座敷わらしの悪戯 第８話
「…あ…あ…あ…あ…!!」
目を大きく見開き、顔を真っ赤にして短い声を上げ続けるサスケ。ニンジャレッドにドロンチェンジした、光沢のある鮮やかな赤色のスーツに覆われたサスケの体は大きく弓なりになり、腰を高く突き上げていた。
（…んな…ッ、…何だ…ッ、…これ…ッ!?）
体中をビリビリと駆け巡る電流に似た感覚。初めて味わうその感覚に戸惑いを覚えていた。
「…ンフフ…！」
そんなサスケを嘲笑うかのように、サスケに伸し掛かっているニンジャブルーにドロンチェンジしているサイゾウが笑う。
「どう、サスケぇ？気持ちいいだろう？」
そう言うサイゾウの右手人差し指が、サスケのニンジャレッドのスーツの胸の部分にぷっくりと浮き出た小さな突起をくすぐるように小刻みに刺激している。そして、時にはその突起の周りをゆっくりと撫でたり、それをきゅっと摘まんだりもする。そのたびにサスケは、
「…ん…ッ!!」
「…んく…ッ!!」
「…あ…はあ…ッ!!」
と、艶めかしい声を上げながら、体をビクビクと小刻みに痙攣させる。
「どうなんだよ、サスケぇ？気持ちいいんだろう？」
サイゾウが頬を赤らめ、嬉しそうに言う。だが、サスケは目を硬く閉じ、ぶんぶんと首を左右に振り、
「…気持ち…良くなんか…ッ、…ねえ…ッ!!」
と言うと、
「…いッ、…いい加減にしやがれ…ッ!!…座敷わらしィッ!!…サイゾウを、…元に、…戻しやがれええええッッッッ!!!!」
と叫んだ。すると、
「いやぁ、元に戻せって言われても…」
と、座敷わらしはポリポリと頭を掻き、
「だってオレ、サイゾウに何もしてないもん！」
と言った。
「…な…んだと…!?」
その言葉に、サスケは耳を疑った。
「お前さぁ、サイゾウの告白を聞かなかったのかぁ？サイゾウはさ、自分の意志で動いてるんだよ。自分の思いを、ずっとお前を想っていたその思いを叶えたくてさ！」
「…フフッ！そうだよ、サスケぇ！そろそろ、オレの思いにも気付いてよね？」
その時、サイゾウがそう言ったかと思うと、ゆっくりと顔をサスケの胸の突起に近付け始めた。
「な…ッ!?…おッ、…おいおいッ、サイゾウッ!?」
サスケが悲鳴に近い声を上げる。
「…フフッ！」
サイゾウの視線の先には、光沢のある鮮やかな赤色のニンジャレッドのスーツに覆われた、サスケの胸の突起があった。
「…美味しそうだね、サスケのここ…」
「…な、…何言って…!!」
言いかけたその途端、
「んああああッッッッ!!!!」
と叫び、ビクビクと体を跳ねらせた。
「…サ…、…サ…イ…ゾウ…ッ!!」
顔から火が出るほどに熱い。真っ赤になっているのが分かった。そんなサスケの視線の先には、サスケの胸に浮き出た小さな突起に口付けをしているサイゾウがいた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
よりによって同じ男に、しかも親友であるニンジャブルー・サイゾウに恥辱を味わわされている。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めてくれええええッッッッ!!!!」
サスケが叫んだその時だった。
…チュクッ!!…チュクチュク…ッ!!…ザリッ!!…ザリッ!!
胸の上でニンジャレッドのスーツが動くような感覚がした。それと同時に、またもや、今までに感じたことのなかった感覚がサスケを襲った。
「んあッ!?」
最初はビクンと体を跳ねらせるだけのサスケだったが、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と、次第に短い声を上げるようになって来た。
「…ああッ!?…く…ッ、…ああ…ああッ!!…ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
顔を真っ赤にし、目を固く閉じ、頭を左右にぶんぶんと振るサスケ。
「…ひ…ッ、…ぐうううう…ッッッッ!!!!」
もどかしいような、くすぐったいような、ちょっとでも気を抜いたら狂ってしまいそうな感覚に懸命に耐えようとする。
「…止めろ…ッ!!」
はぁはぁと荒い呼吸を繰り返しながら、何とかそう口にするサスケ。
「…止めろ…ぉ…ッ!!」
握られた両の拳。だが、それはピクリとも動くことはなく、ただ、ギリギリとグローブの擦れる音だけが聞こえる。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
その間にも、サイゾウの舌がサスケの胸の突起の周りで蠢く。指と同じように舌先で器用にその突起を引っ掻いてみたり、くすぐるようにしてみたり。また、その突起の周りをねっとりと舐め上げてみたり。
「…たッ、…頼む…ッ、…から…ッ!!」
頭が真っ白になると言うのはこう言うことを言うのだろうか。サスケはそんなことを心のどこかで思ってみた。
「…もう…ッ!!」
体を仰け反らせ、ギリギリと歯軋りをする。
「…もう…ッ、…止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
サスケが叫んだその時だった。
不意にサイゾウの手が動いたかと思うと、サスケのもう片方の胸の突起をキュッと摘まんだのである。
「んんんんああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
今まで以上の強烈な電流が流れ、サスケは目をカッと見開き、体を大きく弓なりにした。
その時だった。
「…ん？」
不意にサイゾウが起き上がり、声を上げた。自身の下半身にゴツゴツとした硬いものが当たったからだ。
「…？」
それを視線で追った途端、サイゾウが不気味なほどにニヤリと笑ったのだ。そして、
「…何だよぉ、サスケぇ…！」
と言うと、そのゴツゴツとした硬いものに手を伸ばし始めた。その瞬間、
「やッ、止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!サイゾウううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
とサスケが怒鳴る。だが、サイゾウのニンジャブルーの水色のグローブは、サスケのニンジャレッドのスーツに浮き出た、サスケの２本の足の付け根部分に息づく、サスケの男としての象徴であるペニスとその下に息づく２つの球体を優しく包み込んだ。
「うぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
頭を少しだけ上げてサスケがそれを見る。そして、泣きそうな表情で悲鳴を上げた。
「…凄い…！」
サイゾウがほうと溜め息を吐く。
「…凄いよ、サスケえッ!!…お前のここ、凄く熱いッ!!」
そう言うとサイゾウは、サスケの大きく勃起しているペニスをゆっくりと撫で始める。
「…あッ!!…ああッ!!…んく…ッ!!…うううう…ッッッッ!!!!」
サイゾウの指が、サスケのペニスの裏筋を妖しく撫でる。そのたびにサスケがビクビクと体を痙攣させ、声を上げる。
「良かったな、サイゾウ！そいつのそこを触ることが、ずっと夢だったんだろう？」
座敷わらしが言う。するとサイゾウは、
「ああ！もう、今、めっちゃくちゃ幸せよッ!!」
と明るい声を上げた。そんなサイゾウの男としての象徴であるペニスはぐっしょりと濡れたニンジャブルーのスーツの中で再びその存在感を現し、ニンジャブルーのスーツを大きく押し上げていた。