歪んだ友情V 第6話

 

「純一もズボンとパンツを脱がなきゃな!」

 鉄也がそう言った言葉に、

「…ッ!?

 と純一が再び顔を真っ赤にした。そして、

「…ぼ、…僕も、…脱ぐの…?」

 と不安そうに聞いて来た。鉄也は、

「脱がなきゃ、気持ち良くなれないんだぜ?」

 と、今更何を言い出すんだと言う表情をしている。だが、純一はもじもじとしたままだ。

「どうしたんだよ、純一ぃ!?

 苛立った鉄也が思わず声を大きくする。するとその声にビクッとした純一が思わず肩をすくめた。

「…何か、…恥ずかしいよ…!」

 純一の顔は真っ赤になり、目は潤んでいる。

「…僕のここ、…てっちゃんのと比べても全然、立派じゃないもん…」

「それはまだ純一が発育途中だからだよ!」

 やれやれと苦笑すると、鉄也は自分のそれを純一の目の前に突き出した。

「ててて、てっちゃんッ!?

 それに驚いて後ろへ後ずさる純一。鉄也のペニスは、今はやや落ち着きを取り戻していた。

「俺だって、ここがこんなになるまでにはかなり時間がかかったんだぜ?」

 ニコニコして言う鉄也。

「だからさ!」

 すると鉄也は、純一の両肩に手を置き、

「純一もまだまだこれからだって!気にすんなよ!」

 と言った。

「…大丈夫なの?…僕も、てっちゃんみたいになれるのかなぁ?」

 純一の不安そうな顔に、

「だから、俺に任せておけよ!今から訓練して行けば、きっと俺みたいに、いや、俺以上に凄いものになるかもしれないぜ?」

 と悪戯っぽく笑った。

「…うん!」

 その時、ようやく落ち着きを取り戻したのか、純一がニッコリと微笑んだ。

「よし!じゃあ、純一。ズボンとパンツを脱いでみろよ!」

 鉄也がそう言うと、純一はおもむろに立ち上がり、カチャカチャと音を立てながらズボンのベルトを外した。そして、パサッと言う音と共に、純一の下着が露わになった。

「…うわあ…!」

 今度は鉄也が声を上げる番だった。

「…そ、…そんなに見ないでよ…!」

 純一が顔を赤らめる。純一のパンツ、真っ白なブリーフだった。

「…ス…ッゲェ…!」

 正直、これまで純一の下着など、見たことがなかった。中学生になったとは言え、ブリーフを穿いていた純一に、どこか新鮮さを感じていた。そして、純一の2本の足の付け根に存在する、純一の男としての象徴であるペニスとその下に息づく2つの球体はふっくらとした柔らかい丸みを帯び、それが淫猥さを一層、際立たせていた。

 鉄也は思わず右手を伸ばすと、真っ白なブリーフの中で柔らかい丸みを帯びているそれをそっと包み込んだ。

「…あ…」

 その刺激に、ピクリと体を跳ねらせる純一。

「…純一…、…スッゲェ、…エロい…!!

「…て、…てっちゃん…ッ!?

 その時、純一の視界に鉄也の大きく勃起したペニスがビクンビクンと揺れているのが見えた。

「…てっちゃんも、…凄い…!」

「…じゅッ、…純一ッ!?

 今度は鉄也が驚いて声を上げる番だった。

 真っ白なブリーフの中の、純一のペニスがムクムクと急成長を始めたのだ。

「…ス…ッゲェ…!」

 鉄也の手の中で大きく、硬くなる純一のペニス。だが、大きくなってもその丸みを帯びた形は変わらないでいた。すると鉄也は、そんな純一の大きく勃起したペニスを右手に優しく握ると、ゆるゆると上下に動かし始めた。その途端、

「んあッ!?ああッ!?ああッ!!

 と、純一は顔を真っ赤にし、目を閉じて恍惚とした表情を浮かべた。

「…気持ちいい?」

 鉄也が見上げると、純一はコクンと頷く。

「…じゃあ…」

 そう言った鉄也は純一のブリーフのウエスト部分に手を掛け、ゆっくりと下ろし始めたのだ。

「…あ…あ…あ…あ…!!

 恥ずかしそうに体を小刻みに震わせる純一。だが、それとは裏腹に、純一のペニスは相変わらず大きく勃起したまま、ブリーフと言う抵抗を失って、臍へ向かって真っすぐに勃った。

「すげぇよ、純一ぃ!」

 目を輝かせて純一のペニスをしげしげと眺める鉄也。すると純一は、

「…も、…もう、…てっちゃあん…!…そんなにじろじろ見ないでよぉッ!!

 と顔を赤らめて声を上げた。だが、鉄也は純一のペニスをしげしげと見つめている。

「…純一のここ、やっぱりまだ皮は被ったままなんだな!」

 そう言いながら、ゆっくりとそれを根元の方へ引っ張り始めた。すると、純一のペニスを覆っている皮はゆっくりと根元の方へ移動を開始し、中から淡いピンク色のそれが見え始めた。だが、その時、

「痛いッ!!

 と純一が声を上げる。と同時に、

 …クチュッ!!

 と言う音が聞こえ、純一のそこから透明な液体が溢れ出した。

「…フフッ!…純一、…興奮してるんだな…!」

 鉄也が嬉しそうに言う。だが、純一は呆然とそこを見下ろしている。そして、

「…これ、…おしっこ…?」

 と、鉄也に尋ねた。すると鉄也は静かに首を左右に振って、

「違う。これは純一が性的に興奮している証拠だ」

 と言い、純一のペニスから溢れ出ている透明な液体をそっと指で掬った。

「…あ…」

 その時、純一はペニスの先端部分にピリッとした痛みを感じ、思わず腰を引いた。

 …クチュッ!!

 同時に淫猥な音が再び聞こえ、

「…ほら、純一」

 と、鉄也が声を掛けた時、鉄也の指と純一のペニスの先端部分が淫猥な糸で繋がっていた。

「…何か、…変な気分…」

 純一が恥ずかしそうに微笑む。

「…じゃあ…」

 そう言って鉄也は立ち上がると、純一のペニスと、自身のいきり立ったペニスをぶつけ合い始める。

「…あッ!!…あッ!!

 その衝撃に純一が声を上げ、ビクビクと体を跳ねらせる。

「…純一…」

 その時、純一は鉄也の目を見た。

「…うん…」

 そして、何も言わずに鉄也のペニスを静かに握ったのである。その途端、

「んんんんッッッッ!!!!

 と鉄也が顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じてビクビクと体を跳ねらせた。

「…てっちゃんの、…やっぱり凄い…!!

 そう言いながら、純一は鉄也のそれをゆっくりと上下に動かし始める。

 …クチュッ!!…クチュッ!!

 淫猥な音が鉄也のそこからも聞こえ始めた。

「…てっちゃん…」

 じっと鉄也を見つめる純一。

「…行くぞ?」

 そう言うと、純一は鉄也のペニスを、鉄也は純一のペニスをゆっくりと上下に動かし始めたのだった。

 

第7話へ