災魔の誘惑 第33話
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
薄暗い部屋の中に響き渡る淫猥な音。それと同時に、
ヴヴヴヴヴヴヴヴ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言うこれまた淫猥な音も。
「…ふ…ッ!!…んん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
ツンツン頭の男性が顔を真っ赤にし、苦痛に顔を歪めてその頭を前後に揺り動かしている。ゴーレッド・巽マトイ。
彼の体を纏っていたであろう、光沢のある鮮やかな赤色のアンチハザードスーツはいまやその機能をすっかり失い、ただの襤褸切れと化していた。その隙間から見える彼の体には無数の痣と鬱血痕が窺えた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そんなマトイの目の前には、さらさらの髪の男性がその精悍な顔付きを歪ませ、目を虚ろにして仁王立ちしている。ゴーグリーン・巽ショウ。
彼の体を覆う光沢のある鮮やかな緑色のアンチハザードスーツはその密着度を失わず、彼の筋肉質な体のラインをクッキリと浮かび上がらせていた。彼の体がビクッ、ビクッ、と脈打つたびに、そのアンチハザードスーツがキラキラと輝く。
そして、ゴーグリーンのアンチハザードスーツの2本の足の付け根部分。ショウの男としての象徴であるペニスがそこから飛び出し、目の前にしゃがみ込んでいるマトイの口の中にすっぽりと収まり、あの淫猥な音を立てていたのだ。
「…す…っげ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、ショウが声を上げる。
「…アニキの…。…マトイ兄ィが…、…オレのチンポを…、…しゃぶってる…!!…しかも、…すっげぇ、…うめえ…!!」
「あらあら」
ショウの横に災魔獣ツタカズラがAV女優・鹿鳴館香の姿で、その妖艶な雰囲気を出しながらやって来る。
「…男だから、気持ち良いポイントを知っているからかしら…?…それとも…」
クスッと笑う香。
「…本当は、兄弟には内緒で、…実はゴーレッドは男好きでした、…とか…?」
その言葉を聞いた途端、マトイが目を見開き、ツタカズラを睨み付ける。だがすぐに、
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と、あの忌まわしい音が大きくなり、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、マトイの悲鳴が辺りに響き渡った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
マトイがその場でゴロゴロとのた打ち回る。
マトイの背後、双丘の秘門にはペニスの形をした大きな梁型が突き刺さっており、それが振動を上げていたのだ。その振動がマトイの前立腺を刺激し、下腹部にじんじんとした、あの忌まわしい疼きを再び与えていたのだった。
「あははははッッッッ!!!!アニキィッ、アニキのチンポ、ビンビンになってるじゃねえかッ!!やっぱり変態だったんだな、アニキィッ!!」
マトイのペニスの外へ突き出し、未だに勃起した状態でビクビクと蠢き、真っ赤に腫れ上がった先端からはトロトロと淫猥な液体を溢れさせていたのだ。
「オラッ、アニキッ!!ちゃんと座れよッ!!」
ショウがズカズカとマトイの元へやって来ると、マトイのツンツン頭を乱暴に掴んだ。
「…ショ…オオオオ…ッッッッ!!!!」
マトイがショウを懸命に睨み付ける。だがショウは、相変わらず不気味な笑みを浮かべ、
「…フンッ!!」
と鼻で笑ったかと思うと、
「オラッ、アニキッ!!ちゃんとオレのをしゃぶれよッ!!カメラが回ってるだろうがッ!!」
と言うと、右手に自身のペニスを持ち、
ドボオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音を立ててそれをマトイの口の中へ突き刺した。
「…お…ご…!!」
その瞬間、マトイは目をカッと見開き、目から涙をポロポロと頬に伝わらせ、ぽかんと開かれた口からは涎が零れ落ちた。そして、
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う、あの忌まわしい音が大きくなり、
「んああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
とマトイが絶叫する。
「フフッ!!」
ツタカズラが悪戯っぽい笑みを浮かべている。その手には小さな黒いものが。
「私達に刃向かっても無駄ですわよ?今、あなたは完全に私達のおもちゃ。下手に刃向かえば、あなたのお尻のおもちゃが更にあなたを狂わせることになりますわよ?」
そう言った瞬間、ツタカズラの両手が伸び、あっと言う間にマトイの両手首を後ろ手に縛り上げてしまった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
正座させられ、両手を後ろ手に縛られたマトイ。その目の前にはショウのペニスが。
「…もう、…止めて…くれ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、目を潤ませ、懸命にショウを見上げるマトイ。
その心の中は既にぐちゃぐちゃだった。ショウが災魔一族の言うがまま、されるがままになり、淫猥なことをしたばかりか、マトイへもその眼差しを向けている。誇り高きレスキュー魂など、ショウの中には最早、存在せず、ただの快楽に溺れる人間に成り下がってしまった。
それだけではない。マトイ自身もショウや災魔獣ツタカズラに陵辱された。それだけでは済まされず、自身の双丘の秘門から与えられる刺激が、抑え込んでいた欲求を目覚めさせ、その波に流されようとしていたからだ。今や、マトイのプライドすらズタズタになろうとしていた。
「…頼むから…、…もう…、…こんなことは…!!」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「はうああああッッッッ!!!!」
「…まだ分かりませんの?」
ムッとした表情の香。
「あなたは私達に逆らえませんのよ?あなたは私達のおもちゃに成り下がったのです。それに、ショウさんが待っているでしょう?」
そう言うと、香はニヤリとし、
「ほら、ショウさんのおチンポ、しゃぶって差し上げなさい?」
と冷たく言い放った。
「…う…う…う…う…!!」
体の奥底から湧き上がって来る感覚を必死に堪えながら、マトイはショウのペニスに近付くと、それをゆっくりと口に含んだ。
…チュブッ!!…ジュブッ!!…ジュブジュブッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音が再び聞こえ始め、
「…あぁぁ…!!」
と、ショウが虚ろな視線を上空に投げ掛けた。
「…す…っげ…!!…マトイ兄ィの口の中、…すっげぇ、…気持ち…いい…ッ!!」
マトイの頭を両手で押さえ、ゆっくりと腰を前後に動かす。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「ああああ…。…ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
次の瞬間、ショウが狂ったように腰を前後に物凄い勢いで揺り動かし始めた。
「んぐううううッッッッ!!!!んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、懸命にショウのペニスに刺激を与えるマトイ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ショウも顔を真っ赤にし、汗を滴らせながら腰を前後に振る。
「…や…べ…え…ッ!!」
ショウの両脚がガクガクと震え始める。
「…アニキ…!!…アニキィッ!!…イクぜッ!!…アニキに…ぶっ掛けるぜ…ッ!?」
ショウがそう言った途端、マトイは、
「んんんんッッッッ!!!!んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う呻き声を上げ、目を見開いて頭を左右に小刻みに振った。だが、その思いはショウには伝わらなかった。
「…イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ショウがそう呻くように言った途端、
ジュボッ!!
と言う音と共にショウのペニスがマトイの口から引き出された。その瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、ショウのペニスから濃白色な、強烈な臭いを放つ液体が溢れ出し、
ビチャッ!!ビチャッ!!ボトッ!!ボトッ!!
と言う音と共に、マトイの顔、体、マトイの体の周りへとそれが飛び散ったのだった。