災魔の誘惑　第２１話

　…ブッ!!…ブツ…ッ!!…ブツ…ッ!!

　固く縫い付けられた糸が左右に引っ張られ、その力で千切れて行く。その最後の１本が左右に引っ張られた時、

　ブツッ!!

　と言うそれまでにないほどに大きな音がし、同時に、

　ビイイイイ…ンンンン…ッッッッ!!!!

　と言う、何かが解放されて大きく飛び出した音が聞こえた。その時、

「…おおお…ッッッッ!!!!」

　と、災魔獣ツタカズラは歓喜の声を上げ、

「…あ、…あぁぁ…ッッッッ!!!!」

　と、ゴーグリーンに着装しているショウは屈辱的な声を上げた。

「…何と…!!…何と素晴らしいおチンポをしているのだ、ゴーグリーンッ!!」

　ツタカズラはそう言うと、ショウの背後にいたインプスがショウの目の前へ回り込み、ゴーグリーンのアンチハザードスーツから飛び出した、ショウの男としての象徴であるペニスを優しく包み込んだ。

「…みッ、…見るなああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　演技だと分かっていても、女性に自身の勃起した性器を見られると言うことには恥じらいはある。ショウは思わず、声を大きくしていた。

「見ないでくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

「…フフッ!!」

　ツタカズラは低く笑うと、ショウのペニスをじっと見つめ、インプスがそれを手に取り、舌舐めずりをした。

「やはりとても美味しそうなおチンポだ…!!…さっきよりも大きさが増した分、その形がよりはっきりしている。…フフッ!!おチンポの先端なんか、真っ赤にパンパンに腫れ上がっているではないか…!!」

　そう言うとツタカズラはショウのゴーグリーンのマスクに顔を近付け、

「…やはり、…へ・ん・た・い…だな…!!」

　と言ったかと思うと、ふっと息を吹き掛けた。その途端、

「うああ…ッ!!」

　とショウが声を上げ、体をビクビクと跳ねらせた。と、すかさず、今度はインプスが左手でショウのペニスを握り、右手のひらでショウのペニスの先端部分、パンパンに腫れ上がったその部分をゆっくりと撫で始めたのだ。

「んああああ…ッッッッ!!??」

　ビリビリとした痛みがショウのペニスの先端から全身を襲う。

　…グチュッ!!…グリュッ…!!

　インプスがショウのペニスの先端を撫で回すたびに、そこから溢れ出すショウの淫猥な液体との間に空気が入り込み、グチュグチュと言う淫猥な音を立てる。

「…あ…あ…あ…あ…!!」

　ショウは体を仰け反らせ、顔を天井の方へ向けて、ブルブルと小刻みに震え、時折、ビクッ、ビクッ、と体を跳ねらせる。

　グチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

　淫猥な音はますます大きくなって行き、

「…ああああ…。…ああああ…!!」

　と、ショウは声を上げ続ける。その間も、ショウのペニスの先端からはトロトロと淫猥な液体が溢れ続けている。

「…や…め…ろ…!!」

　その声が本当に苦しそうに聞こえる。

「…い、…痛…て…え…ッ!!」

「フフッ!!」

　ツタカズラがそう笑うと、

「じゃあ、止めてあげる」

　と言った。

「ただし、お前のエネルギーを全て吸い取ってからな!!」

　その時、ツタカズラとインプス、そしてショウが共鳴するように眩しい光に包まれ始めたのだ。

「…ぁぁぁぁああああ…ッッッッ!!!!」

　何かに気が付いたかのように、ショウが声を上げ始める。その体は硬直したかのように動かない。そして、そんなショウの足元では、インプスがショウのペニスを右手で持ち直し、

　グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

　と言う淫猥な音を立てながら、ショウのペニスを再び激しく上下に刺激し始めたのである。

「ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　ショウは叫び声を上げ続け、ゴーグリーンのスーツから剥き出しになったペニスはインプスの手の中でビクビクと暴れている。

「…ククク…!!…アハハハハ…ッッッッ!!!!」

　堪え切れなくなったかのように、ツタカズラが大声で笑う。

「さあッ、ゴーグリーンッ!!お前のエネルギーを全ていただくとしようッ!!」

「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　ゴーグリーンのマスクの中のショウの顔。

（気持ちいいッ!!気持ちいいいいいいッッッッ!!!!オッ、オレのッ、エネルギーを…ッ!!…全部ッ、…搾り取って…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!）

　顔を真っ赤にし、恍惚な笑みを浮かべてインプスにペニスを差し出している。今のショウは、他人には決して見せられないような、淫らな姿をしていたのだ。

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!たッ、頼むううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!もッ、もうッ、止めてッ、くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　ショウは体を弓なりにし、叫び声を上げる。

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「……あ…あ…あ…あ…!!」

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「…イィクッ!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!」

　ショウの体がガクガクと震え、そう言った次の瞬間、

「イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!ちっきしょおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

　と、首筋に血管を浮き上がらせて絶叫した。と同時に、

　ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

　と、物凄い音を立て、ショウのペニスから大量の濃白色な強烈な臭いを放つ液体が飛び出し、宙で弧を描いた。

「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」

　ショウの体が激しく痙攣を繰り返し、体が弓なりになり、何度も何度もその筋肉質な尻が無機質な台を打ち付ける。