!!」
ブンが声を上げ始め、体を少しずつ弓なりにし始める。
「ほぉら、ブン。気持ちいいだろう?お前の胸と脇腹に吸い付いているやつが、お前に快感を与えているんだぜ?」
ダイはニヤニヤしながら言う。
「…そして…!」
ダイがチラリとブンのペニスの先端を見やったその時だった。
…ジュボジュボ…ッ!!…ジュルジュルジュル…ッ!!
淫猥な音が再び聞こえ始めたのだ。
「ほぉら、ブン。お前の精液が少しずつ溢れて来たぜぇ?」
ダイはそう言うと、ブンのペニスの下にふてぶてしく付いている2つの睾丸をやわやわと揉み始めた。
「あああああッッッッッ!!!!」
ブンが、大声を上げ、体を更に弓なりにした。
「気持ちいいッ!!気持ちいいよぉぉぉッッッ!!!!ダイィィィッッッ!!!!」
ブンが嬉しそうに悲鳴を上げる。
「ほぉら、ブン。そろそろフィニッシュかなぁ?」
ダイの目が再び光った。
…ジュボジュボッ!!…ズボボボボッッッッ!!!!
何かを吸い取るような音が大きくなり始めた。と、次の瞬間だった。
「ふああああああッッッッッッ!!!!」
ブンが、声が枯れるほど絶叫した。
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュッ!!ビュウウウッッッ!!ビュウウウッッッ!!!!
ブンのペニスから、これでもかと言うほどの精液が飛び出し、先端を咥えている触手の中へと吸い込まれて行った。
「…う…」
やがて光が消えると、ベッドの上でブンがぐったりと横たわっていた。
「…フフ…!」
ダイはニヤリと笑うと、片手で軽々とブンを抱きかかえ、ラウンドベースを抜け出した。
「おお!待ちかねたぞ、獣戦士ザ・モシャス!」
少し離れたところで、レー・ワンダが目を輝かせてダイを待っていた。
「お待たせしました、ワンダ様」
ダイ、正確にはダイに化けたザ・モシャスがワンダにそう言い、肩に乗せていたブンを無造作に放り投げた。ブルーフラッシュにプリズムフラッシュしたままのブンがドサッと言う音と共に地面に転がり、仰向けにひっくり返った。
「…フフフ。…こいつ、…意識まで飛んだようだな…!!」
ワンダが可笑しそうに笑い、鮮やかな青のスーツから飛び出したブンのペニスを指先で摘んだ。ブンのペニスは完全に萎み、すっぽりと皮に包まれたそれは、まるで海に漂ううつぼのようだった。その表情は快楽に溺れ、笑みを浮かべていた。
「さぁ!いよいよ、憎っくきレッドフラッシュだ!」
ワンダが俄かに興奮し始める。
「ご安心を、ワンダ様。…既に策は出来ております」
ダイに化けているモシャスがニヤリと笑った。
「…フッ!」
ワンダが苦笑する。
「グリーンフラッシュとブルーフラッシュ、2人の生体エネルギーを吸い取り、知能まで発達したようだな?」
ワンダがそう言うと、モシャスは静かに頷いた。その目は自信に満ち溢れていた。