処刑！メガレッドⅡ 第５話
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
クラスメイトの巧に、メガレッドにインストールした姿で自身のペニスを刺激され、苦痛と快楽に悶える健太。健太の体に、得も言われぬ感覚が駆け抜ける。
「…やッ、…止めて…下さい…ッ!!…たッ、…巧…様あ…ッ!!」
「どうしてぇ？」
それでも刺激を止めようとしない巧。
「…く…ッ!!」
分かり切った質問に、思わず言葉を失う。だが、それも巧の計算のうちだった。
「言わないと、どんどん刺激を加えちゃうよ？」
そう言った巧の手の動きが少しずつ早くなって行き、それは快楽の刺激となって健太のそこを襲った。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
淫らに喘ぐ健太。そして、
「…やッ、…止めて…下さい…ッ!!…そんなに…、…刺激されたら、…た、…勃っちゃいます…ッ!!」
と言った。
「どこが？」
それでも巧の質問と刺激は続く。
「…おッ、…オレの…ッ!!…チッ、…チンポ…ッ!!」
「はい。良く出来ました！」
ニヤニヤと笑いながら、巧はようやく、健太のペニスを刺激する手を離した。
「…ッ!?…く…うう…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ…!!」
巧の手が自身のペニスから離れた瞬間、健太はガクリと前のめりになり、大きく息を吐いた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ…!!」
ペニスが、下腹部がじんじんと疼く。ネジレジアとの戦いの連続で、自分自身で慰めている余裕すらなかった。それを巧のよって名前の如く、巧みに刺激を加えられたのである。もう少しで感覚がなくなるところだった。
（…危なかった…！）
内心、ほっと溜め息を吐いたその時だった。
「おい、健太！」
巧が声を掛けて来た。そして、健太が我に返った瞬間、ドンと体を押されたような気がした。いや、実際に押されたのだ。
「…あ…」
気が付いた時には、健太は天井を見上げていた。そんな健太の視界に、ニヤニヤと不気味に笑う巧が映った。すると巧は健太の両足を持ち上げたのである。
「…んまッ、…まさ…か…ッ!?」
健太の顔が更に赤くなり、両手は無意識に股間を覆っていた。
「手ぇ退けろよ、健太！」
ニヤニヤと巧が笑っている。
「…や、…止めて…下さい…ッ!!…巧様ッ!!」
何をされるのか、分かっていた。だが、こんなことをしても、今の巧には通用しないことも分かっていた。だが、巧は相変わらずニヤニヤするだけで、
「健太、自分の立場が分かってんだろ？」
と言うだけだ。
「…く…ッ…!!」
目を固く閉じ、眉間に皺を寄せる健太。そして、
「…やるなら、…さっさとやれよ…！」
と言い、両腕を体の横へ置いた。
「分かってるじゃないか、健太！」
そう言いながら巧は、持ち上げた健太の両足を少し開き、その間に右足を捻じ込ませた。
「…ッ!!」
その刺激に、健太の体がビクンとなる。
「…行くよ？」
その瞬間、巧の右足が小刻みに揺れ始めたのだ。
「…うぐッ!?…ぐ…ッ!!…うう…ッ!!」
健太が歯を食い縛り、懸命にその刺激に耐えようとする。
巧の足が、健太の股を刺激する。その足の動きに釣られ、メガレッドのスーツがざわざわと蠢き、そこに息づく健太の男子としての象徴が強調されるように浮き上がる。
「…フフフ…!!」
顔を赤らめ、ニヤニヤと巧が笑う。
「その強がり、すっごくそそられるよ！いつまでその強がりが保つかなぁ？」
そう言いながら、巧は右足を少しずつ前の方、健太の睾丸とペニスへ向かって動かし始めたのである。
「んあッ!?ああッ!?ああッ!!」
その刺激に、健太が思わず目を見開く。そして次の瞬間、
ゴリッ!!ゴリゴリゴリッッッッ!!!!ゴキュゴキュゴキュッッッッ!!!!
と言う鈍い音が辺りに響いた。
「…うあ…!!」
健太が短い、声にならない声を上げる。
「…あ…あ…あぁぁ…!!」
目をカッと見開き、バカみたいに開かれた口の端から涎が零れた。そして、
「…ぁぁぁ…、…ぁぁぁぁああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う絶叫が響き渡った。
「ぐわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!痛ってええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太の股間に鈍い痛み、いや、激痛が駆け抜ける。
「やッ、止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてくれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!」
健太が体をバタバタと暴れさせ、両足から巧の手を離そうとする。だが。
（…ッ!?）
その時、健太はあり得ないことに気付いた。巧が、あり得ないほどの力で健太の両足を掴み、いくら健太が暴れてもその手が振り解かれることはなかったのである。
健太よりも華奢で、青白い顔をいつもしている巧のどこにそんな力があるのかと疑いたくなるほどだった。
と、その時だった。
ゴリッ!!ゴリゴリゴリッッッッ!!!!ゴキュゴキュゴキュッッッッ!!!!
と言う鈍い音が再び聞こえ、
「…あ…ッ!!」
と健太が一度、ビクンと体を大きく跳ねらせたかと思うと、
「…う…!!」
と呻き、ガクンと床に伸びた。
「…ククク…!!」
巧は低く笑うと、ようやく健太の足を離した。その瞬間、健太の足はドスンと言う鈍い音を立てて床に落ちた。
「ねぇ、健太？」
はぁはぁと荒い呼吸をし、キラキラと輝くメガレッドのスーツの胸元を大きく上下させている健太の横に巧は寝そべると、健太を呼びながら抱き付いた。
「…痛かった…？」
「…ッ!!」
ぼんやりとする意識。その中で巧の声を聞いている。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
聞こえて来るのは、健太が荒々しい呼吸をするその音だけだ。
「フフッ！伸びちゃったようだねぇ、健太！」
巧の右手がゆっくりと伸び、健太の未だに大きく勃起しているペニスをキュッと握った。
「…ッ!!」
ビクンと体が跳ねる健太。
「…でも、ここは大きいままだね…！」
その手が再びゆるゆると健太のペニスを刺激し始めた。と、その時だった。
グジュッ!!
淫猥な音が聞こえたかと思ったその時、健太のメガレッドのスーツの、ペニスの先端部分に染みがじわりと浮かび上がり、光沢を失わせて行ったのだ。
「アハハハハ…ッッッッ!!!!」
巧が声を上げて笑う。
「…け、…健太あ！…感じてるなら、…感じてるって、…言えよお！」
巧の声を聞きながら、健太の目から一筋の涙が零れ落ちた。