そして僕らは大人になる 第28話
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
くすぐったい音が部屋の中に響き渡る。それと同時に、
「…や…ッ、…止めて…ッ!!…に…ッ、…兄…ちゃん…ッ!!」
と言う小太郎の甲高い喘ぎ声。
「…ひゃ…ッ、…あん…ッ!!…ああああ…ッッッッ!!!!」
俺の目の前で激しく身悶える小太郎。両腕を俺が両手でしっかりと押さえ付け、ベッドの上に磔のようになっている。そんな小太郎は今、シャツを首までたくし上げられ、その華奢な体を露わにしていた。そして、そこに浮き出た2つのピンク色の突起の右側を、俺は舌や唇でチュクチュクと刺激していたんだ。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…ククク…。…どうだ、コグマスカイブルー?初めて味わうこの感覚は?」
俺はそう言うと、
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
と、小太郎は顔を真っ赤にし、大きな呼吸を繰り返す。その目は既に虚ろになっていて、どこを見ているのかも分からない。
「…こっちはどうだ?」
俺は、今度は小太郎の左胸の突起にチュッ、と口付け、クチュクチュと同じように刺激してみた。だが小太郎は、
「…あ…、…あ…」
と、反応が薄い。
「…ふむ。…やっぱり、こっちか…?」
俺は独り言のようにそう言うと、再び、小太郎の右胸の突起にキスをした。その途端、
「んひゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、小太郎は甲高い叫び声を上げ、体をビクリと跳ねらせたんだ。
「うおッ!?」
そのあまりの反応に、俺は驚いて体を物凄い勢いで起こした。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
「…だ、…大丈夫…か…?」
思わず心配になって小太郎に声をかける。すると小太郎は、
「…に…、…ちゃ…ん…」
と、俺を呼んだ。
「…うん?」
小太郎の右横に添い寝するようにし、左腕は小太郎の首の下に通したまま、右手で小太郎の頭を静かに撫でてやる。すると、
「…兄ちゃああああんんんん…!!」
と、小太郎が俺にしがみ付いて来た。
「…どうしよ…」
「…え?」
「…オレ、…変に…、…な…っちゃ…った…?」
「…は?」
思わず聞き返す。
「…兄ちゃん…に…、…おっぱい…、…責め…、…られて…、…凄く…、…気持ち…良く…て…」
「…うん…」
「…何か…。…何か…、…頭が…、…ぼぉっと…な…って…」
「…気持ち…良かった…んだ…?」
俺がそう尋ねると、
「…うん…」
と、小太郎ははにかんだ笑顔を見せて笑った。
「…もっと…」
「…え?」
「…もっと…、…気持ち良く…、…して…よ…」
「…分かった…」
ほっとしたような、まだやるのかよ、と言うような複雑な気持ちなような…。
「…じゃあ…」
俺はそう言うと体を起こす。それはつまり、抱き締めている小太郎の体も起き上がることを意味していた。
「…え?」
小太郎はきょとんとした表情で俺を見つめている。そんな小太郎を、俺は胡坐を掻いた自身の太腿の上にちょこんと座らせ、向かうようにした。
「…兄…、…ちゃん…?」
心なしか、小太郎の顔が怯えているようにも思えた。俺はニヤリとすると、
「小太郎。両手を後ろに組んで?」
と指示を出す。
「…こ、…こう…?」
言われるままに両手を後ろで組む小太郎。
「そのまま動かすなよ?」
「…え?」
言うが早いか、俺は小太郎の右胸にむしゃぶり付いた。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクジュクジュクジュクジュクッッッッ!!!!
「んひゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
さっきまでの比ではなかった。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
小太郎が狂ったように叫び、体を大きく仰け反らせる。そんな小太郎の体をしっかりと抱き締めるようにし、俺は小太郎の右胸の突起をひたすら責め上げる。舌の先端でコロコロと転がすように、くすぐるように刺激していたかと思えば、急にベロンベロンと大きく舐め上げてみたり。かと思えば、唇を窄めてチュウウウウッッッッ、と吸い上げてみたり。
「…やッ、…止めて…ええええええええ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!…兄…ちゃああああああああんんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
その時だった。
小太郎が俺の方へ体を寄せて来た。つまり、俺と小太郎の間にあったスペースがなくなることを意味し、それは同時に、俺の大きく勃起しているペニスの上に、小太郎の双丘が制服のズボン越しに突き刺さることを意味していた。
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
小太郎が悲鳴を上げる。だが、俺は興奮の絶頂。ニヤリと意地悪く笑うと、
「…何だよ、小太郎?…そんなに俺に犯されてぇのか?」
と言うと、腰をグイグイと突き上げてみた。その瞬間、
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と小太郎がそれまでよりも更に甲高い悲鳴を上げた。そして、
「…あ…あ…あ…あ…!!」
と短い声を上げ、白目を剥いたかと思うと、そのまま背後へバタンと倒れたんだ。
「こッ、小太郎ッ!?」
あまりに突然のことに、俺は慌てて小太郎に声をかける。
その時だった。
「…ん?」
小太郎の姿を見て、俺の心臓がドクン、と大きく高鳴った。
「…小…太郎…?」
小太郎の2本の足の付け根部分。チェックの柄の制服のズボン。その中心に息づく小太郎の男としての象徴・ペニス。それが大きくテントを張っているのは知っていた。だが、今、小太郎のそこはそれだけではなく、制服のズボンの上にぐっしょりとした大きな染みを作っていた。
「…ウ、…ウソだろ…ッ!?」
俺は思わず、小太郎の制服のズボンのベルトをガチャガチャと外し始めた。
「…や、…やだ…!!」
小太郎が弱々しい声で言う。だが、その時には、俺は小太郎のズボンをあっと言う間にずり下ろしていた。
「…うわ…!!」
俺が驚くのも無理はない。
小太郎の下着。純粋無垢な男の子、と言うか、あんまり下着には興味がないのかもしれないが、小太郎の下着はトランクスだった。その中心の窓の部分から、小太郎のペニスが飛び出し、体に対して垂直に勃っていたのだった。