歪んだ友情U 第9話

 

「僕と丈が消えれば、目の前にいるのは丈の姿をした頭脳獣だと言い切れるのかい?はっきりとした確証もないのに?」

 その言葉にギクリとなる鉄也。

 ブラックバイソンに変身し、2人のイエローライオン・大原丈に徹底的に淫猥な屈辱を受け、射精して果てた矢野鉄也。今、目の前にいるドクターオブラー・尾村豪が、1人の丈を連れて奥の部屋へ下がろうとしていた。その丈のことを、豪は「丈」と呼んだ。つまり、豪が引き連れて行く丈が本物の丈であるならば、残された丈は頭脳獣・ジョウヅノーであり、そのジョウヅノーを何とか倒せば、この地獄から解放される、そう思っていたのだ。

「…あ…あ…あ…!!

 だが、見透かされていた。しかも、鉄也を見つめる豪の今の瞳は、悪意に満ちた目に戻っていた。

「…言っておくけど、…余計な詮索はしないことだね。…どっちが本物の丈なのかは、僕も分からない。だって、どっちも丈なんだもの。頭脳獣だからと言っても機械じゃない。そもそもの材料が丈の遺伝子なんだから。…言い換えれば、頭脳獣であって、頭脳獣じゃないってことさ!」

 そう言うと、再び乙女のような潤んだ瞳を、今度は丈に向け、

「…じゃあ、…行こうよ、丈ぉ。…丈のあったかい胸に甘えたい…」

 と言うと、

「…ったく、しゃあねぇなぁ、豪はぁ…」

 と、豪の横にいた丈がまんざらでもない顔をし、イエローライオンの姿のまま、鉄也ともう1人の丈を残し、部屋を後にした。

「…あ…あ…あ…!!

 残された鉄也はゆっくりと起き上がり、呆然と2人を見送った。と、その時だった。

「…さぁってとぉ…!」

 鉄也の横にいた丈がニヤニヤしながら、鉄也に近付く。

「…く、…来る…な…ッ!!

 鉄也が目にいっぱい涙を浮かべながら、尻をついたままじりじりと後退りをする。鉄也が後退りをするたびに、鉄也の周りの埃が風に舞い、日の光を浴びてキラキラと輝いた。

「そんなに怖がるなよぉ、鉄也ぁ…!!

 一方、丈の目もギラギラと野獣のように輝き、ニタニタと不気味な笑みを浮かべている。そして、座ったままじりじりと後退りをしている鉄也の、肩幅程度に開かれた両足の間へ、黄色いブーツに覆われた右足を捻じ込ませたのだ。その途端、

「んああああああッッッッッッ!!!!!!

 と鉄也が悲鳴を上げ、体をビクビクと跳ねらせた。

「おいおい、豪の薬がまだ効いてるのかよぉ!!さすが、豪だなぁ!!

 丈が大声を上げる。

「お前のここ、まだすんげぇ、硬いんだけど?」

 そう言いながら丈は、自身の右足の下で、真っ直ぐに伸びている鉄也のペニスの感触を確かめるかのように、足をゆっくりと動かし始めた。

「…んッ!!…んふ…ッ!!…んうう…ッ!!

 必死にその快楽に耐えようとする鉄也。顔を真っ赤にし、俯いた状態で目を固く閉じている。

 グチュッ!!グチュッ!!

 その時、鉄也の股間から淫猥な音が響き始めた。

「あっちゃ〜。まだ残ってたのかぁ?」

 丈が素っ頓狂な声を上げる。

「さっき、全てを吸い尽くしたと思ったんだがなぁ…」

「…ああ…ッ!!…ああ…ッ!!…ああ…ッ!!

 そんな丈の揶揄を聞いているのか聞いていないのか、鉄也は相変わらず喘ぎ続けている。

「…フフッ!!

 その時、丈は、鉄也のペニスの上に乗せていた足を少しだけ離した。

「…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!

 顔を真っ赤にした鉄也が目を開き、自身の股間を見やる。そして、

「…う…、…あぁ…!!

 と声を震わせた。

「…やっぱりな…!!

 そこを見た丈がニヤリと声を上げた。

 鉄也のペニス。その先端部分には淫猥に照り輝く、粘着質な液体が溢れ出していた。

「…鉄也ぁ。…おめぇ、…相当変態だな…!!…オレの足の刺激だけで、そんなに感じちまったのかよ…!?

 そう言うと、丈は再び鉄也のペニスの上へ足を乗せ、小刻みに動かし始めたのである。

「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!

 鉄也はビクビクと体を跳ねらせながら、丈の顔と足を交互に見る。

「ほぉら。ほらほらぁ!!

 ますます調子に乗って、丈が足を小刻みに動かす。

「うああああああッッッッッッ!!!!!!

 その刺激に耐えかねたのか、鉄也が突然、地面に寝転がった。そして、一切、抵抗することなく、丈の足の動きにされるがままになり始めたのだ。

「フフッ!気持ちいいのか、鉄也ぁ?」

 足で鉄也のペニスをグリグリと刺激しながら、丈が鉄也に言う。その時、鉄也は、

「…ッ!!…きッ、…気持…ち…いい…ッ!!

 と言ったのだ。

「あはッ!!

 その言葉に、丈の目がギラリと光る。そして、

「このままイキてぇか、鉄也ぁ?」

 と言った。

「…ッ!!

 すると鉄也は、キュッと唇を噛み締め、目をギュッと閉じた。

「どうなんだよぉ、鉄也ぁ!!

 丈は相変わらずニヤニヤしたまま、鉄也のペニスを刺激する足の動きを更に速めた。

 グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!

 その時、鉄也の股間から淫猥な音が更に響き渡り、

「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 と言う鉄也の喘ぎ声がますます大きくなった。

「オラッ!!どうなんだよぉ、鉄也ぁ?イキてぇのかって聞いてるんだよッ!!

 丈は相変わらず、鉄也のペニスを刺激し続ける。

「…イ、…イ…、…イ…!!

 鉄也は顔を真っ赤にしながら、それでも必死に耐える。だが、

「んああああああッッッッッッ!!!!!!イクッ!!イクイクッッッ!!!!イクウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!

 と体を弓なりにして叫び始めた。そして次の瞬間、

 ドブッ!!ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドププププププッッッッッッ!!!!!!

 と言う鈍い音が聞こえ始めた。

「…おおおお…ッッッッ!!!!

 丈の足に、鉄也のペニスがビクンビクンと脈動するのが伝わって来る。

「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!

 丈の足の下で、鉄也は何度も何度も体を跳ねらせた。

 

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