ヒーロー陵辱 第37話

 

 奴隷ヒーローの芳将と淳市。この2人の見事なほどの化学反応が起こるのは言うまでもなかった。

 淳市が芳将の奴隷ヒーローに成り下がってからと言うものの、2人の社内での営業成績はずば抜けて良くなり、表彰されることもしばしばだった。

「おい、淳市」

 スーツ姿の芳将がニヤニヤしながら淳市の元へやって来る。

「…何すか、芳将さん…?」

 そう言いながらもどこか芳将を睨み付け、少しだけ腰を落とす淳市。

「次のレースも、絶対に負けないからな!!

「オレだって、絶対に芳将さんには負けませんから!!

 ヒーローのように相手をしっかりと睨み付け、今にも臨戦態勢になりそうな2人。そうやってお互いにライバル視しているからこそ、営業成績もどんどん良くなって行く。

 だが、いざ、2人きりになると、そんなカッコいい2人とは程遠くなる。

 

 …クチュクチュ…ッッッッ!!!!…クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!

 今日も聞こえて来る淫猥な音。場所は、いつもの街外れのホテルだ。

「…あ…ッ、…ああ…ッ!!…ふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!

 僕の目の前で、光沢のある鮮やかな赤色を基調とした競パン1枚だけの姿でベッドの上に大の字に拘束されている淳市が艶かしく喘ぐ。そして、そんな淳市の剥き出しになった大きな体にキスの雨を降らせる芳将。こちらは光沢のある鮮やかな空色の競パン1枚の姿だ。

 お互いに筋肉質な2人。その体が絡み合い、何とも言えない情景を作り出している。

 チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!

「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 芳将が淳市の筋肉質な右胸の突起をチュクチュクと言うくすぐったい音を立てて小刻みに刺激する。それに対して、淳市の大きな体が弓なりにしなる。

「…よ…ッ、…芳将…さ…」

 チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!

「ふああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 顔を真っ赤にし、目は虚ろ。はぁはぁと荒い呼吸を繰り返し、芳将のされるがままになっている淳市。

「…気持ちいいか、淳市…?」

 芳将が尋ねると、淳市はコクコクと頷き、

「…気持ち…、…いい…です…!!…も…、…もっと…、…お仕置き…して…下さい…!!

 と、目を潤ませながら言った。

「…じゃあ…」

「…ッッッッ!!!!…うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 小さな競パンから飛び出した淳市の男としての象徴・ペニス。太く、長く、硬くなったそれがぬめっとした温もりに包まれると、淳市は大声を上げ、体を更に弓なりにした。

 …ジュボッ!!…ジュボジュボ…ッッッッ!!!!

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!

 淳市のペニスを口に含んだ芳将の頭が上下に時にゆっくり、時に激しく動く。その何とも言えない刺激に、淳市は狂ったように叫ぶ。

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

「…気持ち…、…いい…ッ!!…気持ちいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 目をギュッと閉じ、頭を左右にぶんぶんと振り乱して喘ぐ。

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

「…あ…あ…あ…あ…!!

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

「…だ…ッ、…だめ…ッ!!…だめだめだめだめ…ッッッッ!!!!

 その時だった。

 …ジュボッ!!

 突然、淫猥な音と共に、芳将が淳市のペニスを口から出したのだ。

「…え?」

 絶頂に達する直前に刺激を止められ、淳市は呆然とした表情を浮かべる。だが、すぐにはぁはぁと荒い呼吸を更に立て始めた。

「…ククク…!!

 芳将が目をギラギラとさせて低く笑っている。そんな芳将の光沢のある鮮やかな空色の小さな競パンから飛び出した芳将の男としての象徴・ペニス。それは今、臍へ向かって大きく勃起し、その真っ赤に腫れ上がった先端からドクドクと透明な淫猥な液体を溢れさせ続けていた。

「…オレも…、…気持ち良くしてくれよ…!!

 そう言うと、芳将は淳市の顔の方へそのガッシリとした両足を持って行き、淳市の顔へ自身のペニスを突き立てるようにしたのだ。

「…んむ…」

「…あ…」

 淳市の口の中に芳将の大きなペニスが消えた時、芳将は一瞬、ビクンッ、と体を痙攣させた。

「…あむ…」

「…んん…ッ!!

 そして、芳将の口の中に淳市のペニスが消えた時、今度は淳市が顔を歪め、呻き声を上げた。

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

 淫猥なハーモニーが聞こえて来る。

「…んん…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!

「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!

 お互いの頭が動き、お互いのペニスを刺激する。

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

「んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!

 淳市の呻き声が徐々に上ずって行く。そして、

「…よ…ッ、…芳将…さん…ッ!!…イッ、…イッちゃいそう…ッ!!

 と言い出した。すると芳将は、

「…オレも…だ…!!

 と一言だけ言い、再び淳市のペニスを口に含むと、頭を更に早く動かし始めた。

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 その刺激に淳市が悲鳴に近い叫び声を上げる。

「…イクッ!!…イクッ!!…イクイクイクイクッッッッ!!!!

 その時だった。

 芳将の手が伸びて来たかと思うと、淳市の頭を鷲掴みにした。そして、その口の中へ芳将のペニスを突っ込んだのだ。

「んんんんんんんんんんんんんんんんッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!

 お互いの頭が前後に激しく動き、ジュボジュボと言う淫猥な音が重厚なハーモニーを奏でる。

 そして、お互いの筋肉質な双丘がビクッ、ビクッ、と収縮運動を繰り返し始めたその途端、

 ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブウウウウッッッッ!!!!ドブウウウウッッッッ!!!!ドブブブブブブブブッッッッッッッッ!!!!!!!!

 と言う鈍い音が響き渡り、お互いの口の中へ、お互いの情熱を迸らせたのだった。

 

 2人だけの世界を創り出している芳将と淳市。

 だが、僕が呼び出せば、どちらも喜んでその大きな体を捧げてくれる。

「今日はオレの番なんですねッ!!

 心なしか顔を赤らめ、それでもニヤニヤと笑う淳市。

「今日はどうすればいいですか?」

 仕事を終え、時間差で僕の部屋へやって来る淳市。もう、あの頃のように恥ずかしがったり、躊躇したりするような淳市はどこにもいない。そんな淳市に、僕は手にしていた全身タイツを放り投げる。それを見ると、淳市はニヤリと笑い、

「いいっスよ!!正樹様だけのイエローライオンになります!!

 と言った。その目はギラギラと輝き、ガッシリとした2本の足の付け根部分に息づくペニスは大きく勃起し、スラックスの前部を大きく押し上げていた。 そして、暫くすれば、淳市は光沢のある鮮やかな黄色と白色を基調としたイエローライオンの全身タイツを身に纏い、

「…オレは…、…正樹様の奴隷ヒーローです…。…正樹様に…、…この体を…、…捧げ…ます…!!

 と言うと、ベッドの上に大の字になって横たわるのだった。

 

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