ヒーロー陵辱 第16話
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
ベッドの上に大の字に拘束された淳市。ボウケンレッドの光沢のある鮮やかな赤と白を基調とした全身タイツを身に纏い、大きく胸を動かすたびにそれがキラキラと輝いている。
「…う…、…あ…、…あぁぁぁ…!!」
その目は潤み、次に何をされるのか、恐怖で顔は引き攣っている。だが、その瞳の奥にはおぞましい感情がぐるぐると渦巻いているような感じにも見えた。
「…オレは…ッ!!…絶対に…ッ、…負けねえええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そう強がってみせた淳市。だが、所詮は20代前半の男だ。ヤリたい盛りの筋肉バカと言う言葉が良く似合いそうな、調子のいい男だ。
(…最早、時間の問題だろうな…!!)
僕はニヤリとすると、
「じゃあ、続き、始めるぞ?」
と言うと、大きく上下に動いている淳市の筋肉質な両胸にぷっくりと浮き出た2つの突起のうち、右胸のそれに再びキスをした。
…チュッ!!
くすぐったい音が聞こえた途端、淳市は体をビクリと跳ねらせた。
…クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
僕は舌先で淳市の右胸の突起をコロコロと転がすようにしてみたり、強く弾いてみたり、はたまたその周りをねっとりとねぶったりする。そのたびに淳市は、
「…んく…ッ!!…ふ…ッ、…うう…ッ!!…うううう…ッッッッ!!!!」
と呻き、目をギュッと閉じて眉間に皺を刻み込む。
「…く…っそ…オオオオオオオオ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
僕の唾液がボウケンレッドの全身タイツにどんどん染み込み、透過性を増して淳市の胸の突起が少しずつ見えて来る。
「…へぇぇ…。…淳市のここ、茶褐色なんだな…」
「ぐッ、具体的に言うなッ!!」
「まぁ、無理もないか。日焼けサロンで灼いているんだもんな」
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
「ふわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
少しだけ舌の動きを速めた時、淳市は素っ頓狂な喘ぎ声を上げた。
「ほら…。…やっぱり、感じてるんじゃないか…」
「だッ、だからッ、感じてなんかいねえええええッッッッ!!!!」
その時、僕は右手に持っていたあのローターを淳市のペニスの先端に宛がい、スイッチを入れた。
ヴウウウウウウウウ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
「ぐぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
さっきよりも振動を少しだけ強くした。そのため、低い振動音が少しだけ大きくなり、同時に振動数が更に多くなる。それはつまり、未だ大きく勃起したままのペニスの先端にさっきまでとは違う強さの刺激が加わることを意味し、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と、淳市は頭を左右にぶんぶんと振り、腰をガクガクと上下に動かす。そして、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音を立てて、淳市のペニスの先端からはドクドクと淫猥な液体が溢れ出した。
「何だ、淳市?やっぱり感じてるんじゃないか」
「かッ、感じてなんかいねええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
「うがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
淳市の野太い絶叫が部屋中に響き渡る。
「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
淳市が狂ったように体を暴れさせる。だが、彼のガッシリとした両手首と両足首を拘束している拘束具は決して外れることがなく、むしろ、食い込んで行くようにも見えた。まるで、僕の心の中を見透かしているかのように…。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
ビクビクと大きく脈打つ淳市のペニス。その先端から溢れて来る淫猥な液体。それがボウケンレッドの全身タイツにしっかりと染み込み、そこが透過性を帯びて来る。そして、淳市のペニスの真っ赤に腫れ上がった先端部分が少しずつ見え始めていた。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
そんな淳市の右胸の突起を刺激し続ける僕。舌で丁寧に舐め上げたり、コロコロと転がしたり、くすぐったりを繰り返す。
「…も…ッ、…もうッ、止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
耳元で淳市が大声で叫ぶ。
「…ククク…!!」
僕が顔を上げると、淳市は、
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と大きな荒い呼吸を繰り返しながら、虚ろな瞳で僕を見下ろしていた。
「…どうした、淳市?…絶対に負けないんじゃなかったのか…?」
「…く…ッ!!」
鬼のような形相、とでも言うのだろうか。物凄く憎々しげな憎悪に満ちた目で僕を見下ろしている淳市。だが、その瞳の奥には、どうしようもないほどのおぞましい感情が芽生え、彼を少しずつ支配しようとしているのが分かった。
「…く…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
不意に淳市が叫び、体を仰け反らせた。
「くそッ!!くそッ!!くそオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボウケンレッドの鮮やかな赤色のグローブに包まれた両拳がギリギリと音を立てている。
「フフッ!!そんなに悔しがることないじゃないか」
随分と追い詰められているようだ。まぁ、無理もないな。今までこんなに激しい快楽を得ていなかっただろうし。
「もっと気持ち良くなろうよ」
そう言った時、僕はまた別のものを手にしていた。それを見た途端、淳市が俄かに怯えた表情を浮かべ、
「…止めろ…!!」
と言って来た。
「うん?どうしたんだい、淳市?」
「…た…ッ、…頼む…ッ!!…それだけは…、…それだけは…ッ!!」
「え?どうしたんだい?」
僕が手にしていたもの。先端が丸みを帯びた灰色のもの。その先には長い柄が付いていて、そのお尻の部分にはコードが付いていた。
「まさか、淳市。これが何だか知っている、とでも言うのかい?」
僕が敢えてそう尋ねると、淳市は、
「…ぐ…ッ!!」
と、言葉を詰まらせ、顔を真っ赤にした。
「正直に答えないと…」
そう言いながら、僕はその道具の丸みを帯びた先端部分を淳市のペニスの先端部分に宛がった。そして、その柄に付いているスイッチを動かした。
カチッ!!
乾いた音が聞こえたその瞬間、
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
と言う低い振動音が聞こえ始めた。と同時に、
「うあッ!?うあッ!?ああッ!?ああッ!?」
と、淳市は目をカッと見開き、体を仰け反らせた。そして、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と叫び始めた。
「…ククク…!!」
低く笑い、淳市を見上げる。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
淳市は体をガクガクと痙攣させながら悲鳴を上げ続けていた。