処刑!メガレッドU 第4話
自分の最大のプライドを、いや、男だったら全員最大のプライドである、男としての象徴・ペニスを握られ、その刺激にへなへなとその場に崩れ込んでしまった健太。
「おやおや、大丈夫かい、健太君?」
よりによって、こんなやつにバカにされるとは…!
目の前で勝ち誇った笑みを浮かべているクラスメイト・巧。医者の御曹司であるこのひねくれた性格の同級生に、自身のプライドを握られ、揉まれてしまったのだ。しかも、メガレッドと言う、この世界をネジレジアから守るべく戦っている正義のヒーローとしての姿で、だ。
「まだまだ終わったわけじゃないよ?」
巧がニヤリと笑い、目をギラリと光らせた。
「これからが、始まり、なんだ…!!」
巧はそう言うと、
「取り敢えず…!」
と言い、デジタルカメラを取り出すと、カシャカシャと何度かシャッターボタンを押した。
「…んな、…何…を、…するのですか…?」
本当は死にたいほど恥ずかしい思いをさせられているのに、今は仲間や家族のことを守るしかなかった。健太は怒りを必死に抑えながら、巧に問い掛けた。すると巧はフフン、と笑って、
「君のエッチな顔や姿を、記録に残しておくのさ!」
と言い、
「君が更に僕に抵抗出来ないようにするために、ね!」
「…く…ッ…!!」
メガレッドの白いグローブが握られ、ギリギリと音を立てる。
「どうしたの、健太?まさか、僕を殴るつもりじゃあないよね?」
巧はそう言うと、
「立てよ、健太!」
と言った。
「…は…い…」
何とか感情を押し殺し、素直にそれに応じる健太。
「じゃあ、足を肩幅に開いて。そして、腰を前へ突き出すんだ」
その言葉に素直に従う健太。だが、顔は真っ赤になっていた。
健太のペニス。巧に刺激され、それに少なからず反応していた。そして今、巧の目の前へ腰を突き出したことで、その膨らみが分かるようになっていたためだ。
「…フフ…!」
巧は小さく笑うと、右手を伸ばし、健太の股間のそれを股下からスルリと撫で上げた。
「んあッ!?」
その途端、ビクリと体を跳ねらせ、健太は思わず腰を引いた。と、その時だった。
「動くんじゃねえッ!!」
巧が大声を上げ、その声に思わずビクリとなる健太。
「お前は俺の奴隷なんだよッ!!さっきも言ったけど、お前は抵抗出来ねえんだよッ!!それとも、お前の家族や仲間がどうなってもいいのかよッ!?」
「そッ、それだけは…ッ!!」
何とも情けない声を出してしまう自分が凄く嫌だった。
「いいか?お前はバカなんだよ。万年最下位のくせにえらそうにしてんじゃねえよ!俺は学年2位なんだ!お前の俺への忠誠次第では、俺は学年1位になれるんだからな!それがどう言うことを意味してるのか、ちゃんと理解しろよ、クズが!」
「…く…ッ…!!」
目にじわりと涙が浮かぶ。
まさか、子供の写真撮影に来たつもりが、同級生の、しかも相当性格がひねくれたやつのところに来てしまうなんて…!そもそも、こんな企画を考えたのは誰だッ!?
(…恨むぜ、…おっさん…!)
メガレンジャーの生みの親であり、世界科学連邦I.N.E.T.に所属する科学者・久保田衛吉を呪いたくなる。
「さぁッ、分かったらもう一度、腰を突き出せよ、健太ッ!!」
巧の声が聞こえ、はっと我に返る健太。
「…分かり…、…ました…」
抵抗するのにも疲れ、健太は諦めたかのように目を閉じ、ゆっくりと腰を突き出した。
「…さぁ、…どうぞ…!」
巧の目の前に、メガレッドのスーツの中でふくよかな膨らみを作っているペニスが浮かび上がる。
「フフッ!」
巧は満足そうに笑うと、
「最初からそうすれば良かったんだよ、健太ぁ…!」
とさっきまでとは打って変わったような、甘えた声を出した。そして、健太のそこを右手で静かに包み込んだのである。
「んッ!!」
とは言え、体は素直に反応してしまい、ビクリと跳ねらせた。
「…フフフ…。…健太のここ、…随分、ボリュームがあるんだね…!」
巧がホウと溜め息を吐き、健太のそこをペニスとその下に息づく睾丸ごとゆっくりと撫で上げる。股の間に指を入れ、ゆっくりと睾丸からペニスをなぞるように。そして、その指先が健太のペニスの裏筋をゆっくりと撫で上げ、先端の括れた部分に辿り着くと、
「…ん…ッ、…んあ…ッ!!」
と健太が声を上げる。
「フフフッ!ここが感じてしまうんだね、健太?」
ズルリと剥けているであろうその先端。その裏筋の括れになったところを、巧が人差指でくすぐるように刺激を加える。その途端、
「んあッ!!んあッ!!…く…うう…ッ!!…うあ…ッ!!」
と健太が顔を上下左右に振り、喘ぎ声を上げる。
「…や…ッ、…止めて…下さい…ッ!!…巧…、…様…ッ!!」
その顔は真っ赤になり、懸命に歯を食い縛る。その歯の間から淫猥な唾が飛び散る。
「ほぉら…。…ほぉら…!」
そうこうしている間にも、巧が右手全体で健太のペニスと睾丸を妖しく撫で続ける。そして、その指がペニスの先端に辿り着くと、クリクリとそこを刺激する。そのたびに、
「あはあああッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と健太が体をビクビクと跳ねらせながら喘ぎ声を上げる。
(…ヤバい…!)
そうこうしているうちに、健太は下腹部がじんじんと疼き始めるのを感じ取っていた。
(…このままじゃ、…勃っちまう…ッ!!)
いくら相手が健太と同じ男性とは言え、一番感じる部分を執拗に触られ、刺激されては否応なしに勃起してしまう。
「あはッ!健太のここ、少しずつ硬くなって来たじゃないか…!」
巧が嬉しそうに言う。
「…う…、…うう…ッ…!!」
健太のペニス。それが少しずつ形を形成し始め、メガレッドの光沢のある鮮やかな赤色のスーツの中で、その存在感をクッキリと現わし始めたのである。
「やっぱり変態だな、健太は!どうせ、勉強なんかろくにしないで、毎日、オナニーばかりしてたんじゃないのかぁ?」
そう言うと巧は、硬さを増した健太のそれを握り、ゆるゆると上下に動かし始めたのである。
「んはああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
健太の体に、得も言われぬ感覚が駆け抜ける。
「…やッ、…止めて…下さい…ッ!!…たッ、…巧…様あ…ッ!!」
最も感じやすい場所をゆるゆると優しく刺激され、困惑と快楽の狭間で健太は揺れていた。