ヒーロー陵辱 第25話
「…よい…、…っしょ…」
今日も今日とて倉庫の整理に追われている僕。無造作に山積みになっているダンボールを1つ1つ動かし、きちんと分類しては並べて行く。
「…ったく、よくもまぁ、こんなになるまで放っておいたものだな…」
本当にそう言いたくなる。ダンボールの中身も確かめず、とにかく空いているスペースへ置く、もしくは、ダンボールの上に重ねて行けばいいと思っているようなところがあるように見えてならない。
「これじゃあ、いつまで経っても整理が終わらないじゃないか!!」
そう言ったところで、僕はニヤリと笑った。
「…いや…。…終わらない方が好都合だ…!!」
この間、僕はこの場所で、淳市に奴隷ヒーロー宣言をさせた。
「…オレは…、…正樹さんの奴隷ヒーローです…」
大きく勃起したペニスを口で刺激され、絶叫と共にそのエネルギーを放出させた淳市。その最後の一滴まで搾り取らん勢いで、僕は淳市の大きく、熱く、太いペニスをひたすら刺激した。その刺激に淳市はよがり狂い、最後には、涙を零しながらそう宣言したのだ。
だが、それは淳市の心からの宣言ではないことも分かっていた。
最も敏感なところを柔らかく、ねっとりと愛撫され、その快楽に流されていたのも事実だ。
「…さてさて。今日はどうしたものか…」
コツ、コツ。
今日も静かに聞こえて来る足音。
「…フフッ!!」
思わず笑ってしまう。
今日はこの間のように躊躇いがちな歩き方ではない。むしろ、ゆっくり、ゆっくりと倉庫へ向かって来る。そして、ガチャッ、と言う音と共に、大きな体が姿を見せた。
「…」
だが、その男、淳市は無言のまま倉庫の中へ入って来ると、静かに扉を閉めた。
「…どうした、淳市?」
僕がそう尋ねた途端、淳市は俄かに顔を真っ赤にし、
「…ッッッッ!!!!」
と言葉を詰まらせた。
だが。
「…フフッ!!」
僕は笑うと、淳市の大きな体に正面から抱き付いた。そんな僕のお腹に突き出した硬いものがぶつかる。
「…何も言えないのに、体は正直なんだな…」
「…あ…ッ!!」
右手を伸ばすと、そこへ柔らかな愛撫を加える。
「…淳市のチンポ、おっきくなってる…」
「…あッ!!…あッ!!」
スラックス越しでも分かる硬く、大きく、熱い淳市のペニス。それが僕の手の中でビクッ、ビクッ、と脈打つ。
「…正樹…、…さん…ッ!!」
その時、淳市の大きな両腕が僕の背中へ回り、ギュッと抱き締めて来た。
ドクンッ!!ドクンッ!!
淳市の心臓の鼓動は速く、相当興奮しているのが分かる。
「どうしたんだよ、淳市ぃ?今まで、こんなに自分から求めて来たことなんてないのに…」
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
淳市のペニスをゆるゆると前後に刺激すると、淳市はそれに合わせて喘ぐ。
「…気持ちいいのか?」
僕がそう尋ねると、淳市は何度も何度も首をガクガクと縦に動かし、
「…気持ち…、…いい…ッ!!…気持ち…、…いい…です…ッ!!」
と、顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じてそう言った。
「…じゃあ…、…キス…しようか…」
そう言った途端、淳市の顔が物凄い勢いで動き、僕の唇に自身の唇を押し当てるようにした。
…クチュッ!!…クチュクチュ…ッッッッ!!!!
僕の舌を必死に絡めるように、淳市の大きな舌がヌメヌメと僕の口の中を動き回る。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
「…ん…ッ、…んふ…ッ!!」
快楽を貪るかのようになのか、半ば、やけくそなのか、淳市が息を荒くし、顔を真っ赤にして僕の唇を求めて来る。
その時、僕は淳市の背中に回していた左手を前へ持って来ると、淳市の筋肉質な右胸に浮き出た突起をキュッと摘んだ。その途端、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う素っ頓狂な声と共に、淳市が目をカッと見開き、体を仰け反らせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ブルブルと体を震わせる淳市。
「…ククク…!!」
僕の右手は淳市のペニスをスラックス越しにゆるゆると前後に刺激しながら、左手で淳市の右胸の突起をクリクリとくすぐるように刺激する。
「本当に、淫乱になってしまったな、淳市」
「…く…っそ…ォォォォォォォォ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
倉庫の中だからか、あまり大声を上げられない。そのせいもあるのか、淳市は目をギュッと閉じると体を強張らせ、呻くようにそう言った。体の横では両拳を握り締め、ブルブルと震わせていた。
「…もっと気持ち良くなりたいか?」
僕がそう尋ねると、淳市は虚ろな瞳を僕に向け、
「…なり…、…たい…」
と言った。
「…じゃあ…」
「…あ…」
その時、僕は淳市のペニスと右胸の突起から手を離し、淳市とも少し距離を置いた。その途端、淳市は、
「…ん…ッ、…んふ…ッ!!」
と、体をくねらせ、両手でその部分を覆うようにしてもじもじとし始めた。
「…正樹…、…さん…!?」
「もっともっと、気持ち良くなりたいんだろう?」
「…なり…、…たい…!!」
「…今夜…」
「…え?」
僕の言葉の続きを待つかのように、淳市が僕を見つめる。その瞳の奥には、淳市の心の中のおぞましい感情が滲み出ていた。
「…今夜、いつもの場所へ来い。明日は休みだからな、たぁっぷりとかわいがってやるよ…!!」
「…は…、…い…」
淳市が頷く。それを見届けると、僕はニヤリと笑い、
…チュッ!!
と言う音と共に、淳市にキスをした。
…コンコン…。
街外れにある小さなホテル。そこは既に、淳市のお仕置き部屋と化していた。
「…よう…」
「…ど、ども…」
いつものようにオドオドしながら部屋に入って来る淳市。だが、その瞳はギラギラと輝き、これから起こることを期待しているかのようだ。
そして、シャワーを浴びた淳市は真っ白なバスタオル1枚のまま、浴室から出て来た。
「…おいおい…」
「…ッ!!」
淳市のガッシリとした2本の足の付け根部分。真っ白なバスタオルに包まれたその部分がにゅっと突き出していた。
「…本当に淫乱になったな、淳市は…」
そう言いながら、僕は淳市の腰周りに巻かれたバスタオルを外す。
ビイイイイイイイインンンンンンンンッッッッッッッッ!!!!!!!!
そのバスタオルが取られた瞬間、淳市の大きく勃起したペニスが音を立てるように飛び出し、ぶらぶらと大きく揺れた。
…ビクンッ!!…ビクンッ!!
大きく、太く、長いそれ。その真っ赤に晴れ上がった先端の鈴口からは透明な粘着質な液体がじわぁっと溢れ、ポタッ、ポタッ、と粘着質な糸を引きながら床の上に零れ落ちていた。
「…相変わらずな大きさだな、淳市…」
…バチンッ!!…バチンッ!!
普段、曲がる方向とは逆、足元の方へ向かってそれを押し、手を離すとその反動でバチンと言う音と共に淳市の腹にぶつかり、ぶらぶらと揺れる。そして、その鈴口に溜まった溢れる淫猥な液体を撒き散らした。僕はそれを何度か繰り返し、その硬さを楽しむ。
「…じゃあ、今日はこれを穿いてもらおうか」
そう言って、僕は手にしていたものを淳市に放り投げた。