悪夢のループU 第13話
その場所には異様な光景が繰り広げられていた。
光沢のある鮮やかなスーツを着た4人の男がいた。そのうちの2人、鮮やかな赤のスーツを纏った男性と、同じく鮮やかな黄色のスーツを纏った男性が腕組みをして立っている。その顔には勝ち誇ったような不気味な笑みが浮かび、目はギラギラと野獣のように輝いていた。そして、それぞれの股間からはそれぞれのペニスが飛び出し、大きく勃起していた。
それとは対照的に、残りの2人、鮮やかな青のスーツを纏った男性と、同じく鮮やかな黒のスーツを纏った男性は赤と黄色の2人の足元に倒れ込んでいる。
「さぁ、早くやれよ!」
鮮やかな黄色のスーツを着た男性、ガオイエロー・鷲尾岳が不気味な笑みを浮かべながら声を上げた。
「早く見せてくれよぉ…!!オレ、ガマン出来ねぇよ…!!」
岳の横で、鮮やかな赤のスーツを着た男性、ガオレッド・獅子走が自身のペニスを上下し、顔を赤らめながら言った。走のペニスは濡れ光り、ぽたぽたと淫猥な液体を滴らせていた。
「…クッ…!!」
そんな2人の足元で、鮮やかな黒のスーツを着た男性、ガオブラック・牛込草太郎が2人を見上げ、ギリギリと歯軋りをする。だが、ふぅと大きく溜め息を吐くと、
「…海…」
と、隣りに倒れ込んでいる男性に声をかけた。鮮やかな青のスーツを着た男性、ガオブルー・鮫津海はゆっくりと顔を上げる。その目からは涙が零れ、彼のスーツの股間部分はビリビリに引き裂かれ、彼のペニスが露わになっていた。
「…草太郎…」
静かに微笑んでいる草太郎を見て、海が呟くように言い、草太郎にすがるように腕を差し伸べた。
「…どうして、…こんなことに…!」
ぽろぽろと涙を零しながら、海が呻くように言い、草太郎の胸へ倒れ込んだ。すると草太郎は、
「分からない」
と小さく首を振り、
「蘇ったオルグに操られているのか、それとも自分の意思か…。…それとも、快楽にただ、溺れているのか…」
と走と岳を見上げて言った。その言葉に、岳はフンと鼻で笑った。
「…さぁ、海ッ!!」
草太郎は声を上げると、立ち上がり、
「…いつもみたいに、…オレのをしゃぶってくれ!」
と言い、ゆっくりと自身の股間をもみしだき始めた。
「…あ、…あぁ…!!」
海の視線がそこへ釘付けになる。
「…う…、…あぁ…!!」
草太郎が切なそうな表情を見せると、そこに息づく草太郎のペニスが鮮やかな黒いスーツの中で次第にその姿を現し始めた。
「…あ、あぁぁ…!!」
海が声を上げると同時に、それまで萎えていた、鮮やかな青のスーツから飛び出した海のペニスも変化を見せ始め、大きく勃起したのである。
「どうやら、付き合っているのは本当だったみてぇだな…!!」
顔を赤らめた岳が、走と同じように自身の大きく勃起したペニスをゆるゆると上下し始めた。岳のペニスも淫猥に濡れ光っている。
「…さぁ、…海…!!」
草太郎は海を呼ぶと、海の頭をそっと支え、ゆっくりと自身の股間へ埋めさせた。海の目がゆっくりと閉じて行く。
「…あ…ッ!!」
その瞬間、草太郎の体がピクリと反応し、草太郎は思わず目を閉じた。
「…ふ…ッ!!…んん…ッ!!」
海は暫く草太郎のペニスを顔で刺激していたかと思うと、ゆっくりと右手を伸ばし、草太郎のペニスの下にあるでっぷりとした睾丸を揉み込み始めた。
「…ああッ!!…んああッ!!」
時折、顔を歪ませながら、草太郎が喘ぐ。その時、海は草太郎のペニスの先端をゆっくりと食み始めていた。
…チュッ!!…チュブ…ッ!!…ザリッ!!…ザリッ!!
淫猥な音を響かせながら、草太郎のペニスを食む海。草太郎のペニスをスーツ越しに舌で舐めているのか、スーツの生地が擦れ合う音も聞こえる。
「…ああ…、…海…ッ!!」
暫くすると、草太郎がゆっくりと腰を前後に振り始めた。
「…んッ!!…んん…ッ!!」
それを懸命に受け止める海。その目は閉じられたまま、目尻からは涙を零している。
「…やっべぇ…!!」
不意に岳が声を上げる。その目は虚ろになり、大きく勃起したペニスを物凄い勢いで上下し続けている。その先端からは淫猥な液体がぽたぽたと垂れ続けていた。
「…おい、走ぅ…!!」
虚ろな目で走を見る岳。
「…はぁ…、…はぁ…ッ!!」
そんな走も虚ろな表情をしたまま、岳と同じように大きく勃起したペニスを物凄い勢いで上下し続けている。そして、同じように先端から淫猥な液体を滴らせていた。
「…走…」
岳が何かを言おうとした時だった。
「…ああああッッッッ!!!!」
不意に走が叫び声を上げたと思った瞬間、走は岳の目の前に跪いたかと思うと、岳のペニスを掴み、真っ赤に腫れ上がったそれを思い切り口の中へ頬張ったのである。
「んああああああッッッッッッ!!!!!!」
岳が顔を真っ赤にして叫ぶ。
…ジュボッ!!…ジュボジュボッ!!
走の口の中から淫猥な音が聞こえ始める。と同時に、
…ジュボッ!!…ジュボジュボッ!!
と今度は、海の口の中から淫猥な音が聞こえ始め、走のそれと淫猥なハーモニーを奏で始めた。
「あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!」
草太郎が膝をガクガクさせながら叫び声を上げる。
「あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!」
そして、同時に岳も膝をガクガクさせながら叫び声を上げ始めた。
…ジュボッ!!ジュボジュボジュボッ!!ジュボジュボジュボジュボッ!!
淫猥な音が一層大きくなる。そして、その時は来た。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
「うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
岳と草太郎が首に血管を浮かび上がらせ、顔を真っ赤にして絶叫する。そして、
「「イクッ!!イクイクイクッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」」
と同時に叫び、2人は海と走の口からそれぞれのペニスを抜き取った。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
淫猥な音が響き、岳のペニスからは濃白色な精液が、そして草太郎のそれはスーツを突き破らん勢いで飛び出し、強烈な臭いを放つ真っ白な水溜りをいくつも作り出した。