そして僕らは大人になる 第27話
…チュッ!!…チュクチュク…、…チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
ベッドの上で重なり合い、キスをする俺と小太郎。
「…ん…ッ、…んん…ッ!!」
俺の舌が小太郎の口の中へ入り込み、その舌を受け止めようと小太郎が自分の舌を絡ませて来る。クチュクチュと言うくすぐったい音が部屋の中に響き合う。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
「んんんんッッッッ!!!!んんんんッッッッ!!!!」
そのうち、小太郎が顔を真っ赤にして苦しそうな呻き声を上げ始めた。俺が唇を少しだけ離すと、
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と、小太郎は息を荒げた。
「…大丈夫か?」
何だか、小太郎がかわいく思えて、俺はニッコリと微笑んでいた。すると小太郎ははにかんだ笑顔を見せて、
「…うん…」
と言うと、
「…へへ…ッ!!」
と笑った。
「何だよ?」
こっちまで釣られて笑う。すると小太郎は、
「…何か、…恥ずかしいね…!!」
と言った。
「何言ってんだよ?これからもっと恥ずかしくなるのに…!!」
俺が意地悪く言うと、
「え〜?」
と言いながらもまんざらでもない様子だ。
「…兄ちゃん…」
「うん?」
「…好き…」
「分かったって!!って言うか、お前、さっき、俺をいじめてる時は物凄い大人っぽかったのに、今はいきなり甘えん坊かよ!?」
俺が苦笑してそう言うと、小太郎は、
「だってオレ、兄ちゃんには甘えん坊だも〜ん!!」
と言うと、俺を力いっぱい抱き締めて来た。
「痛てッ!!…ちょッ、…小太郎ッ!!…苦しいよッ!!」
「兄ちゃあん。キスぅ〜」
「ああああッッッッ、もうッッッッ!!!!」
俺はそう叫ぶと、小太郎の頭の下に通してあった左腕と、今、小太郎に覆い被さっている状態の右腕で小太郎の頭を固定すると、ちょっと乱暴にキスをした。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
「…ん…ッ!!…んんんん…ッッッッ!!!!」
「…は…ッ、…ああ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
やや甲高い声を上げて悶える小太郎。
俺の舌が小太郎の口腔を蹂躙する。そんな俺の舌を捕らえようと、小太郎が同じように舌を動かし、俺の舌と絡めて来る。そのたびに、クチュクチュと言う淫猥な音が部屋の中に響き渡っていた。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
その時、俺は気付いていた。
俺の下半身、2本の足の付け根部分に息づく、俺のペニス。さっき、小太郎にズボンと下着を下げられたせいで露出したまま、再び大きく勃起し、ビクビクと脈打っていた。
そして。
「…に…ッ、…兄ちゃん…ッ!!…兄ちゃああああんんんん…ッッッッ!!!!」
顔を真っ赤にして身悶える小太郎。そんな小太郎のペニスも制服のズボンの中で大きく勃起し、こんもりとした大きな山を作り出していた。
「…覚悟はいいか、小太郎?」
俺がわざと低い声でそう言うと、小太郎は一瞬、体をビクリとさせ、
「…な、…何をするの…!?」
と、声を震わせた。
「決まってるだろ?コグマスカイブルーの処刑さ!!」
「…兄…ちゃん…?」
久しぶりに小太郎のキャラクター名を口にした。小学生の頃、俺とコウ、小太郎と一緒にやったヒーローごっこ。俺はキングレンジャー、コウはキバレンジャー、そして、小太郎はコグマスカイブルー。
「お前のエネルギーを搾り取ってやる!!」
「…や、…やだ…!!」
「…って、お前なあ…」
思わず苦笑してしまう。
小太郎の目には涙がいっぱい溜まっていたんだ。
「あのな、小太郎ぉ」
「…えぐ…!!…えぐ…!!」
「…はぁぁぁぁ…」
俺は小太郎を優しく抱き締めていた。
「…兄…ちゃ…ああああ…ん…」
「大丈夫だよ、小太郎。痛いことや、小太郎が嫌なことは何もしないから…!!」
「…わ…、…分かって…、…る…けど…」
俺は小太郎をじっと見つめると、
…チュッ!!
とキスをした。
「お前も、気持ち良くなりたいだろ?」
俺が尋ねると、
「…うん…」
と小太郎が小さく頷く。
「…じゃあ…」
俺はそう言うと、少しだけ体を動かし、小太郎の胸の位置へ顔を寄せた。そして、小太郎のシャツを首の方までたくし上げ、そこにある小さなピンク色の突起の右側にチュッ、と口付けたんだ。その途端、
「はうッ!?」
と言う声と共に、小太郎が体をピクリと痙攣させる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
何が起こったのか、分からないと言ったような表情で体を硬直させる小太郎。
…チュッ!!…チュク…ッ!!
俺は、小太郎の右胸の突起を優しく、でも時々、くすぐるように舌で絡め取る。小刻みに舐めたと思えば、チュウウウッッッッ、と吸ってみたり、ベロンと大きく舐めてみたり。
「…は…ッ!!…ああ…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
小太郎はビクビクと体を跳ねらせ、顔を真っ赤にして身悶える。
「…なッ、…何…ッ、…これ…ッ!?」
「…気持ちいい?」
「…う…ん…」
小太郎はコクコクと頷く。
「乳首は男でも感じるんだぜ?」
俺は一言そう言うと、小太郎の右胸の突起を刺激し続ける。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
小太郎は頭をブンブンと左右に振る。
「…にッ、…兄ちゃん…ッ!!」
そして、両手で俺の頭を掴もうとして来た。
ガシッ!!
俺はそんな小太郎の両腕を両手で掴み、小太郎の頭の左右へしっかりと押さえ付けたんだ。そして、
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
と、更に小刻みに右胸の突起をくすぐるように舐め続けた。
「んんんんああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
小太郎は体を弓なりにして、悲鳴を上げた。