ヒーロー陵辱 第20話
淳市とは違い、芳将は簡単に堕ちた。
「正樹さんッ!!オレ、これやっておきますよッ!!」
「正樹さんッ!!これはここでいいっすか!?」
「何かあったら何でも言って下さいッ!!オレッ、正樹さんのためなら、何だってしますッ!!」
人懐っこいのは淳市と同じだ。だが、根っからの性格が違う。簡単に言ってしまえば、芳将の心の奥底には僕に支配されたいと言う物凄い淫猥な感情があったと言うことだ。
それを知ったのは僕がネット通販であのゲル状のもの・媚薬を手に入れた時だった。
(…誰に使おうか…?)
元はと言えば、淳市に使うために購入したものだった。その薬の力で淫らに狂ったヒーロー淳市を見てみたい、その薬の力で僕の言いなりになってしまう淫乱なヒーローを見てみたいと言う思いがあった。
だが、そんな効力があるのかどうかも疑わしかった。使ってみたはいいものの、結局、何の効果もなかった、なんて詐欺まがいなものを掴まされていたら意味がない。だからこそ、最初に使う人物、いわゆる生け贄を見極めていた。
「正樹さぁんッ!!」
そんな時、僕の目の前に現れたのが芳将だった。
「聞いて下さいよぉッ、正樹さぁんッ!!」
人懐っこさは淳市と同じだ。だが、芳将の方がグイグイ来る感じだった。まぁ、淳市より年を重ねているのもあるのか、それとも、本来、芳将が持ち合わせているキャラクターのせいでもあるのか、人の懐に入り込むのが物凄く上手だった。
(…そうだ…)
その時、僕の中にはおぞましい感情がぐるぐると渦巻いていた。
「なぁ、芳将」
「はい?」
ドクンッ!!ドクンッ!!
僕の心臓は大きく高鳴っている。今から言おうとしていることを、芳将はどうやって捉えるだろうか。
「芳将、マッサージしてやろうか?」
「へッ?」
あまりに突然のことに、芳将は一瞬、きょとんとした表情を見せた。
「何か、最近、体中が凝るって言ってただろう?いいマッサージゲルを手に入れたんだよ。良かったら、どうかなって思って」
「…マジですか?」
何だか、芳将の目がキラキラと輝いているように見える。
「正樹さんにマッサージしてもらえるなんて、凄く光栄ですッ!!」
「な、何で?」
今度は僕が聞き返す番だった。すると芳将は顔を少し赤らめて、
「正樹さんは普段から凄く優しいですし、いろいろ気にかけてくれますし…。そんな正樹さんと一緒に仕事が出来るだけでも嬉しいのに、マッサージまでしてもらえるなんて…ッ!!ああッ、もうッ、夢のようですッ!!」
と言ったのだ。
「…そ、…そう。…それは良かった…」
こっちが引くくらいに芳将は嬉しそうに言う。だが。
(…ククク…!!)
僕は心の中でほくそ笑んでいた。
(…芳将が馬鹿で良かった…!!)
普段から体を鍛えている芳将。柔道で作り上げたその分厚い胸板と言い、その筋肉質な体を貪ってやりたいと思っていた。その願いがこんなにも早く叶うとは…!!
「じゃあ、今度の休みに僕の家に来てもらえるかな?」
「分かりましたッ!!よろしくお願いしますッ!!」
そして、芳将は簡単に堕ちた。
最初は、少しだけ戸惑っていた。
「…え?…ぜ、全裸になるんですか?」
それはつまり、芳将のガッシリとした筋肉質な体だけではなく、彼の男としての象徴であるペニスも見られると言うことを意味していた。だが、芳将は、
「分かりましたッ!!」
と言ったかと思うと、あっと言う間に全裸になり、
「じゃああああんんんんッッッッ!!!!」
と言って、腰をグイッと前へ突き出し、自身の男としての象徴を見せ付けるようにして来たのだ。
「…な、何やってんだよッ、芳将ッ!?」
一応、慌てるふりをしてみる。だが、芳将は悪戯っぽく笑って、
「別に?正樹さんになら見せてもいいかなって思ったんで」
と言った。
「…オレ、正樹さんになら、何をされてもいいんですよ。オレ、正樹さんになら、この体をいくらでも捧げます」
顔を赤らめ、そう言う芳将。そう言っている間にも、彼のペニスはむくむくとその頭をもたげ始め、臍へ向かって大きく勃起した。
「…じゃあ…」
「…あ…」
その時、僕は芳将の大きく勃起したペニスを優しく握り、その前に身を屈めていた。
「…ま…、…正樹…、…さん…?」
心なしか、芳将の顔が真っ赤になり、ぽかんと開けられた口からはぁはぁと荒い呼吸がしている。
「…こうされたいんだろ?」
「…うあ…」
…ジュッ!!…ジュブッ!!
すぐに淫猥な音が聞こえ始め、芳将は体を仁王立ちにさせたまま、恍惚な表情を浮かべる。
…ジュボッ!!…ジュボッ!!
「…あ…ッ、…うあ…ッ!!」
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…気持ち…、…いい…ッ!!」
無意識なのか、芳将は腰を前後に揺り動かす。
それからは簡単だった。芳将を無機質な台の上に横たえらせ、四肢をX字に拘束する。
「はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!」
それだけで、芳将は呼吸を荒くし、体と垂直に屹立したペニスをビクンッ、ビクンッ、と脈打たせ、その真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からはトロトロと透明な粘着質な淫猥な液体を溢れさせ続けた。
「何だよ、芳将ぁ。お前、本当にど変態だな」
「うああああ…ッッッッ!!!!」
そう言っただけで、芳将は体をくねらせ、大きく勃起したペニスを更に大きくさせるようにした。
そして、その体にゆっくりとそのゲル状のものを塗り広げて行く。
「あはッ!!くすぐったいッ!!」
そう言っていた芳将だったが、次第に、
「…あぁ…。…あぁぁぁ…」
と喘ぎ始め、その目を虚ろにさせ始めた。
「…何…、…だ…、…これ…?…体が…ッ、…熱い…ッ!!」
体中の穴と言う穴から汗が噴き出し、その筋肉質な体を伝って流れて行く。そして、僕がその体に手を触れようものなら、
「はうッ!?」
「ああッ!!」
と言う艶かしい声を上げ、ビクンッ、と跳ねらせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そして、そのペニスからは止め処もなく淫猥な液体が溢れ続けている。
「…イ…、…イキ…、…たい…ッ!!…イカ…、…せて…!!」
目を虚ろにし、今にも泣きそうな表情で言う芳将のペニスを何度となく刺激し、絶頂に達しようとすると寸止めを繰り返す。そして、芳将を限界まで追い詰め、最後には大絶叫と共に、彼のミルクタンクの中にある淫猥な液体を一適残らず搾り取ってやった。
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その筋肉質な双丘がグンと突き上がった次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音と共に、そこから大量の濃白色な強烈な臭いを放つ淫猥な液体が弾丸のようにビュッ、ビュッ、と飛び出し、宙で弧を描いた。
それから、芳将は快楽にすっかりと虜になってしまったようで、僕の従順な奴隷に成り下がっている。そんな芳将に僕は戦隊ヒーローの全身タイツを着せ、ヒーローを陵辱するかのようにいじめて楽しんでいた。
「…イッ、イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!くっそオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
芳将は体を大きく仰け反らせ、その大きく勃起したペニスから何度も何度も白濁の淫猥な液体を溢れさせ続けたのだった。