ちぎれた翼V 第20話
…ジュクッ!!…ジュクジュク…ッッッッ!!!!
淫猥な音が雷太の大きく勃起したペニスから聞こえて来る。同時に、
「…ああ…、…ああ…!」
と言う雷太の短い喘ぎ声も、薄暗い巨大魔城バイロックのホールのような室内に響き渡る。
「…い、…嫌…だ…!!」
ぽろぽろと涙を零す雷太。そんな雷太の大きく広げられた両足の間には、かつての仲間であり、自分よりも遥かに見た目も全てがカッコよく見えるレッドホーク・天堂竜がいた。
「…さぁ…、…イエローオウル…」
そんな雷太のペニスを優しく愛撫し続けるホークコンドル。その手には、雷太のペニスから溢れ出した淫猥な液体が絡み付き、ホークコンドルが手を動かすたびにクチュクチュと淫猥な音を立て続けていた。
「…止めて…、…くれ…ぇ…」
雷太の声が弱々しく響く。それはつまり、雷太がいくら懇願しようとも、ホークコンドルは雷太のペニスへの刺激を止めようとしないと言うことを意味していた。
「…ククク…!!」
全てを悟ったかのように、ホークコンドルの手が少しずつ加速度を増して行く。そして、
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュグチュグチュ…ッッッッ!!!!
と、雷太のペニスから溢れ出る淫猥な音も更に重みを増した。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!」
雷太の腰がガクガクと前後に動く。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めて…くれええええッッッッ!!!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ。だが、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音は止まらない。
「…さぁ、…出せ…!!…貴様の思いを、…まずはレッドホークにぶつけるのだ…!!」
ホークコンドルの目がギラリと光り、懸命にその刺激に耐えようとする雷太を見上げている。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
雷太の意識がぼんやりとして行く。
「…竜…、…竜…ッ!!」
うわ言のように竜の名前を呟いたその時だった。
…チュッ!!…チュクッ!!…チュクチュク…ッッッッ!!!!
ホークコンドルの頭が動いたかと思うと、ボロボロに切り刻まれたイエローオウルのバードニックスーツの間から見え隠れする、雷太のむっちりとした右胸に突き出した淡いピンク色の突起に口を近付け、舌でそれをころころと転がすように愛撫し始めたのである。
「…っあ…ッ!!」
雷太の体がビクンと跳ねたその時だった。
「…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
雷太のやや甲高い叫び声が聞こえた次の瞬間、
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う鈍い音がし、雷太のペニスの先端がぶちゅっ、と言う音を立てて弾けた。そして、そこから大量の濃白色な、強烈な異臭を放つ液体が溢れ出したのである。
そして、
ビチャッ!!ボトッ!!ビチャビチャ…ッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、雷太のペニスから飛び出した淫猥な液体は、足元にいる竜にまともに降り注ぎ、レッドホークの光沢のある鮮やかな赤と白であしらわれたバードニックスーツへ降り注いだのだ。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
ぼんやりとする意識の中で、雷太は荒々しい呼吸を繰り返す。
「…ククク…!!」
ホークコンドルは勝ち誇ったような笑みを浮かべ、雷太のペニスをゆるゆると刺激し続けている。
「…もう、…止めて…くれ…。…もう、…出ない…」
雷太がそう言った時だった。
「…あ…!」
不意に頭がクラクラとした。と同時に、体がゾワゾワと熱くなるのを感じた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
目が大きく見開かれ、体がガクガクと震える。
「…貴様に催眠を施した。…これで貴様は気兼ねなく、ブラックコンドルを汚せるのだ…!!」
そう言った時、雷太の目の前では、凱が両足を高く上げ、ぷりんとした筋肉質な尻を雷太に突き出すようにしていた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
雷太が今まで以上にはぁはぁと荒い呼吸をし、凱に近付いて行く。
「…凱…、…凱…ッ!!」
ブラックコンドルの光沢のある鮮やかな黒と白であしらわれたバードニックスーツを着た凱。その目は開いてはいない。だが、凱の体は雷太を受け入れる体勢を整えている。これもホークコンドルの力なのだろう。
「…う…あぁぁ…!!」
雷太はふらふらと凱のもとへ歩み寄ると、その両足首を掴んだ。そして、大きく勃起し、ビクンビクンと脈打っているペニスを、凱の双丘の割れ目へ宛がったのである。
…ズブッ…、…ズブズブ…ッ!!
鈍い音が聞こえた瞬間、雷太のペニスは、ブラックコンドルのバードニックスーツがあるにもかかわらず、凱の体の中へ飲み込まれて行った。
「…うああ…!!」
これまた今までに経験したことのない感覚が雷太を襲う。
「…僕の、…締め付けられる…!!」
その時、雷太の腰がゆっくりと前後運動を繰り返し始めた。
…ズチュッ!!…ズチュッ!!
ズンズンと腰を前へ突き動かすと、凱の体がビクッ、ビクッ、と痙攣する。
「…凱…、…凱…ッ!!」
雷太の思考能力は既にあらぬ方向へと行っていた。
ズチュッ!!ズチュッ!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
一心不乱に腰を前後に振り続ける雷太。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
目を大きく見開き、口元は不気味な笑みを浮かべている。
「…すご…い…ッ!!…凄い…ッ!!…気持ち…、…いい…ッッッッ!!!!」
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
淫猥な音と同時に、
パンパンパンパンッッッッ!!!!パンパンパンパンッッッッ!!!!
と言う肉と肉がぶつかり合う音も聞こえて来る。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
雷太が顔を真っ赤にし、叫び続ける。そして、
「…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!まッ、またッ!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と叫んだその瞬間、雷太が凱の双丘の割れ目から自身のペニスを抜いた。
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
そして、大量の濃白色な、強烈な異臭を放つ液体を溢れさせ、
ビチャッ!!ボトッ!!ビチャビチャ…ッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、足元で横たわった凱にまともに降り注ぎ、ブラックコンドルの光沢のある鮮やかな黒と白であしらわれたバードニックスーツを汚したのだった。