暴走 第２５話
「…お仕置きだ、ヒロム…!!」
自身の真下でぐったりと倒れ込んでいるレッドバスター・桜田ヒロムを更に陵辱しようと、体制を立て直したブルーバスター・岩崎リュウジがゆっくりと腰を引いた瞬間、
「んあッ!?」
とヒロムが素っ頓狂な声を上げた。
「…ヒロム？」
不審に思ったリュウジがヒロムに声をかける。
「…あ…、…あ…あ…あ…!!」
ヒロムの体がブルブルと震えている。目はカッと見開かれ、体は禁句を聞かされたように硬直していた。
今、ヒロムとリュウジはある一点で繋がっていた。リュウジの太く硬いペニスが、ヒロムの双丘の秘門を貫いていたのである。
「？？」
ますます不審な顔をしたリュウジが、再び腰を動かした。と、次の瞬間、
「んあああッッッ!!!!」
と、ヒロムが叫び声を上げた。と同時に、何度も射精して精液まみれになっているヒロムのペニスがピクピクと蠢いた。
「…まさか…!!」
リュウジの口の端に不気味な笑みが浮かぶ。そして、ゆっくりと腰を何度かカクカクと前後に動かす。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
そのたびにヒロムは声を上げ、目を硬く閉じ、ブンブンと頭を左右に振った。と同時に、ヒロムのペニスが少しだけ頭をもたげ始めたのである。
「…ククク…!!」
それを見ていたリュウジが俄かに低く笑い始める。と次の瞬間、火が点いたように大声で笑い始めたのである。
「…ヒ、…ヒロムぅ…ッ!!…ここが、…お前の、…ホットスポット、…なわけだな…!!」
涙を浮かべ、顔を真っ赤にして笑うリュウジに対し、涙を浮かべ、顔を真っ赤にするヒロム。
「…ヒロム、…お前が声を上げるスポットが何か分かるか？」
ヒロムと１つになったままで、リュウジがゆっくりと前屈みになり、ヒロムに問い掛けた。
「…？」
ヒロムは荒い息をしながら、呆然とリュウジの顔を見ているだけだ。
「…ここがな…！」
リュウジはそう言うとゆっくりと腰を引き始めた。
「お前の弱点なんだよぉっ!!」
そう言った途端、リュウジは激しく小刻みに挿入を繰り返し始めた。
ズチュッ!!ズチュズチュズチュズチュズチュッッッッッ!!!!!!
ヒロムの前立腺を徹底的に刺激するかのように、リュウジが物凄い勢いで腰を動かす。
「はあああああッッッッッ!!!!!!」
あまりに突然の動きと物凄い電流に、ヒロムの体が一気に弓なりになる。
「そぉらッ!!そらそらぁぁぁぁッッッッ!!!!」
リュウジが顔を真っ赤にしながら徹底的にヒロムの前立腺を責め上げる。
「あああッッッ!!!!!!あああッッッ!!!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ヒロムの叫び声が徐々に嗄れて行く。とその時、ヒロムの体に異変が起こり始めた。
ヒロムのペニス。
散々、リュウジに射精させられたそれが再び物凄い勢いでムクムクと勃起し始めたのである。経験したことのない刺激と感覚を、ヒロムは再び味わおうとしているのである。
「もッ、もうッ、止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ヒロムが絶叫したその時だった。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!
ヒロムの亀頭がぷっくりと膨れ上がった。そして、先端部分が急に弾けたかと思うと、そこから再び、大量の濃白色な精液が弧を描いて飛び出して来たのである。
「まだまだああああッッッッ!!!!!!!!」
リュウジが狂ったように腰を更に前後に動かし、ヒロムの前立腺を刺激する。
「ぐああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ヒロムが喉に青筋を立て、顔を真っ赤にし、口元からは涎を溢れさせて叫び続ける。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!
次の瞬間、ヒロムのペニスから再び大量の、濃白色な精液が飛び出した。
「そらそらそらァァァッッッ!!!!!!」
リュウジは明らかに狂っていた。目は野獣のようにギラギラと輝き、その口元からも涎が溢れている。
「ひがああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ヒロムの声が完全に嗄れた。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!!!!!
しかし、ヒロムのペニスは枯れることを知らないかのように、ドクドクと異臭のする精液を後から後から溢れさせた。
「…はぁ…、…はぁ…!!」
ヒロムの何度目かの射精の後、リュウジが大きく息をしながら、ゆっくりとその動きを止めた。
「…」
ヒロムは完全に意識が飛び、目を開けてはいるものの、それがどこを見ているのかは分からないでいた。
「…フ、…フフフ…!!」
リュウジが満足げに笑う。
「…大人の味を教え過ぎたかな…」
そう言いながらリュウジは身を屈めると、今度は地面の上でぐったりとしているヒロムの背中の後ろへ両腕を通した。
「…まだまだだ、ヒロム…」
ヒロムを優しく抱き締めるような格好で、耳元で低く囁くように言うリュウジ。
「…今度は、オレが気持ち良くなる番だ…！」
するとリュウジは、再び腰をゆっくりと上下に動かし始めた。
ズチュッ!!ズチュッ!!ズチュズチュズチュ…!!
ヒロムの双丘のくぼみで、淫猥な音が再び聞こえ始める。
「…あ…、…ん…、…あぁ…!!」
ヒロムは声を上げる気力さえ失ったのか、ぼんやりとしながら時折、声を上げるだけだ。
「…おいおい、ヒロムぅ。もっと楽しもうぜぇ…？」
そう言うとリュウジはヒロムの体を持ち上げた。
「…あ…」
双丘の秘門で繋がっているヒロムとリュウジ。リュウジは持ち前のバカ力でヒロムの体を少しだけ持ち上げた。
「…あ、…あぁ…!!」
ヒロムの体が小さく震えている。今、リュウジに手を離されたら…。次に襲い来る恐怖を感じ、ヒロムが大きく息を呑んだ。
「…フン！」
リュウジがニヤリと笑った瞬間、ヒロムの体を持ち上げていた両手がぱっと離された。
ズンッ!!
まさにそんな音が聞こえたような気がした。
「…あ…、…あ…あ…あ…!!」
ヒロムの目が再び見開かれ、体は硬直している。そんなヒロムの目から涙が伝った。
「ぅぅぅうううわああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ヒロムの絶叫が、再び地下倉庫に響いた。