性獣の生贄 第17話
「…あ…あ…あ…。…うぁぁ…!!」
ブルブルと小刻みに体を震わせている巨漢の男。光沢のある鮮やかな青色と白色を基調としたスーツを身に纏い、彼のごつごつとした筋肉質な体付きをくっきりと浮かび上がらせている。
そのがっしりとした2本の足の付け根からは、そのスーツを引き裂いて彼の男としての象徴が飛び出していた。それは大きく真っ赤に腫れ上がり、そこにはやや小ぶりの注射器の容器のようなものが取り付けられていた。
「…た、…助けて、…くれ…!!」
ギンガブルーにギンガ転生しているこの男、ゴウキ。その彫りの深い顔には、涙がぽろぽろと伝っている。
「…ククク…!!」
そんなゴウキの目の前に、茶髪の青年が、ゴウキの目線に合わせるようにしゃがみ込んでいる。そして、その右手はゴウキの男としての象徴に取り付けられた注射器の容器のようなものを持っていた。
「…ちょっと小さすぎるかなぁ?ゴウキのチンポ、デケェんだもんなぁ…!!」
ひゃっひゃと笑うその男・ライト。するとその横にいたメガネをかけた青年が顔を赤らめ、
「…何だか、…窮屈そうだね…!」
と言って笑う。トカッチだ。
「まぁ、どうせ、今から全てのアースの力を吸い取られるわけだし、別に関係ないでしょ?」
更にその横にいた冷静な男・ヒカリが言う。
「…じゃあ、…処刑開始だ!」
ライトがそう言った途端、
「嫌だ…!!…嫌だ嫌だ嫌だああああッッッッ!!!!」
とゴウキが絶叫する。
ピッ!!
その時、乾いた音が聞こえたと思った次の瞬間、
バシュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う衝撃音が聞こえ、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言うあの淫猥な音が辺り一面に響き渡った。
「はぐううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ゴウキがビクンと体を跳ねらせたかと思うと、グインと体を硬直させた。
「…ぬ…うう…ッ!!…う…おおおお…ッッッッ!!!!」
ゴウキの真っ赤に腫れ上がった男としての象徴に取り付けられた注射器の容器のようなものが上下に小刻みに動いている。ゴウキはそこから体の中身を全て吸い取られそうな感覚がして、一瞬、意識が薄れた。だが、そうはさせまいと懸命に堪えようとする。顔を真っ赤にし、目を大きく見開いて…。だが、トカッチの超能力によって覚醒させられたおぞましい感覚はそんなゴウキを簡単に支配するような力を持っていた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ゴウキの体がビクン、ビクンと跳ね、地面に座っていたゴウキの腰が無意識に跳ね上がる。そして、じんじんとした痺れに似た感覚が体の奥底から湧き上がって来るのを感じていた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
その時には、ゴウキは狂ったように上半身を揺らし続けていた。真っ赤になった顔には玉のような汗が溢れ出し、ギリギリと歯軋りする鈍い音も聞こえた。そして、
「…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と咆えたかと思うと、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と絶叫したのである。その瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と、白濁の淫猥な液体が物凄い勢いで飛び出し、注射器の容器のようなものからその先に取り付けられたタンクのようなものに吸い込まれて行った。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
体を大きくバウンドさせ、荒い呼吸を続けるゴウキ。だが、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音は止まらず、ゴウキの真っ赤に腫れ上がり、淫猥な液体を溢れ出させ続ける男のしての象徴に取り付けられたそれは相変わらず小刻みに上下に動き続ける。
「…う…ぁぁぁぁ…ッ!!」
その時、ゴウキが呻き始めた。
「…ぁぁぁぁ…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、目を硬く閉じている。
「…い、…痛…て…ええええ…ッッッッ!!!!」
射精直後のそこを更に刺激するため、ゴウキの体に痺れに似た感覚が襲って来ているのだ。そして、
「…ううう…ッッッッ!!!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と再びゴウキが咆えた。と、次の瞬間、
「…んま…ッ、…また…ッ!!…イクッ!!…イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と体を大きく跳ねらせた。そして、
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と、まだこんなに残っていたのかと言うほど、淫猥な液体をそこから飛び出させた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
まるで暴れるように体を大きく動かすゴウキ。その勢いでゴウキはバタンと音を立てて背後へ引っ繰り返った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
魚河岸に釣り上げられた魚のように、巨体が大きく跳ねる。それを見ていたライトが、
「…す…っげ…ぇ…!!」
と息を荒くして目を輝かせて言った。それはトカッチもヒカリも同じだった。
その時だった。
3人の体が眩しい光に包まれたかと思うと、次の瞬間、3人の体が小さくなっていた。
「「「…あ…」」」
三者三様、自身や他人の体を見て呆然とする。
「…僕達…、…子供に戻っちゃったね…」
トカッチが言う。
「…やっぱり、…一時的だったか…」
ヒカリが言う。
「んま、いいんじゃねえの?」
ライトはあっけらかんとしている。
「それよりも、こいつから全てのアースの力を奪い取ればいいんだからさ!」
そんなライトの目の前で、ゴウキは相変わらず咆え続け、体を大きく跳ねらせている。
「…や…ッ、…止めて…くれええええッッッッ!!!!ぐわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ブシュッ!!ブシュブシュブシュブシュッッッッ!!!!
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「ひがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドボッ!!ドボッ!!
一気に真っ白い液体で満たされて行くタンク。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
やがて、ゴウキの体が跳ねる感覚が開いて行き、ゴウキの目が虚ろになり、口元からは涎がポタポタと零れ落ち始めた。そして、
「…うう…ッ!!」
と呻いたかと思うと、地面にぐったりと伸びた。