ヒーロー陵辱 第30話

 

「…え?」

 ぷにっとした柔らかく、温かい感触。僕の唇に淳市の唇が触れた時、僕は一瞬、呆然としてしまっていた。

「…淳…市…?」

「はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!

 こんなにいやらしい表情の淳市は今まで見たことがなかった。

「…イ…、…キ…、…たい…!!

 顔を真っ赤にし、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、切なそうな表情で僕を見上げている。

「…お願い…、…です…。…オレを…、…オレを…、…イカせて…、…下さい…ッ!!

「…ククク…!!

 その時の僕の心の中にはおぞましい感情がぐるぐると渦巻いていた。

 まだだ。まだ、足りない。

 淳市を完全に従順な奴隷にするためには、もっと追い込む必要がある。

「…そんなにイキたいのか?」

 そう言いながら、淳市のペニスを優しく包み込んだ。その途端、

「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、淳市は体を仰け反らせて叫び声を上げた。

 グジュッ!!グジュウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 そして、僕の手の中にある淳市のペニスがビクビクと大きく脈打ち、真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口からはドクドクと、半ば白いものが混じった粘着質な液体が溢れ出し、僕の手に伝い落ちた。

「なぁ、淳市。そんなにイキたいのかと聞いているんだ!!

 その瞬間、僕は淳市のペニスを握る右手を小刻みに高速で上下に動かし始めた。

 グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

 淫猥な音が聞こえ、

「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と言う淳市の悲鳴混じりの叫び声が耳を劈く。そして、

「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!

 と早口で叫び、ガクガクと腰を上下に動かし始めたその瞬間、僕は再び手を離していた。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 最早、悲鳴にならない悲鳴を上げる淳市。その大きな体を大きく震わせ、首筋には血管が浮き出ている。そして、その大きな体がバタバタと暴れるたびに、ベッドがギシギシと軋み音を立て、更に、淳市の両手両足を拘束している金属具がガチャガチャと言うけたたましい音を立てた。

「ほらほら、どうした、淳市?イキたいんじゃないのか?」

 僕は、今度は淳市のペニスの先端部分を強く刺激してやった。

 グリュッ!!グリュグリュッッッッ!!!!グジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 されるがままの淳市。その腰がガクガクと上下に揺れ動く。

「…たい…」

 突然、淳市の体がガクリとベッドの上に伸びた。そして、何かを呟き始めた。

「…イキ…たい…。…イキたい…。…イキたいイキたいイキたいイキたい…!!

 まるで呪文のように、うわ言のように言う。その視線はぼんやりとし、どこを見ているのかも分からない。

「そんなにイキたいのか?」

 そう尋ねた時、淳市の視線がゆっくりと僕の方へ動いた。そして、コクンと頷いたかと思うと、

「…イキ…、…たい…」

 と息も絶え絶えに言った。

「…お願い…、…です…。…もう…、…イカ…せて…、…下…さい…!!

「じゃあ、これから先、未来永劫、お前は僕の奴隷ヒーローでいると誓え!!

 グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

「いああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 淳市の上半身がガクガクと跳ね上がる。

「…ちッ、…誓いますッ!!…オレは…ッ、…正樹さんの奴隷ヒーローです…ッ!!…だ…、…だから…ッ!!…オレを…ッ、…オレを…ッ!!

 その体が大きく仰け反ったその瞬間、

「…オレを…ッ、…イカせてくれええええええええええええええええええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、絶叫した。その瞬間、僕は淳市のペニスを刺激する右手の動きを、これでもかと言うほどに速くしてやった。

 グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

 淫猥な音が激しさを増したその瞬間、

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、淳市は雄叫びを上げる。そして、僕の右手の中のペニスがビクビクと大きく脈打ち始めた。

「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクイクイクイクッッッッ!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 と、まさに絶叫した。そして、淳市のペニスの先端部分がぶちゅっ、と言う音を立てたその瞬間、

 ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!

 と言う物凄い音と共に、淳市のペニスから大量の濃白色な、ドロッとした強烈な臭いを放つ淫猥な液体が弾丸のように物凄い勢いで次から次へと飛び出し、あるものは宙を舞い、ビチャビチャとベッドの上に叩き付けられ、あるものは淳市の彫刻のような茶褐色の体の上に放射状に飛び散った。

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「…と…ッ、…止まら…ねええええええええええええええええ…ッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「うがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「…こ…ッ、…壊れる…ッ!!…オッ、…オレの…ッ、…チンポ…が…ッ!!

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「壊れるううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ビュウウウウッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!

「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 本当にどれだけのエネルギーを溜め込んでいたのだと聞きたくなるほど、淳市の太く、長く、大きなペニスからは物凄い勢いで淫猥な液体が次から次へと溢れて来る。

「…凄い…!!

 グジュグジュと言う淫猥な音を立てて、僕は淳市のペニスを刺激し続ける。その刺激に合わせるかのように、淳市のペニスがビクッ、ビクッ、と何度も何度も脈打ち続け、真っ赤に腫れ上がった先端の鈴口部分からドクドクと淫猥な液体を溢れさせ続けたのだった。

 

 どのくらい時間が経っただろう。

「…」

 淳市はぼんやりとした視線を宙に投げ出したまま、ビクリとも動くことがなかった。

 今、部屋の中は淳市のペニスから溢れ出した大量の濃白色な淫猥な液体の強烈な臭いが充満していた。

 …ビクンッ!!…ビクンッ!!

 そんな淳市のペニスは未だに体と垂直に大きく勃起したまま、ビクンッ、ビクンッ、と脈打ち続けている。

「気持ち良かったか?」

 僕が尋ねた時、淳市の視線がゆっくりと動いた。そして、

「…正…、…樹…、…様…」

 と、弱々しい声で言った。

「これからお前はいつでもどこでも、僕の奴隷ヒーローだ。この意味が分かるか?」

 僕がそう尋ねると、淳市はコクンと頷いた。

「…はい…。…オレは…、…会社でも…、…どこでも…、…喜んでこの体を捧げます…」

 その時、心なしか、淳市の口元が綻んでいるように見えた。

 

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