歪んだ友情W 第18話
「…んな…ッ!?…な…んだ、…それ…ッ!?」
鉄也のブラックバイソンの漆黒のグローブに握られていた小さな小瓶。その中にはトロッとした透明な液体が納められていた。
「…ククク…!!」
鉄也は相変わらず目をギラギラさせ、ニタニタと不気味な笑みを浮かべて勇介を見下ろしている。
「言ったでしょう?これで勇介さんを狂わせるって!!」
「いいなぁ、勇介さん!!これからもっともぉっと気持ち良くなって、勇介さんのエッチな液体を、タンクが空になるまで放出し続けるんですね!!」
純一はそう言うと、グリーンサイの濃い緑色のグローブで、自身の2本の足の付け根に息づく、純一の男としての象徴であるペニスを揉みしだいた。それは真っ白なスーツの中で大きく勃起し、その先端をぐっしょりと濡らしていた。
「これは豪様が勇介さんを狂わせるために作り出した薬さ!これを勇介さんのそこにたぁっぷりと塗り込んで、勇介さんをトロットロにしてあげますよ!!」
そう言って鉄也が指さしたところには、レッドファルコンの赤色のスーツから飛び出した勇介の男としての象徴・ペニスが未だに大きく勃起したまま、勇介の体と垂直になるように屹立していた。
「…フンッ!!」
鉄也が説明をした時、豪が鼻で笑った。
「別に勇介のためだけに作ったんじゃないさ!」
「…?」
豪が言った言葉が理解出来なかったのか、勇介が頭を上げてきょとんとした表情で豪を見つめる。すると豪は、
「簡単に言えば、その薬は媚薬さ。もちろん、君を実験台にするつもりはない。僕が作り出した薬や装置が確実に効くかどうか、ちゃんと前以て実験を繰り返している。それが科学者と言うものさ!!」
と言った。
「そうだぜえ、勇介え!」
その時、豪の真横にいる丈が呑気な声を上げた。
「その実験台になったのはオレ!もう、豪に滅茶苦茶にされたぜ!!」
そう言いながら、イエローライオンの真っ白なスーツの中で大きく勃起している丈の男としての象徴であるペニスを揉みしだく。
「即効性があって、オレなんかあっと言う間に意識がぶっ飛んで…。豪に何度も何度もイカされて、ヒィヒィ言わされたぜ!!…ヤベ!!…また、…やられたくなって来た…!!」
そう言うと丈は、切ない表情で豪を見つめ、
「…オレにも…。…また、…やって…くれねえか…?」
と言った。すると豪はウットリとした表情を浮かべ、
「勇介を始末したら、その後はまたゆっくりとやってあげるよ!…だって、…丈は僕のナイトなんだから…!!」
と言うと、イエローライオンの鮮やかな黄色のスーツを纏った丈の逞しい体に抱き付いた。
「じゃあ、勇介さん。覚悟はいいですか?」
鉄也の声に我に返る勇介。
「…止めろ…!!」
勇介の声が震えている。
「…フフ…ッ!!」
鉄也は嬉しそうに笑うと、その小瓶の蓋を取った。
「…止めろ…!!…たッ、…頼むッ!!」
勇介が体を動かす。だが、相変わらず、勇介の体を拘束している鉄の拘束具が外れることはなかった。
「…さぁ、…行きますよ?」
そう言うと鉄也は勇介のペニスの横に腰を下ろす。そして、手にしていた小瓶を傾けた。
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
勇介が叫ぶ。その時、小瓶の中のトロッとした液体が静かに零れ始め、勇介のペニスに纏わり付き始めた。
「うああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
そのトロッとした感触、そして冷たさに思わず悲鳴を上げる。それと同時に、小瓶を横に置いた鉄也の右手が動き、その手が勇介のペニスを優しく包み込んだ。
「…ッ!!」
勇介がビクリと体を跳ねらせる。
「…ククク…!!」
鉄也は勇介のペニスを握る右手をゆっくりと上下に動かし始める。
…グチュッ!!…チュッ!!…グチュッ!!
左手で勇介のペニスを挟むようにして腹を押さえ込み、右手は淫猥な液体が纏わり付いた勇介のペニスを優しく上下に刺激する。
「…あッ!!…ん…ッ!!…ふ…、…んん…ッ!!」
「あはッ!!勇介さあんッ!!感じてるんですねッ!?」
純一が声を上げると、
「…だッ、…誰が…ッ!!」
と、勇介は怒鳴り返した。だがそれも束の間、
「うああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と悲鳴を上げ、体を弓なりにした。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
顔を真っ赤にし、苦痛に顔を歪めている。
…グジュッ!!…グリュッ!!…グリュグリュ…ッッッッ!!!!
ブラックバイソンの漆黒のグローブが、真っ赤に腫れ上がった勇介のペニスの先端部分を、時に優しく、時に強く刺激している。生身の手とは違い、グローブと言う硬いものだ。そこに加わる刺激は相当なものに違いない。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…いッ、…痛てええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
勇介が叫び、体を捻らせる。だが、その抵抗も空しいものであることは、勇介には分かっていた。
「勇介さんの意識が飛んでしまう前に、少しでも気持ち良くしてあげますよ!!」
鉄也はそう言うと、今度は勇介のペニスを上下に刺激し始めた。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音が辺りに響き渡る。それに合わせるかのように、
「あッ!!あッ!!あッ!!あッ!!」
と勇介が短く喘ぐ。だがその瞬間、鉄也の手が勇介のペニスの先端へ滑り込んだかと思うと、
グリュッ!!グリュッ!!グジュグジュッッッッ!!!!
と言う音を立てて先端を刺激する。
「ひがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その途端、勇介の体を強烈な刺激が襲う。
「…もッ、…もうッ、止めてくれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
ドクンッ!!
突然、勇介の心臓が大きく高鳴った。と同時に、
「…ッッッッッッッッ!!!!!!??」
と、勇介が体を大きく跳ねらせたのだ。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ドクンッ、ドクンッ!!
心臓の脈動が大きくなって行く。
「…か…、…体が…!!…あ…つ…い…!!」
目の前がユラユラと揺らめいているように見える。自分を見てニヤニヤと笑っている鉄也の顔が歪んで見える。
「…ククク…!!」
鉄也が笑う。
「…どうやら、…豪様の作り出された薬が効き始めて来たようですね!!」
「…う…、…あぁぁ…!!」
いつの間にか、勇介は呼吸を荒くし、ぐったりと体を投げ出していたのだった。