そして僕らは大人になる 第24話

 

「ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 小太郎に俺の男としての象徴であるペニスを握られた時、コウの時とはまた違った強烈な感覚が俺の体を駆け抜けた。

「…で…、…でっけぇ…!!

 小太郎は目を大きく見開いて息を呑んでいる。

「…リキ兄ちゃんのチンポ、久しぶりに握るけど、前よりも随分デカくなったような気がする…!!

 そう言いながら、小太郎は俺のペニスを制服のズボン越しにクニュクニュと揉み込む。

「…んは…ッ、…あ…ッ!!…ああ…ッ!!

 その1つ1つの刺激が心地良い感覚となって俺の体を脱力させる。

「…兄ちゃんのチンポの先端、綺麗な形をしているんだろうね…!!

「ああああッッッッ!!!!

 先端の括れ部分を揉み込んだり、グリグリと強い刺激を与えて来たりする。俺が体を仰け反らせて叫ぶと、

「フフッ!!何だよ、リキ兄ちゃん。感じてるの?」

 と、顔を赤らめ、ニヤニヤとしながら俺に聞いて来た。

「…な…ッ!!…んなわけ…、…ねぇ…ッ!!

 恥ずかしくて言えるかッ!!さっきの小太郎の電気アンマでかなりヤバい状況だったのに、今、更にそこへ刺激を加えて来ておいて「感じてるの?」はないだろうがッ!!

 だが、そんな俺の心を見透かしているかのように、小太郎はニヤリとし、

「そっかぁ。感じてないのかぁ…」

 と言うと、俺のペニスを握っている右手を突然、激しく上下に動かし始めた。

 ザワザワッ!!ザワザワザワザワッッッッ!!!!

 制服のズボンの生地が擦れる音と共に、俺のペニスに更に強烈な刺激が加わり、

「ぐわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 と悲鳴を上げた。

「やッ、止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!止めてッ、くれええええええええッッッッッッッッ!!!!!!!!

「あはッ!!兄ちゃんのチンポ、ビクビクしてらあッ!!

 小太郎は楽しそうに俺のペニスを刺激する。

「コウ兄ちゃんにチンポを開発されちゃったのかなぁ?昔の兄ちゃんだったら、こんなに感じていないはずだもんねぇ!コウ兄ちゃんにチンポを開発されて、こんなに敏感になっちゃったのかなぁ!!

「うぎゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 俺の中の小太郎のイメージ、純粋で、汚れを知らないイメージがガラガラと音を立てて崩れて行く。だが、その一方で、汚れた小太郎に俺のプライドとも言うべきペニスを刺激されているのだと思うと、体中の血が物凄い勢いで掻け巡る興奮を覚えている自分もいた。

 その時だった。

 …グジュッ!!…グジュグジュ…ッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!

 淫猥な音が聞こえ、俺は腹にひんやりとした感覚を覚えた。

「…え?」

 その音に驚いた小太郎の右手が思わず止まる。それはつまり、俺のペニスへの刺激が止まったことを意味し、

「んぐッ!?…ぐお…ッ!?…お…、…おおおお…ッッッッ!!!!

 と呻き声を上げ、顔を真っ赤にし、目を硬く閉じた。

「…もッ、…もしかして…ッ!!

 その瞬間、小太郎が弾かれたように俺の体から飛び降り、俺の制服のズボンのベルトをカチャカチャと音を立てて外し始めた。

「…や…、…め…」

 あまりの快楽に体が動かない。小太郎にされるがままの俺。そして、小太郎は俺のズボンのファスナーを下ろしたその瞬間、

「あッ!!

 と声を上げ、瞳を輝かせた。

「…にッ、兄ちゃああああんんんんッッッッ!!!!兄ちゃんのチンポの先端、ぐっしょぐしょに濡れてるよォッ!!

「…く…ッ!!

 今日、俺はグレーのボクサーパンツを穿いていた。そんなだから、濡れ具合も黒いボクサーパンツの時よりもクッキリと目立っていたんだ。

「あはッ!!リキ兄ちゃん、どんだけ変態なんだよッ!!

「…うわああああ…」

 俺の中の小太郎のイメージがどんどん崩れて行く。その時、小太郎の細い指がそこへ伸びて来たかと思うと、

 …グチュ…ッ!!

 と言う音を立てて、粘着質な液体を掬い取ったんだ。

「…兄ちゃん、本当に変態になったね…!!…コウ兄ちゃんにたくさん調教されたのかな…?」

「…止めろ…!!

 思わず声を上げていた。

「…俺の…、…お前の記憶を…、…壊さないでくれ…!!

「…は?」

 きょとんとする小太郎。

「…俺の小太郎は…、…もっと純粋で、…もっと恥ずかしがり屋で…!!…こ、…こんなことを出来るようなヤツじゃないんだ…!!

「…はぁぁぁぁ…」

 その途端、小太郎は大きな溜め息を吐くと、

「…兄ちゃあん…。…オレだって、いつまでも子供じゃないんだよ?」

 と言ったんだ。

「もう、中学生までのオレとは違うんだし。オナニーだって毎日のようにしてるし、エッチなことだっていろいろ調べて知識を得てるし…」

「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 俺、絶叫。すると小太郎は、

「うるさいよッ、兄ちゃんッ!!

 と言ったかと思うと、俺のペニスをグレーのボクサーパンツごとグイッと引っ張ったんだ。

「…なッ、何をする気だよッ!?

「…ククク…!!

 小太郎はニヤニヤと笑っている。

「…オレがレベルアップしたところ、兄ちゃんにも見せてやるよ…!!

 そう言った瞬間、小太郎の頭がぱっと動いた。そして、

「…んあ…ッ!?

 と、俺は目をカッと見開き、体をビクリと跳ねらせた。

 …ジュッ!!…ジュブ…ッ!!

「…あ…あ…あ…あ…!!

 それまでとは比にならないほどの強烈な電流が体を駆け巡る。

「…こ…ッ、…こた…」

 ジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!

「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 何かが吸い込まれるような音と共に、俺のペニスに言いようのない刺激が加わった。

 小太郎が。

 あのピュアなイメージの小太郎が今、俺のペニスをグレーのボクサーパンツ越しに口に含み、ジュルジュルと言う音を立ててそこに溢れ出る淫猥な液体を吸い上げていたんだ。

 …ジュッ!!…ジュウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!

「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

 俺の体からは完全に力が抜け、小太郎のされるがままになっている。

「…や…ッ、…止め…ろ…、…こ…たろ…う…うううう…ッッッッ!!!!

 ビリビリと痺れるような感覚の中、俺は下腹部から込み上げて来るおぞましい感覚を必死に堪えていた。

 

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