歪んだ友情Ⅱ 第７話
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
前から後ろから突き上げられるような刺激を受け、大きな喘ぎ声を上げるブラックバイソン・矢野鉄也。
「…もッ、…もう…ッ!!…止めて…くれええええええッッッッッッ!!!!!!」
自身の下半身、ブラックバイソンのスーツの中で大きく勃起した鉄也のペニス。それを突かれ、背後からは双丘の窪みに何かを刺される感覚。
いつもならすぐにそれらを振り払い、さっさと逃げ出すことが出来た。だが、今はそれが思うように出来ない。
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
体が言うことを聞かない。媚薬が確実に体をおかしくさせている。体をほんの少し触られただけでも物凄い感覚が鉄也の体を支配する。体が熱く、顔は真っ赤、目は虚ろ、口は半分開いている。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ…!!」
そして。
「おいおい、鉄也ぁ！なんてエロい顔してんだよ、おめぇはよぉ！」
そう言いながら、腰を上下に振り、鉄也のペニスを刺激しているのは、イエローライオン・大原丈。
「…じょ、…丈…さん…！」
背後でニヤニヤと笑いながらこの光景を見つめているドクターオブラーこと尾村豪に操られているのか分からないが、丈のこの恥辱行為を止めさせようと、だらんと垂れ下がっていた両腕を伸ばした。丈の両肩を掴んで引き離そうとしたはずだった。だが、
「…ああ…ッ!!」
と声を上げたかと思うと、その両腕がガクンと垂れ下がり、丈を抱き締めるように背中へ回っていたのだった。
「何だよぉ、鉄也ぁ。キスして欲しいのか？」
ニヤニヤと笑い、目をギラギラと輝かせている丈。
「…あぁ…、…あぁ…!!」
鉄也の目から涙が溢れる。
（…こんな、…こんなはずじゃないのに…！）
首を小刻みに左右に振り、懸命に抵抗する鉄也。だが、それが言葉にもならない。
「…鉄也…！」
真顔になった丈の顔が少しずつ鉄也に近付き、
「…おめぇを、…もっと感じさせてやるぜ…！」
と言い、静かに鉄也の唇を塞いだ。
「…ん…！」
その瞬間、鉄也の体がビクンと反応する。
…チュッ!!…クチュッ!!…チュクチュク…!!
程なくして、鉄也と丈の口からくすぐったい音が響き始める。
「…ん…、…んん…ッ!!」
時折、鉄也の体がビクン、ビクンと揺れ動く。だが、その両手はだらんと垂れ下がったまま、唇を合わせて来る丈を引き離そうとはしない。
その時だった。
鉄也の背後が急に寒くなった。それまで、鉄也の双丘の窪みを突き上げていた者が離れたようだ。その瞬間、
「んんんんッッッッ!!!!」
と鉄也が呻き声を上げ、目をカッと見開いた。
…ジュクッ!!…ジュクジュク…ッ!!
鉄也の口は丈によって塞がれている。その淫猥な音は更に下の方から聞こえて来た。
「おいおい、鉄也よぉ！感じ過ぎておめぇのいやらしい液体がドクドクと溢れて来てるぜぇ？」
鉄也の足元には、もう一人のイエローライオン・大原丈が蹲り、鉄也の大きく勃起したペニスをゆるゆると上下していたのだ。そして、丈がそれをゆるゆると刺激するたびに、鉄也のそこから淫猥に照り輝く大量の液体がドクドクと溢れて来ていたのだ。
「んんんんッッッッ!!!!」
鉄也の体がビクンビクンと反応する。
「フフフ…ッ!!」
そんな３人の行為を背後で見ていた豪がニヤニヤしながら笑い始める。
「ねぇ、丈。１回、ブラックバイソンを楽にしてあげようよ。ブラックバイソンもいつまでもその状態じゃ、キツイだけだと思うし？」
すると、鉄也の唇を貪っていた丈が唇を離すと、
「かしこまりました。豪様」
と言い、鉄也を見た。そして、
「良かったな、鉄也。おめぇ、１回ラクになるんだぜ？」
と言った。
「…あ…あ…あ…!!」
人間、嫌な予感と言うのは当たるもので、その時の鉄也はある意味、覚悟を決めていた。
「おい、ジョウヅノー。鉄也をイカせろ！」
やはり…。鉄也は目をギュッと閉じた。
「かしこまりました。丈様」
その時、鉄也の足元で蹲っていた丈が、再び鉄也の大きく勃起したペニスを握った。
「んんんんッッッッ!!!!」
鉄也が思わず呻き声を上げる。その瞬間、
ドクンッ!!
と鉄也のペニスが跳ね、そこからトロトロと淫猥な液体がまた溢れて来た。
「おいおい、鉄也ぁ！もったいねぇだろ？」
足元に蹲っている丈、ジョウヅノーはそう言うと、
「おめぇのいやらしい液体、吸い取ってやるよ！」
と言ったかと思うと、光沢を失った白い生地に包まれた鉄也のそれをパクリと咥え込んだのである。
「ふああああああッッッッッッ!!!!!!」
その瞬間、鉄也は目を見開いたかと思うと、その反動で目の前に立っている丈に抱き付いた。
「おっと！」
丈が優しく鉄也を抱き止める。そして、
「さぁ、鉄也ぁ。おめぇの精液を豪様に捧げるんだ」
と言い、再び優しく口付けをした。
…チュッ!!…チュクチュク…!!
と言うくすぐったい音と、
…ジュボッ!!…ジュボジュボッ!!
と言う淫猥な音が同時に響く。
「んんんんッッッッ!!!!んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
程なくして鉄也が叫び始めた。顔を真っ赤に、目を固く閉じ、丈の腕の中で体を大きく仰け反らせて。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
ジョウヅノーがこれでもかと言うほどに鉄也のペニスを刺激する。強弱を付けて頭を前後したり、様々な角度から鉄也のペニスを舐めるかのように首を動かしたり。その刺激に鉄也は急激に追い詰められて行った。そして、
「イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクッッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!うおおおおおおおおッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と鉄也が叫んだ瞬間、
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブブブブブブッッッッッッ!!!!!!
と言う鈍い音がして、鉄也の全身がビクンビクンと大きく震えた。