歪んだ友情W 第24話
…チュッ!!…チュク…ッ!!
くすぐったい音が薄暗く、しんと静まり返った部屋に響き渡る。
…チュクチュク…ッ!!…チュクチュクチュクチュク…ッッッッ!!!!
光沢のある鮮やかな黄と白を基調としたスーツに身を包んだ男と、光沢を失ってしまった赤と白を基調としたスーツに身を包んだ男が無機質な台の上で体とその唇を重ね合わせていた。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
淫猥な音と共に黄色のスーツを身に纏った男、イエローライオン・丈がその舌を赤色のスーツを身に纏った男、レッドファルコン・勇介の口の中に忍ばせている。
「…んッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
自分の口の中に、同性の舌が入り込んでいる。いや、それよりも同性と唇を重ね合わせている嫌悪感の方が強く、勇介は顔を真っ赤にし、眉間に深い皺を寄せて呻く。
「…ンフッ!!」
だが、そんな勇介を見て楽しむかのように、丈は更に舌を勇介の口の中奥深くへ侵入を開始する。
…グチュッ!!…グチュグチュ…ッッッッ!!!!
「んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
息が詰まりそうな、不快な感覚に思わずえづきそうになる勇介。そんな勇介が体をグイッと押し上げた。そして、唯一動かせる頭を思い切り左右に振ったのだ。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音が聞こえたその瞬間、勇介と丈の顔が離れていた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
「…ククク…!!」
呆然と丈を見上げている勇介に対し、丈は目をギラギラさせ、ニタニタと不気味に笑っている。
「…じょ…、…じょ…う…!!」
憎々しげに丈を睨み付ける勇介。
「…お前も…、…悪魔に魂を売ってしまったのか…!?」
「あん?」
怪訝そうな顔をするも、すぐに丈はニヤリと笑うと、
「悪魔じゃないね!!豪はオレの大事なヤツだ!!…そうだなぁ…。…神、…ってところか…?」
「…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
一番聞きたくなかった言葉。親友だと、仲間だと思っていた丈から出た言葉。豪のことを、今では憎悪の対象でしかない元・同級生のことを“神”と呼んだ。
「…そこまで…」
勇介の目から涙が零れ落ちる。
「…そこまで…、…成り下がったか…。…丈…ッ!!」
「まぁまぁ、いいじゃねえか!!」
ニヤニヤと笑いながら、勇介の体の上に再び伸し掛かると、勇介の両胸に浮き出た突起をクリクリとくすぐり始めた。
「…ふ…ッ!!…んん…ッ!?…んん…ッ!!」
そのくすぐったい刺激が妙な感覚になり、勇介の感覚を襲う。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
「…ククク…!!」
丈は勝ち誇ったように笑っている。
「…じゃあ、勇介。…最期にお前にもたぁっぷりと楽しませてやるよ…!!」
その時、丈は傍にあった小瓶を手に取った。その中には透明なねっとりとした液体が残っていた。
グチュッ!!
音がした時、勇介が俄かに恐怖に顔を歪めた。
「…止めろ…!!」
自身の男としての象徴であるペニスにそれを塗り込められ、その薬の効力に体中が熱くなり、ドクドクと体の奥底から淫猥な感覚が込み上げ、何度も何度も射精して果てた。その液体を、丈のイエローライオンの鮮やかな黄色のグローブが手にしていた。
「豪から浮気すんなって言われてるから、勇介のチンポをしゃぶってやることは出来ねぇけど…!!」
そう言った時、丈は勇介の両足を持ち上げ、グイッと前へ折り曲げたのだ。
「…たッ、…頼む…ッ!!…止めて…くれ…!!」
体を折り曲げられた状態で勇介が苦しそうに言う。その上には丈が伸し掛かり、丈の目の前には勇介の筋肉質な双丘が。
「…だからと言って、オレ一人お預けになるのもイヤだからな!!」
そう言いながら丈は、勇介のレッドファルコンのスーツの股間の破れ目に手を掛けた。
「…少しはオレにも楽しませろよ!!」
その瞬間、
ビイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、勇介は双丘にひんやりとした風を感じていた。
「うわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
丈の目の前に晒される自身の双丘とその奥の秘門。
「…やッ、…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!…丈オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!」
丈は手にしていた透明なねっとりとした液体を勇介の双丘の窪みに流し込む、ゆっくりとその周りを撫で始める。
…クチュッ!!…クチュッ…!!
淫猥な音が聞こえ、
「…んふ…ッ!!…ふ…ッ!!」
と、勇介がくすぐったさに身を捩らせる。だが、次の瞬間、
…ブスッ!!…ズブズブズブズブ…ッッッッ!!!!
と言う音と共に、勇介の体がビクンと跳ねた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
腹の中をグイグイと圧迫されるような感覚。そして、何かが秘門を出入りする感覚。
「…うう…ッ!!…ぐうううう…ッッッッ!!!!」
あまりの不快な感覚に、声を出すことも出来ない。
「…すげぇよ、勇介ぇ…!!」
丈が嬉しそうに声を上げる。その右手の中指が勇介の双丘の秘門を出入りしている。
「…お前のここ、…すっげぇ、…締まる…!!…こんなところに挿れたら、…オレのチンポ、引きちぎられちまうかもな…!!」
顔を赤らめ、そう言う丈の2本の足の付け根部分。丈の男としての象徴であるペニスがイエローライオンの白いスーツの中で臍へ向かって大きく勃起し、ビクン、ビクンと脈打っている。
「…や…、…め…ろ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸をしながら、勇介はそれだけを言うのに精一杯だった。
息苦しさと不快な感覚がそうさせていただけではなかった。そこから沸き上がって来る、じんじんとした感覚。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
勇介の体から力が抜けて行く。
「…ククク…!!…勇介…。…おめぇのここ、…随分と緩くなって来たぜ…?」
それは丈にも伝わっていた。
「…そろそろ…ってとこかな?」
そう言った時、丈はもう片方の手でイエローライオンのスーツを力任せに引っ張った。
ビイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!
丈のスーツが大きく引き裂かれ、
ビイイイイイイイインンンンンンンンッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う音と共に、丈の大きく太く、長いペニスが姿を現した。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
勇介は恐怖のあまり、声を上げることが出来ない。
「…さぁ…、…勇介…!!」
先端を真っ赤に腫れ上がらせ、その鈴口からポタポタと淫猥な液体を垂らし続ける丈のペニスが勇介の秘門に宛がわれる。
「…止めろ…!!…止めろ…!!」
そして、
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫したその瞬間、
…ズブッ!!…ズブズブ…ッッッッ!!!!…ズブズブズブズブ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!
と言う淫猥な音が響き渡った。