ココロガハリ 第30話
「…ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
薄暗い闇の中で、アカニンジャー・伊賀崎天晴の絶叫が響き渡る。
「…んもッ、…もう…ッ!!…止めてくれええええッッッッ!!!!」
闇の中に灯された4つの蝋燭。その不気味な揺らめきが、この先に起こる天晴の運命を呪っているかのように思えた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
バタバタと体を暴れさせ、身に纏ったアカニンジャーの光沢のある真っ赤なスーツが蝋燭の炎の中に揺らめく。
「…く…ッ、…く…っそ…おおおお…ッッッッ!!!!」
懸命に腕を伸ばし、目の前にいる者の体を掴もうとする。
「フッ!無駄ですよ、天晴坊ちゃん!」
そう言ったのは、キラキラと輝く金色のスーツを纏ったスターニンジャー・キンジ・タキガワだった。
「こいつぁ、もう、抜けやせんからね!」
そう言った時だった。
ズコズコズコズコッッッッ!!!!
乾いたような鈍い音が聞こえた。その瞬間、
「ああッ!?ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と、天晴が悲鳴を上げ始めたのである。
「ヒャッハー!さっすが、天晴坊ちゃん!締まり方が半端ないでございやすねえッ!!」
嬉しそうに言うと、キンジは腰を前後に一定のリズムで振る。キンジの男としての象徴。それが今、大きく勃起し、その太さは尋常ならぬものであった。そしてそれが、天晴の双丘の窪みの秘門の中へ突き刺さっていたのである。
「んんんんッッッッ!!!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて懸命にその痛みに耐える天晴。メリメリと体が真っ二つに裂けそうになる感覚に気が遠退く。だが、そうはさせまいと、キンジが腰を前後に振り続ける。
「…あぁぁ…」
ウットリとした表情を浮かべるキンジ。
「…凄い…!!…天晴…、…坊ちゃんの…ケツ…、…凄く…、…締まる…!!…千切れ…そうで…ございやす…!!」
そう言うと、キンジがいきなり腰の動きを速めたのだ。
ズコズコズコズコッッッッ!!!!ズコズコズコズコッッッッ!!!!
「…う…ッ、…あ…ッ!!…うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
どれだけ叫べが気が済むのだろうと言うほど、天晴が叫び続ける。
「…ククク…!!」
遠くでそれを満足げに見つめる十六夜九衛門。その横で呆然と佇むアオニンジャー・加藤・クラウド・八雲。
「…相変わらず、強烈だね、伊賀崎の連中は…!!」
リズミカルに腰を振り続けるキンジと、それに合わせるかのように喘ぐ天晴。
「…と言うか、僕自身の能力が怖いよ…!…半永久的に発情する催淫剤を調合し、それをアカニンジャーに飲ませた途端、彼はキニンジャーを犯しただけでは物足りず、スターニンジャーに犯される羽目になるとは…!!」
キンジの背後に、キラキラと光る黄色のスーツを身に纏ったキニンジャー・松尾凪が倒れていた。凪はピクリと動くこともなく、一定のリズムですうすうと寝息を立てているようだ。
「…おや?」
その時、九衛門は隣りに立っている八雲の様子がおかしい事に気付いた。
「…ッ!!」
八雲の右手が、光沢のある青いスーツの、自身の男としての象徴がある部分をやわやわと揉みしだいていた。そして、
…グチュッ!!…グチュッ!!
と言う淫猥な音を立て、その部分のスーツの光沢を失わせていたのだ。九衛門はニヤリと笑うと、
「キミもアカニンジャーを犯したくなったのかい、アオニンジャー?」
と尋ねる。すると八雲は顔を赤らめ、
「…い、…いや、…俺は…」
と言いかけて口を閉じた。と、その時だった。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
淫猥な音が辺りを包み込んだのと同時に、
「うがああああああああああッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
と言う天晴の掠れた絶叫が響き渡った。
「…あっちゃー…!」
キンジが苦笑する。天晴の双丘の奥の窪みが赤く腫れ上がっている。
「…ろくに慣らしもせず、あっしのぶっといこれを挿れちまったせいで、天晴坊ちゃんのここが耐え切れなかったようでございやすね…!でも…!」
そう言ったキンジは天晴の未だに大きく勃起を続けている天晴の男としての象徴をギュッと握った。
「んああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
天晴が体をビクンと跳ねらせ、その反動で上半身を起こす。
「フフッ!ここは本当に元気なんでございやすね!」
そう言ったキンジの顔が、はぁはぁと荒い呼吸をし、目を潤ませている天晴の顔に近付く。
「…変態天晴坊ちゃん…!」
そう言うと右手でグッと天晴の頭を抱え込んだかと思うと、
…クチュクチュッ!!…チュッ!!…クチュクチュ…ッ!!
と言う音を立てて唇を合わせた。
「…ん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!…んんんんんんんんッッッッ!!!!」
天晴の呻き声が聞こえる。
やがて2人の顔が離れて行き、
「…ククク…!!」
とキンジが不気味な笑みを浮かべる。
「…も、…もう…ッ、…止めて…くれ…!!…キンちゃん…ッ!!」
涙を浮かべ、懇願するように言う天晴。だがキンジは、
「まだまだでございやすよ、天晴坊ちゃん!」
と言い、天晴を押し倒す。そして、天晴の両足を改めて持ち直すと、
「さぁッ!!クライマックスへ向けてパーリナァァイッッッッ!!!!」
と叫んだかと思うと、今度は物凄い勢いで腰を前後に振り始めたのである。
ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!ズチュズチュズチュズチュッッッッ!!!!
淫猥な音はますます大きくなり、同時に、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う天晴の喘ぎ声も大きくなって行く。
「…ああ…ッ!!…ああ…ッ!!」
やがて、キンジの表情が歪み始めた。
「…たッ、…天晴…坊ちゃん…ッ!!…すげぇ…、…すげぇ…締まり…やす…!!…んも…ッ、…もう…ッ!!」
キンジの両太腿がブルブルと震え始める。そして、
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクイクウウウウッッッッ!!!!!!!!ふああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と何とも情けない声を上げたその時だった。
ドブッ!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドププププ…ッッッッ!!!!
鈍い音が聞こえ、キンジの体がビクン、ビクンと跳ね上がる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
天晴が短い声を上げる。
キンジの男としての象徴から飛び出した淫猥な液体が、天晴の体の奥深くに放たれた瞬間だった。