最強獣戦士誕生! 第36話
「…ん…、…んん…ッ!!」
腰を突き上げるように、ビクンビクンと体を跳ねらせるレッドフラッシュ・ジン。彼は今、形容しがたい状況に置かれていた。
ジンの顔。真っ赤になり、固く閉じられた目。その顔には濃白色な液体があるところでは線を描き、またあるところでは大きな塊となって飛び散っていた。そして、その液体からは強烈な異臭が放たれていた。
ジンの体。レッドフラッシュにプリズムフラッシュし、光沢のある鮮やかな赤と白のスーツに身を包んでいるはずだった。だが、今のジンは背中から大きく内側へ折り曲げられる状態で、そのスーツは下半身がビリビリに引き裂かれ、局部を露出すると言う異様な光景を放っていた。
ジンのペニス。真っ赤に大きく勃起したそれはビクンビクンと脈打ち、その脈動と同時に濃白色な液体をトロトロと零し、引力に任せてジンの顔へ降り注いでいた。
そして、ジンの尻。ぷりんとした筋肉質な双丘の奥の秘門には、白い2本の指が挿入され、ゆっくりと抜き差しされていたのである。
その指の持ち主は、光沢のある鮮やかな緑と白のスーツに身を包んでおり、ジンの尻の上に覆い被さるようにして伸し掛かっていた。そんな彼のスーツの股間部分はビリビリに引き裂かれていた。そこからは彼のペニスがどす黒く大きく勃起して飛び出し、ドクンドクンと勢い良く脈打ち、トロトロと涙を溢れさせていた。
「…あぁ…!!」
ジンの上に覆い被さっているのは、グリーンフラッシュ・ダイ。彼もグリーンフラッシュにプリズムフラッシュし、ジンと同じように局部を露出させていた。
「…ジンの尻、すげぇ、締まる…!」
ダイはそう呟くと、ジンの尻から指を抜いた。
ジュブッ!!ジュブジュブッ!!
淫猥な音と同時に、ダイの指がジンの秘門から抜かれる。
「あは…ッ!!…あぁ…ッ!!」
内臓に押し寄せる悪寒と吐き気から開放され、思わずジンが声を上げる。
「…あ…あ…あ…!!」
うっすらと目を明けるジン。そんなジンの上でダイが恍惚な表情を浮かべたまま、無言でジンの未だに勃起しているペニスに手を伸ばすと、その先端を強く揉み込み始めたのである。
「うッ!!あッ!!ああッ!!ああッ!!あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!」
射精した直後の敏感な亀頭を強く刺激され、痺れと激痛がジンを襲う。
「もッ、もうッ!!…やッ、…止めてくれえええええッッッッッ!!!!!!」
ジンが顔を真っ赤にして叫び声を上げる。と同時に、ジンの口の中に自身が放った精液がトロトロと流れ込み、その勢いでジンがむせ返る。
「…挿れたい…!!」
不意にダイが呟いた言葉を、ジンは聞き逃さなかった。真っ赤になっていたと思ったジンの顔が、俄かに真っ青になった。そして、
「…嫌だ…!!」
とブルブルと震え始めたのである。
「…止めてくれ…!!…頼む…!!」
ジンがダイを見上げ、懇願するように言う。だが、ダイにはその言葉が届いていないのか、少しだけ起き上がるとジンの両足を両手でグッと掴み、双丘の割れ目に自身のいきり立ったペニスを近付けた。
「…止めてくれ…!!」
ジンの目からポロポロと涙が零れる。だが、それを見てもダイはニヤニヤするだけで、一向に止める気配がない。
「…止めろッ!!止めろッ!!」
ダイのペニスがジンの双丘の秘門へ宛がわれる。
「止めろオオオオッッッッ!!!!」
ジンが叫んだと同時に、ダイがジンの秘門への侵入を開始した。
「…うぐッ!?…ぐぅッ!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その余りの痛みに、ジンが悲鳴を上げ始めた。
「…あ…あ…あ…!!」
メリメリと体を真っ二つに裂かれるような痛みに、気が遠のくジン。だが、そうはさせまいとばかりにダイの腰が前進し、ズブズブとジンの中へ巨根を入れて来る。
「ぐああああぅッッッッ!!!!」
ジンが顔を真っ赤にし、血管を浮き立たせながら叫び続ける。一方、ダイはと言うと、
「…あぁ…!!」
と呟き、快感の表情を浮かべている。
「スッゲェぜェ…!!…ジンのケツ、…凄い締め付けて来る…!!」
快楽の笑みを浮かべ、ダイが無意識なのか、ゆっくりと腰を前後し始める。
グチュッ!!グチュッ!!グチュッ!!
先ほど、ダイがジンの秘門に指を抜き差しした時の残りなのか、今、ダイのペニスからドクドクと溢れて来る淫猥な液体なのか、ジンの秘門から淫猥な音が大きく溢れ出す。
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
その動きに合わせるかのように、ジンが一定のテンポで声を上げる。
「…あぁ…!!…スゲェ…!!…スゲェ…!!」
周りが見えていないかのように、一心不乱に腰を前後するダイ。
「…さぁ、…ジン。…もっと、…気持ち良くしてくれよ…!!」
ダイが腰を振るスピードを徐々に上げ、大きなグラインドから小刻みなグラインドまで強弱を付けて律動して行く。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
ジンは顔だけを左右にぶんぶんと振り、懸命にその激痛と、襲い来る快楽に耐えようとしている。
「フフッ、ジンん!耐えようとしても無駄だぜ?」
ダイはそう言うと、ジンの秘門の内部のある一点にペニスの先端を移動させると、カクカクと腰を動かし始めた。その途端、
「んあああああッッッッッ!!!!!!」
とジンが目をカッと見開き、今にも泣きそうな表情を見せ始めたのである。
「クックック…!!…ここが、…ジンの…、…ポイントだもんなぁ…!?」
そう言うとダイは、ジンのそのポイントを徹底的に刺激し始めたのである。
「あああああッッッッッ!!!!!!あああああッッッッッ!!!!!!ぐあああああああッッッッッッッ!!!!!!!!」
ジンの目がますます見開かれ、だらしなく開けられた口からは涎が溢れて始める。
そして。ジンのペニス。ダイのペニスの挿入による激痛に小さく萎んでいたそれは勢いを取り戻し、物凄い勢いで急成長を遂げたのである。
「そぉら、…オレのを、…もっと締め付けてくれ…!!」
そう言ったダイが、ジンのペニスを掴むと荒々しく上下し始めたのである。
「ふああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ジンが絶叫したその時だった。
ビュクッ!!ビュクビュクビュクッ!!!!ビュウウウッッッ!!!!ビュウウウッッッ!!!!
射精したばかりだと言うのに、ジンのペニスからは再び濃白色な液体が物凄い勢いで飛び出し、今度はそれらはジンの周りへ飛び散ったのである。
「…うぐッ!?…ああ…ッ!!」
ジンが射精したことによってジンの尻の筋肉がビクンビクンと動き、秘門の内部に挿し込んでいるダイのペニスを物凄い力で締め付ける。
ダイは、最初はその痛みに顔を歪めていたが、すぐに笑顔を取り戻した。
「…オレも、…そろそろ…!!」
そう言ったダイの瞳の奥がギラリと光った。
「行くぜ、ジンッ!!」
その瞬間、ダイが物凄い勢いで腰を前後し始めた。
「…あ…あ…あ…!!」
ジンはぐったりと横たわったまま、声だけを上げる。そのうち、
「…ああッ!!…ああッ!!…ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
とダイが声を上げ始めた。そして、程なくして、
「…ああああッッッッ!!!!…出るッ!!出るッ!!出る出るッ!!出るウウウウウウッッッッッッ!!!!!!」
とダイが顔を真っ赤にし、目を固く閉じてそう叫んだその瞬間だった。
ダイの体に真っ黒な不気味な管がクルクルと物凄い勢いで纏わり付いた。
「!?」
朦朧とする意識の中でそれを見た瞬間、ジンの意識が瞬時にして戻って来た。
「ダッ、ダイッ!?」
ジンが叫び声を上げる。だが、快楽に夢中になっているダイはその管に気付いていないようだ。
ジュボッ!!
と同時に、ジンは体が不意に軽くなったのを感じた。ダイの体が、その管によってジンから引き離され、宙に浮いていたのである。
「…ダッ、…ダイィィィィッッッッ!!!!」
ジンが絶叫する。とその時だった。
「うおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」
ダイの絶叫がジンの耳を劈いた。と同時に、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュ!!ビュウウウッッッ!!!!ビュウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!
と言う鈍い音が響き渡った。
「…あ…、…あぁ…!!」
前にも見た光景だった。
ダイの体が眩い光に包まれている。そんなダイのペニスには、あの不気味な管が覆い被さっているのが窺えた。そしてそれは、ダイの精液を飲み込むように、管のあちこちを膨らませてその塊を奥へ奥へと移動させて行く。
やがて、その光が消えた。
「…あ…あ…あ…!!」
不気味な管によって宙に浮いているダイは大の字に体が開かれ、その口からは涎がぽたぽたと垂れていた。
その瞬間、不気味な管が素早くダイの拘束を解いた。次の瞬間、ドォォン、と言う物凄い衝撃音と共に、支えを失ったダイの体が地面に叩き付けられた。
「…ダ、…ダイ…!!」
ジンは両腕を鎖で拘束されたまま、ダイを見つめる。
「…あ…あ…あ…!!」
ダイは体を弓なりにし、ピクピクと跳ねらせていたが、
「…う…!」
と呟くと体から力が抜け、床に大の字に伸び、それ以降、ピクリとも動くことはなかった。