座敷わらしの悪戯 第20話
ニンジャブルー・サイゾウの全身に強烈な快感の電流が流れている。
「…あ…あ…!!…あぁぁ…!!」
光沢のある鮮やかな水色のスーツが、古ぼけた部屋の蛍光灯に照らされてキラキラと輝く。
「…サ…、…サ…ス…ケ…!!」
顔を真っ赤にし、ブルブルと小刻みに体を震わせながら見上げると、そこにはニンジャレッド・サスケが光沢のある鮮やかな赤色のスーツを着て、サイゾウを優しく包み込むようにして抱き締めていた。そして、サイゾウの左胸の突起に静かに口付けをし、愛撫を繰り返し、今、右胸の突起をキュッと摘まんだのだった。
サスケはニヤリとしたかと思うと、
…チュブッ!!…クチュクチュ…!!
と言う音を立てながらサイゾウの左胸の突起を繰り返し愛撫する。舌で転がしたり、くすぐったりを繰り返す。そして、右胸のそれは指で同じように弾いたり転がしたり、くすぐるように小刻みに刺激を加えたりする。その途端、サイゾウは、
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
と短い声を上げながら、目をギュッと閉じ、頭を左右にブンブンと振る。
「フフッ!」
その時、ようやくサスケが声を上げた。そして、
「…感じるのか?」
と、あの独特の低い声で囁くように言ったのだ。するとサイゾウは目をうっすらと開けて、
「…うん…」
と小さく頷いた。
「…そうか…」
その時、サイゾウは自分の体がフワリと浮き上がるような感覚がした。いや、感覚だけではなく、実際に浮いていた。
「…あ…」
気が付いた時には、サイゾウは、胡坐を掻いて坐っているサスケの足の上に、両足をサスケの後ろへ回すようにして座らされ、サスケと向かい合っていた。
「…サ、…サスケ…!?」
サイゾウは顔を更に赤らめ、引き攣らせた。目の前には、今までに見たことのないような、目をギラギラと輝かせ、ニタニタと笑うサスケがいたのだ。
「…や、…やだ…!」
サイゾウの目に涙が溜まる。だがサスケはニヤニヤと笑い続け、
「…覚悟はいいか、サイゾウ?」
と言ったかと思うと、サイゾウの体をグッと引き寄せ、右胸の突起にむしゃぶり付いたのだ。
グジュッ!!グジュグジュッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえたその瞬間、
「ひああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、サイゾウが声を裏返らせて悲鳴を上げた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
さっきまでのそれではなかった。サスケの舌が乱暴に、高速にサイゾウのそこを舐め上げる。と同時に、大量の唾液を送り込んでいるのか、グジュグジュと言う音があっと言う間に聞こえるようになった。
「…やッ、…ヤダああああッッッッ!!!!…サスケええええッッッッ!!!!」
サイゾウの両腕がサスケの背中へ回り、悲鳴を上げ続ける。それも束の間、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と言う声を上げて、サイゾウの体から力が抜け、サスケの背中へ回していた両腕はだらんと垂れ下がった。
「…フフッ!」
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
サイゾウが白目を剥きそうになりながら、サスケの足の上でフラフラとしている。
「そんなに気持ち良かったのかぁ?」
サスケはそう言うと、
「どっこいしょ!」
と言いながら、サイゾウを再び横たえた。そして、
「あはッ!」
と笑った。
「…?」
はぁはぁと荒い呼吸を続けながら、サイゾウは顔を上げ、サスケを見る。するとサスケは、
「サイゾウ。お前、今、物凄くエッチなんだけど…!」
と言った。
「…え?…あ…」
光沢のある鮮やかな水色のニンジャブルーのスーツ。その両胸の突起を中心に光沢を失い、更に、サイゾウの2本の足の付け根部分、サイゾウの男としての象徴であるペニスの先端部分がぐっしょりと濡れていた。
「いやらしいなぁ、サイゾウは!」
ニヤニヤと笑うサスケ。サイゾウは顔を真っ赤にして、
「サッ、サスケだって!」
と言いかけた時だった。
体中に、今までになかったほどの物凄い快感の電流が流れ、
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と叫び、体を再び仰け反らせていた。
「ここもこぉんなにおっ勃たせて…!」
サスケのニンジャレッドの赤いグローブが、サイゾウのペニスをギュッと握り締めている。
「…さぁて、…どうしてやろうか…?」
「…や、…止めて…!」
サイゾウの目から涙が零れる。
「…痛いこと、…しないで…!」
「プッ!!」
その瞬間、サスケが笑い声を上げた。
「…い、…痛いことなんてするかよ!」
その時、サスケのサイゾウのペニスを握っている右手がゆっくりと上下運動を始めた。
…クチュッ!!…クチュッ!!
サスケの右手がサイゾウのペニスを上へ押しやるたびに、淫猥な音が聞こえ、サイゾウのニンジャブルーの光沢をどんどん失わせて行く。
「…あ…ッ!!…あぁぁ…ッ!!」
「…じゃあ、…もう少し速度を上げるぜ?」
そう言ったサスケの右手が少しずつ加速度を増す。
クチュクチュッ!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
淫猥な音はますます大きくなり、同時に、
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
と、サイゾウの短い喘ぎ声も大きくなって行く。
「…き…ッ、…気持ち…いい…ッ!!」
「気持ちいいのか?」
「…う、…うん…!!…サスケ…ッ!!…サスケ…え…ッ!!」
淫らに体をくねらせるサイゾウ。そのペニスはビクビクと脈打ち、サスケの右手にその感覚を伝えていた。
「…フフッ!!」
サスケが低く笑った。そして、ゆっくりと体を動かしたかと思うと、サイゾウの横へ横たわり、左腕をサイゾウの首の下へ回した。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュグチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音はますます大きくなって行く。
「…サスケ…!!…サスケええええ…ッッッッ!!!!」
目を虚ろにし、顔を真っ赤にしてサスケを見つめているサイゾウ。
「…好き…!…サスケ…、…好き…いいいい…ッッッッ!!!!」
「…ああ…。…オレも、…お前が好きだ…!!」
「…ッ!?」
その瞬間、
「…うぅああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
とサイゾウが叫び、体を大きく仰け反らせた。
「イクッ!!イクッ!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!ふああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクと体が痙攣したその瞬間、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う物凄い音を立てて、サイゾウのペニスから大量の濃白色な、強烈な異臭を放つ液体が、ニンジャブルーのスーツを突き破る勢いで飛び出したのだった。