災魔の誘惑 第32話
…ドビュッ!!…ドビュッ!!…ビュクビュク…ッッッッ!!!!
暗闇にキラキラと結晶のように輝く、濃白色な強烈な臭いを放つ淫猥な液体。
「…ん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
両手を蔦に拘束され、人と言う文字のように立たされているゴーレッド・マトイ。光沢のある鮮やかな赤色のアンチハザードスーツから飛び出したマトイの男としての象徴が今、それまでにないほどに大きく勃起し、ビクビクと大きく揺れながらその真っ赤に腫れ上がった先端から淫猥な液体を大量に放出していたのである。
「ピギャアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そんなマトイの目の前には1体のインプスがいる。その真っ黒な体中にマトイが放出した淫猥な液体が飛び散り、その一部がインプスのタコのように突き出した口の中に入って行く。それを美味と感じたのか、ギラギラと不気味に輝く真っ赤な瞳を更に輝かせ、奇声を上げた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
体が重い。100メートルを全力疾走したのと同じだけのエネルギーを使い、ぼんやりと視界がぼやけた。その時だった。
グジュッ!!ジュボッ!!
と言う淫猥な音と共に、マトイのペニスに強烈な刺激が走る。
「うぐッ!?」
我に返ったように目をカッと見開き、思わず腰を引く。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
射精したばかりの物凄く敏感になっているペニスの先端に、あのヌメヌメとした感覚が伝わって来る。マトイの目の前にいたインプスが、その他このような口の中に再びマトイのペニスを挿入していたのだ。そのインプスの目がギラリと光った時、
「…止めろ…!!」
と、マトイがようやく口にした。だが、それを聞き入れるインプスではないことも、ちゃんと分かっていた。そして、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえた瞬間、体中を強烈な電流が流れた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
射精したばかりのペニスを強烈な力で刺激されれば、痛みと痺れ、くすぐったさなどが入り混じった感覚が体中に伝わる。
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
マトイがインプスの口を懸命に離そうと、腰を引いたり両脚をバタバタさせたりする。だが、インプスの口はまるですっぽんのようにマトイのペニスに食い付いたまま、離れようとしない。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!痛ってええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、苦痛に顔を歪ませても、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音を立て続け、インプスは顔を前後に振り続ける。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そのうち、マトイの目が虚ろになり、はぁはぁと熱い吐息を吐くようになった時、
「…ああああッッッッ!!!!」
と甲高い声を上げたかと思うと、腰をガクガクと震わせた。その途端、
ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブ…ッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえたのと同時に、
「…んッ!!…ふ…んんんん…ッッッッ!!!!…んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、マトイが呻き声を上げた。
「ピギャアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そして、インプスが奇声を発したその直後、
ジュブッ!!ジュボッ!!
と言う音と共に、マトイのペニスがインプスのタコのような口から抜かれたのだった。
「…ククク…!!」
ピエールがそれを満足気に眺める。
「…ゴーレッドの生命の源とも言える液体、さぞや美味しかったんでしょうねぇ…。それにしても、ゴーレッド。こんな短時間に2回もその液体を放出するなんて…!」
ピエールが黒い丸眼鏡をギラリとさせ、
「さては、随分とご無沙汰でしたか?」
とニヤリとした。
「…る…、…る…っせえ…ッ!!」
それを聞いていたマトイは、はぁはぁと荒い呼吸をしながらそう言った。
「あ〜あ。私も味わいたかったですわ、ゴーレッドのおチンポから溢れ出る極上の蜜を…!!」
ツタカズラさえも、ニヤニヤと意地悪い笑みを浮かべて言うと、
「そうだぜ!オレも味わいたかったなぁ、アニキのいやらしい液体!!」
と、ショウまでもがニヤニヤしながら言った。
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
マトイが絶叫したその時だった。
シュルシュル…。
不意に両腕が引力に引っ張られるようにだらんと垂れ下がったかと思ったその瞬間、
「うう…ッ!!」
と、マトイの膝が崩れ落ち、地面に四つん這いになっていた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
呆然としながら荒い呼吸を続けるマトイ。そんなマトイの目の前に、ザッと言う音を立ててショウが立ちはだかった。
「…ショ…ウ…。…ッ!?」
ショウのガッシリとした2本の足から順番に見上げて行ったマトイは、ショウのある1点で目を大きく見開き、呆然となった。
「…ククク…!!」
ショウが意地悪い目付きをしながらマトイを見下ろしている。そのショウの顔の手前には、ゴーグリーンのアンチハザードスーツから大きく飛び出したショウの男としての象徴が、大きく勃起した状態でその真っ赤な先端をパンパンに腫れ上がらせ、ビクビクと脈打っていた。
「…なぁ、…マトイ兄ィ…!!」
ショウがマトイを呼びながら、大きく勃起したペニスをゆっくりと右手で包み込む。
「…オレのを、…しゃぶってくれよ…!!」
「…な、…何…、…言ってんだよ…!!」
無意識に声が震える。
「…そんなこと、…そんなこと、出来るわけねえだろうッ!!ショオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その時だった。
「やれやれ。このAV男優は聞き分けが悪いですねぇ…!!」
マトイはピエールの声を背後で聞いた。その途端、
ズブズブズブズブッッッッ!!!!ヴヴヴヴヴヴヴヴ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う、あの忌まわしい音と同時に、双丘の秘門に再び激痛を感じた。
「うぐわああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マトイの絶叫が辺りに響き渡る。
「…ククク…。…これを入れっぱなしにしている方が悪いのですよ…?」
ピエールの皺枯れた手が、マトイの双丘に食い込むあの太く長いペニスの梁型を押し込む。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、首に血管を浮き立たせて叫ぶ。
「さぁ、これ以上、痛い思いをしたくなかったら、さっさとゴーグリーンのペニスを咥えるのです!!」
勝ち誇ったように笑みを浮かべ、静かに言うピエール。
「…さぁ、…マトイ兄ィ…!!」
静かににじり寄って来るショウのペニス。
「…ぁぁぁぁ…!!」
マトイの目から涙が頬を伝った。そして、
「…ぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んだその瞬間、
ジュボッ!!ジュブウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う音と共に、マトイはショウのペニスを掴むと、一気に口の中に頬張ったのだった。