座敷わらしの悪戯 第17話
ニンジャレッドにドロンチェンジし、部屋の真ん中に立っているサスケ。光沢のある鮮やかな赤色のスーツがサスケの筋肉質な体にぴったりと密着し、その腕や胸、腹筋の形をくっきりと浮かび上がらせていた。更に、肩幅よりやや広めに広げられた両足はがっしりとしており、余計なデザインのないそのスーツにサスケの全身が映え、見ているものに妙な感情を抱かせるには十分なほどだった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
そんなサスケを目の当たりにしたニンジャブルー・サイゾウ。
「…な、…何、…言ってんの…?」
顔を真っ赤にし、目をぱちくりさせる。その心臓がドキドキと早鐘を打つ。
いや、それだけではなかった。デニム生地のハーフパンツに包まれた、サイゾウのややがっしりとした2本の足の付け根部分。サイゾウの男としての象徴であるペニスが大きく盛り上がり、そこにテントを張っていた。
「…だから…」
サスケが顔を真っ赤にし、サイゾウを見つめている。
「…オレを、…犯せっつってんだよ!」
「サスケえっ!!」
サイゾウが思わず掴み掛かっていた。そして、
「じッ、自分が何を言ってんのか、分かってんのかよオオオオッッッッ!!!!」
と怒鳴った。だが、サスケは穏やかな笑みを浮かべる。
「…サスケ…?」
「座敷わらしに言われたんだ。自分の気持ちに素直になってみろ、ってな!」
「…ど、…どう言う、…こと?」
頭が混乱しているのか、サイゾウがサスケに再び聞き返す。
「あいつ、オレに魔法をかけたりしてなかったんだってさ」
「…は?」
「つまり!」
そう言ったサスケが、その腰をグイッと前へ突き出す。その途端、
「サササ、サスケええええッッッッ!!!!!!??」
とサイゾウが悲鳴に近い声を上げた。
サスケの2本の足の付け根部分、サスケの男としての象徴であるペニスが今、大きく勃起し、ベルトを窮屈そうに押し上げるように臍へ向かって真っすぐに勃起していたのだ。
「この勃起は、オレの本能なんだよ」
そう言うと、サスケはゆっくりとサイゾウのもとへ近付き、呆然としているサイゾウを静かに抱き締めた。その途端、サイゾウはビクリと体を跳ねらせる。
「座敷わらしに変な魔法をかけられたと勘違いして、オレは体が熱くなるのを感じた。だけどそれは、座敷わらしの悪戯だったんだ。座敷わらしに魔法をかけられたと思い込まされ、不覚にもオレはお前の責めに勃起してしまった。いや、それだけじゃなく、お前にここをしゃぶられて、滅茶苦茶感じてたのも事実だ。…でも…」
そう言いながら、サスケはじっとサイゾウを見つめる。
「それはその時の流れによるものだったのかもしれない。…だからさ!」
そう言うとサスケはサイゾウの右手を取り、ニンジャレッドのスーツの中で大きく勃起する自身のペニスを包み込ませた。その途端、
「うわああああッッッッ!!!!」
と、サイゾウが思わず悲鳴に近い声を上げる。同時に、
「…んく…ッ!!」
と、サスケも一瞬、顔を歪め、体をピクッと跳ねらせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
信じられないと言う表情でサスケを見つめるサイゾウ。だが、サスケのペニスとその下に息づく2つの球体を包み込んでいる右手はゆっくりと動き、サスケのそこの大きさを確かめるように何度も何度も撫で上げている。
「…いいよ…」
ニッコリと微笑むサスケ。
「…お前の、…気の済むまで、オレを甚振ってくれ…!」
「…ドロン…チェンジ…!!」
まるで催眠術にかかったかのように、サスケの言葉にサイゾウがドロンチェンジし、ニンジャブルーに変身した。
サスケほど筋肉はないものの、光沢のある鮮やかな水色のスーツに身を包んだサイゾウの体はそれがぴったりと纏わり付き、サイゾウのやや華奢な体付きを浮かび上がらせていた。だが、サイゾウの2本の足の付け根部分に息づく、サイゾウの男としての象徴であるペニスはその存在感を現わし、そこにくっきりと浮かび上がっていた。
「…本当に、…いいのか…?」
サイゾウがおずおずとサスケに問い掛けると、
「オレのチンポをそんなに触っておいて、その言い草はねぇだろ?」
と苦笑する。
「…そ、…そうだけど…!」
そう言ったサイゾウの体がグラリとしたかと思うと、ぽすっと言う音と共にサスケに強く抱き締められていた。
「…いいぜ、お前になら」
耳元で囁くように言うサスケの言葉が、背中をゾクゾクさせる。
「…うああ…!」
その途端、サイゾウはサスケの足元へぺたんとしゃがみ込んだ。
「…あ…、…あぁぁ…!」
顔を真っ赤にし、ブルブルと震える右手を伸ばす。その先には、サスケの大きく勃起したペニスが。
「…」
サスケは何も言わず、ただじっとサイゾウの右手を見つめている。
「…サスケ…。…サスケ…!」
うわ言のようにサスケの名前を呼び、その右手を伸ばして行くサイゾウ。そして、その手が再びサスケのペニスを包み込んだ瞬間、
「んッ!!」
と、サスケが再びピクリと体を跳ねらせた。
「…あぁ…。…サスケ…ぇ…!」
水色のグローブに包まれたサイゾウの右手が、サスケのペニスとその下に息づく2つの球体を優しく撫で回す。指先をペニスの先端部分へ向け、ゆっくりとそこを這い上がるたびに、サスケの体にゾワゾワとした感覚が走る。
「…ん…ッ!!…んん…ッ!!…く…ッ!!」
サスケは顔を真っ赤にし、目を閉じてその快感を受け止める。
「…サスケのここ、…やっぱり大きいや…!」
目をトロンとさせ、そこをしきりに撫で上げるサイゾウ。
「…長いし…、…太い…。…それに…、…物凄く硬い…!」
何度かクニュクニュとペニスを揉み込む。そのたびにサスケは、
「…んッ!!…くは…ッ!!」
と喘ぎ声を上げ、淫猥な唾を飛び散らせる。
「…凄いよ…、…サスケぇ…!」
「…サ、…サイ…ゾウ…ッ!」
ニヤニヤと笑うサイゾウ。その目がギラギラと光っている。
「フフッ!タマなんか物凄いボリュームだし!」
そう言ったサイゾウの右手が強く握られた。その途端、
「んああああッッッッ!!!!」
とサスケが悲鳴を上げ、体を仰け反らせる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
サスケはビクン、ビクンと体を痙攣させている。
「それにものっすごいコリッコリだし!」
そう言いながらサイゾウは、手のひらの中でサスケの2つの球体をコリコリと転がす。
「…んぐ…ッ!!…うううう…ッッッッ!!!!」
そのたびに、サスケの体に独特と痛みが襲う。だが今更、止めてくれと言うことは出来ない。まるでサイゾウの気持ちを確かめるかのように自ら頼んでおいて、今更、やっぱり止めるではサイゾウを傷付けるのは目に見えていた。
「…ぐ…、…おおおお…ッッッッ!!!!」
体の奥底から湧き上がって来る鈍い感覚を、サスケは懸命に堪えていた。