殿御乱心! 第4話
「…あッ!!…ク…ッ!!…んんッ!!…んあッ!!」
ジーパン越しに男としての象徴を触られ、時折、艶かしい声を上げる源太。
「…フフッ!…源ちゃんったら、もうこんなに大きくなった…!」
顔を紅潮させ、嬉しそうに言う千明。その手は源太の股間を静かに、優しく愛撫している。その愛撫に反応し、源太のそこはムクムクと急成長を遂げた。
「…ああ…ッ!!」
源太は体をピクピクと反応させながら、千明を優しく抱き締める。
「…源ちゃんのここ、いつも触り心地がいいよね!ここ、一番感じるんだよね?」
そう言うと千明は、源太の股間の先端で大きく張り出している部分を親指、人差し指、中指の3本で優しく揉み込み始めた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
その途端、源太が声を大きくし、ビクビクと体を跳ねらせた。
「ちッ、千明ィッ!!」
顔を真っ赤にし、目を潤ませて千明を見る源太。
「…ねぇ…、…源ちゃん…。…シンケンゴールドになってよ…!」
源太の顔に自身の顔を近付け、千明は源太にそっと口付けをした。
「…一貫…、…献上…!!」
目をギュッと閉じ、必死に快感に耐えている源太がそう呟いた瞬間、源太の体が光り、金色と濃紺のスーツに身を包まれたシンケンゴールドになっていた。
「…凄いよ、…源ちゃん…!!」
ジーパン越しではごつごつとした生地の縫い目などの抵抗があったが、シンケンゴールドに一貫献上した源太の股間は濃紺の生地の中でクッキリとその存在を表していた。
「…んくッ!!…んん…ッ!!」
千明が優しく愛撫をし続け、シンケンゴールドに一貫献上したことで感度が上がったのか、源太が甘い吐息を漏らし続ける。
「…これがオレの作戦だよ!」
「…ふえ?」
荒い息をしながら、源太が千明に問い返す。
「こうやって、丈瑠に近付いた瞬間、あいつのここを刺激するんだ。一人でもやったことないかもしれねぇんだろ?だったら、その快感はかなりのものなはずだ!」
「…ち、…千明…ぃ?」
まだ理解が足りないのか、源太が思わず聞き返す。
「2人でやるなら、こっちだけじゃなく…」
千明はそう言うと、源太の尻へ手を回し、ゆっくりと揉み始めた。
「んあッ!!」
その途端、源太が素っ頓狂な声を上げた。千明はニヤニヤして、
「2人でやればさ、こうやって両方から刺激出来るだろ?そしたらさ、ぜってぇ、あいつは手合わせどころじゃなくなるはずだ!!」
と、勝ち誇った顔で言った。その時だった。
今まで、千明のいいようにされていた源太が不意に千明の腕を掴んだ。
「…源…ちゃん…?」
「光」と言う文字のマスク越しに、源太がじっと千明を見つめている。
「…オレは、…ヤだな…」
「え?」
今度は千明が聞き返す番だった。
「千明がオレと一緒に、丈瑠と手合わせしねぇと勝てねぇのは分かってる。…でも…」
躊躇うように言葉を濁す源太。
「…な、何だよッ!?…はっきり言えよッ!!」
苛立った千明が源太の胸倉を掴む。すると源太は、再び千明をマスク越しにじっと見つめた。
「…丈瑠に新しい快感を覚えさせた途端、丈瑠が千明にメロメロになったら、…オレは…、…ヤ…だな…!」
「…は!?」
暫しの沈黙の後、その沈黙を破ったのは千明だった。
「…ちょ、…ちょっと…?…源ちゃん…?」
シンケンゴールドのマスクを覗き込むように千明が見上げる。マスク越しの源太の顔が真っ赤になっているのが分かった。
「…源ちゃんの心配事って…、…そっち…?」
千明が徐々に顔を歪ませて行く。必死に笑いを堪えているようだ。
「んなッ!?な、何だよッ!!悪りィかよッ!!」
そう言うと源太は腕組みをし、ぷいっと横を向いた。
「…ぷッ!!」
とうとう千明が、堪え切れなくなって大声で笑い始めた。
「ちッ、千明ィッ!?」
腹を抱えて笑う千明に、顔を真っ赤にして大声を上げる源太。
「…だッ、だって…ッ!!…源ちゃんが…ッ、…似合わねぇ…ことを…ッ!!…言うから、…だろうッ!!」
涙を流して笑い転げる千明。だが、それも束の間、ゆっくりと涙を拭い、
「…だ、…大丈夫だよ…。…源…ちゃん…!」
と言って、ゆっくりと源太の足元に跪いた。
「…んあ…ッ!!」
その瞬間、源太が声を上げた。
…チュッ…!!…グジュッ…!!
千明が源太の濃紺のズボン越しに、源太の股間をゆっくりと口に含んでいたのだ。
「…あ!!…ああ…ッ!!」
肩幅程度に足を開き、されるがままの源太。
「…源ちゃんのここ、…オレが触っていた時から濡れてたもんね…?…凄くいやらしいよ…!」
「ああッ!!」
源太が叫んだ瞬間、ドクンと源太の股間が跳ねた。そして、その先端からはトロトロと粘着質な液体が溢れ出して来たのだ。
「…ち、…千明…ッ!!…んん…ッ!!」
必死に快感に耐えようとする源太。そんな源太を下から見上げる千明。
「…源ちゃん…。…一緒に、…丈瑠を…、…犯そうな…!!」
そう言うと千明は、源太の大きく勃起したそれを握り直し、ゆるゆると上下し始めた。
クチュクチュクチュ!!…グジュッ!!…グジュグジュグジュッ!!
くすぐったい音から、淫猥な音へ変わる源太の股間。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
体を少しずつ仰け反らせ、膝がガクガクと震える源太。
「…オレは、…オレの気持ちは、…源ちゃんオンリーだから…!!」
優しく諭すように言う千明。
「…ふあああああッッッッッ!!」
その言葉に興奮したのか、源太が大声で叫び始めた。そして、
「ちッ、千明ィッ!!イクッ!!イクッ!!イクイクイクウウウウウッッッッッ!!!!!!」
と、源太が絶叫した途端、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッ!!!!ビュウウウッッッ!!ビュウウウッッッ!!
と凄まじい勢いで源太の股間の先端から濃白色な精液が溢れ出し、スーツと言う抵抗があるにも拘らず、物凄い勢いで飛び散ったのだった。