歪んだ友情 第4話
「…ん…ッ、…く…ッ、…うう…ッ!!」
イエローライオンに変身した丈が小さく震える。その体がピクッ、ピクッ、と痙攣する。
「…フフッ!!丈ったら、キスだけで勃起しちゃったの?」
丈に抱き付いている豪がニッコリとしながら言った。
豪の実家で数年ぶりに唇を合わせた丈と豪。超獣戦隊ライブマンの一員と、ボルトの一員と言うことを忘れ、本能の趣くままの成れの果てだった。
「このスーツってさ、キラキラ光る白いスーツだから、何だかいやらしいよね?」
豪がゆっくりと丈の勃起したペニスを愛撫する。
「…そッ、…そん…な…に…ッ!!…見るな…よぉ…ッ!!」
丈が顔を赤らめる。だが豪は丈を見上げると、
「いいじゃないか。僕の言うことは絶対、だろ?」
とニヤリとして言った。
「…うああ…ッ!!」
その悪戯っぽい笑みに丈の体がゾクゾクと震える。
「もう僕はボルトの一員なんかじゃない。ただの人間に戻ったんだ。だから、丈、前の僕らに戻れるよね?」
そう言うと豪は、今度は丈の股間を包み込んだ。その瞬間、
「んああああッッッッ!!!!」
と、丈が体をビクビクと跳ねらせ、顔を天に向けた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
顔を真っ赤にし、目を虚ろにし、口を半開きにしている。
「やっぱり凄いね、丈のオチンチン!!先端なんてきれいに括れているし。…それに、…太くて、長くて、凄く硬い…!!」
豪はそう言いながら、優しく丈のペニスを何度も撫で続ける。そのたびに丈は、
「…ああッ!!…く…ッ、…ふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
と艶かしい声を上げる。
「…ご、…豪…様…ぁ…ッ!!」
ブルブルと震えながら、優しく豪を包み込む丈。
「…好きだよ、…丈…!!…これからも…、…ずっと…、…傍にいてよ…!!」
豪はそう言うと、丈の胸へ顔を埋めた。
「…ああ…ッ!!…オレが…、…ずっと…、…お前を…、…守る…ッ!!」
丈はそう言うが早いか、グイッと豪の顎を掴んだかと思うと、強引に唇を押し付けた。
…チュッ、…クチュッ!!…クチュクチュ…ッッッッ!!!!
淫猥な音と、
「…ふ…ッ、…ん…ッ、…んん…ッ!!」
「…ん…ッ、…は…ッ、…ああ…ッ!!」
と言う2人の吐息が部屋に響き渡る。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
やがてお互いの唇が離れた時、丈は荒い息をしていた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
豪も顔を赤らめ、潤んだ瞳で丈を見つめている。
「…丈…。…君のオチンチン、…欲しいよ…!!」
「…あ…ッ、…ああああ…ッッッッ!!!!」
丈が大きく息を呑んだのが分かった。と同時に鼻息を更に荒くした。
豪は静かに丈の目の前で跪いた。そんな豪の視線の先には、イエローライオンの光沢のある白いスーツの中で窮屈そうにしている丈の大きく勃起したペニスがあった。よく見ればそれはトクントクンと脈打っていた。
豪はまず両腕を丈の後ろへ回し、丈の両尻を鷲掴みにする。そして、ゆっくりと顔を丈のペニスへ近づけて行く。
「…お、…お許し…を…!!…豪…様…ッ!!」
丈がますます息を荒くし、顔を紅潮させる。
「フフッ!!覚悟してね、丈ッ!!」
そう言うと豪は、丈の股間にそっと顔を埋めた。
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
丈が顔を天に向け、声を上げた。
「…ん…ッ、…んふ…ッ!!」
豪は丈の尻をしっかりと握り、丈の勃起したペニスの感触を楽しむかのように顔を擦り付けている。
「…あの時と…、…同じだ…!!…丈のオチンチン、…僕がずっと欲しかった、…丈のオチンチンだ…!!」
豪の顔が恍惚な笑みを浮かべる。
「…ふ…ッ、…ああ…ッ!!…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
丈が喘ぎ続ける。
「…丈…」
不意に豪が丈を見上げた。
「…?」
丈は顔を真っ赤にしながら、薄目を開けて豪を見る。
「…丈のオチンチン、…食べていいかい?」
そう言う豪の顔も赤くなり、瞳は更に潤んでいる。
「…くれ…」
「え?」
「…食べて、…くれ…。…豪…ッ!!」
そう言うと丈は、豪の頭をグッと掴み、自身のペニスに豪の顔を擦り付け始めた。
「んんッ!!んんんんッッッッ!!!!」
豪が呻く。
「ああああッッッッ!!!!豪ッ!!豪オオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
無我夢中だった。今までずっと押さえ込んで来た感情を、一気に解き放っているような気がしていた。
「…あ…ッ!!」
と突然、丈の目がカッと見開き、ブルブルと体を震わせた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ゆっくりと見下ろすと、
…チュ…ッ、…ジュ…ッ!!…ジュブッ!!…ジュブジュブ…ッッッッ!!!!
と言う淫猥な音を立てて、豪が丈のペニスの先端を口の中へ含んでいる。
「…ううッ、…うおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
丈が目をギュッと閉じ、天を向き、狂ったように叫んだ。
…ジュッ!!…ジュルッ!!ジュルジュルッッッッ!!!!
淫猥な音と同時に、丈のペニスの先端に豪の舌が絡み付くのが分かった。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
「…んふ…ッ!!…んん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
豪は顔を真っ赤にし、懸命に頭を前後に振る。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
淫猥な音がますます大きくなって行く。
「…ご…ッ、…豪オオオオッッッッ!!!!…ヤ…ベエ…ッ!!…ヤベエってッ!!」
丈が豪の頭を再び掴み、グイッと離した。
「…丈…?」
豪がきょとんとした表情で丈を見上げる。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
丈は荒い息をしている。すると、豪はニッコリと微笑み、
「もしかして、射精しそうだったの?」
と尋ねた。すると丈は、
「…お前の…、…舌使いが…、…相変わらず、…上手くてさ…!!」
と、はにかんだ笑顔で言った。
「…じゃあ…」
すると豪が立ち上がり、再び丈に抱き付いた。そして、
「…もっと丈に気持ち良くなってもらわなきゃねッ!!」
と言い、丈から少し離れた。そして、
「ねぇ、丈。そのまま下がってくれないかな?」
と言った。
「…?…こうか?」
丈はきょとんとしながら、ゆっくりと後ずさり始めた。
「うん。そのまま壁まで行ってくれる?」
「はい。豪様」
言うがままに進む丈。そして壁に背中を付けた。
「じゃあ、丈。次は両手を挙げてくれるかな?」
「…こうか?」
バンザイのように両腕を上げる丈。
「次は足を肩幅に開いて」
言われた通りにする丈。
「じゃあ、そのままでいてね!」
豪はそう言うと丈に近付く。そしてニヤリとすると、
「覚悟するんだね、丈!!」
と言った。
「え?」
丈が聞く間もなく、ガシャン、ガシャンと言う金属音が響いた。
「…な…ッ!?」
気が付いた時、丈の手首と足首には冷たく銀色に光る拘束具が纏わり付いていた。
「んなッ!?何だよッ、これッ!?」
自分が置かれた状態に改めて気付き、丈が驚いて声を上げた。
「どッ、どう言うことだよッ、豪ッ!?」
丈が慌てふためいて声を荒げた。
「…ククク…!!」
豪が笑い始めた。
「…ご…、…う…!?」
呆然とする丈。
「…君を処刑するのさ、…丈…ッ!!」