殿御乱心! 第13話
…ジュプ…ッ!!…ジュボジュボッ!!…ジュプ…ッ!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああッッッッッッ!!!!!!」
部屋の真ん中に横たわり、2人の男性から責められる男性。
「…っく…ッ!!…ああ…ッ!!」
大きく体を跳ねらせて身悶える。シンケンレッドに一筆奏上した志葉丈瑠。体に密着する光沢のある鮮やかな赤色のスーツを身に纏い、その色と同じくらいに顔を真っ赤にしていた。
「ンフフッ!!」
その頭元で、1人の男性が声を上げた。
「タケちゃぁん。よっぽど感じるみてぇだな!」
体に密着する光沢のある鮮やかな金色のスーツを身に纏い、その指先は丈瑠の胸の2つの突起をクリクリとくすぐるように刺激を加えている。シンケンゴールドに一貫献上した梅盛源太だ。
「まぁ、タケちゃんにとっては、これが秘め始めみてぇなもんだからな!でも良かったよなぁ、童貞を捨てられてさ!」
ニヤニヤとしながら丈瑠を見つめる源太。
「…げ、…源太…ぁ…ッ!!」
涙を滲ませ、見上げるようにして源太を睨み付ける丈瑠。だが、その時だった。
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が更に大きくなり、
「ああッ!?ああッ!!ああッ!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
と丈瑠の喘ぎ声もが更に大きくなり、ビクビクと体を跳ねらせた。
その淫猥な音の出処はと言うと。
肩幅以上に開かれた丈瑠の両足。光沢のある黒色のズボンの2本の足の付け根部分に、もう1人の男性が蹲っていた。そして、そこで異様に膨らんでいる丈瑠の股間を握り、なんと、それを口に含んでいたのである。淫猥な音の出処はそこだった。シンケングリーンに一筆奏上している谷千明。体に密着する光沢のある鮮やかな緑色のスーツを身に纏っていた。
その時、千明が丈瑠の股間のそれを口から出した。
「…ッあ…ッ!?…ああ…ッ、…んんん…ッ!!」
千明が丈瑠の股間から顔を離した瞬間、丈瑠が声を上げ、腰をビクビクと突き上げた。
「あれ?タケちゃん、もしかしてイキそうだったのかぁ?」
源太がニヤニヤしながら言う。だが、丈瑠は、
「…はぁ…ッ!!…はぁ…ッ!!」
と相変わらず荒い息をしたまま、時折、目をぱちぱちと瞬かせている。その時だった。
「イキそうだったんじゃねぇの?オレが丈瑠のをしゃぶり始めた途端、丈瑠のここからしょっぱいものがドクドクと溢れて来たし!」
千明がそう言うと、丈瑠の未だに勃起し続ける股間のそれをギュッと握った。その途端、
「んああああああッッッッッッ!!!!!!」
と丈瑠が叫び声を上げた。
「バッカ!!聞こえるだろうがッ!!」
千明はそう言うと、慌てて丈瑠の口を手で塞いだ。そして、ぬっと自身の顔を丈瑠に近付け、
「バレたら大変なことになるだろう?大声を上げたら、殿の威厳もへったくれもなくなるんだぜ?」
と凄むように言った。
するとどうだろう。丈瑠が首をコクコクと振ったのだ。千明はニヤリとすると、丈瑠の口を塞いでいた手を離した。そして、
「…気持ちいいのか?」
と丈瑠に尋ねる。すると丈瑠は、
「…気持ち、…いい…」
と答えたのだ。
「ウッソッ!?」
その返答に源太が驚く。
「ちょちょちょ、タケちゃあんッ!!一体、どうしちまったんだよッ!?」
源太がそう言うと、
「コイツは、今は殿と言うより、一人の男になっちまってるんだよ!」
と千明が言った。
「なぁ、丈瑠ぅ?」
そう言うと千明は、握っていた丈瑠の股間をゆるゆると上下し始めたのだ。
グチュッ!!グチュグチュグチュ…ッ!!
と言う淫猥な音とと、
「んあッ!?あッ!!あッ!!あッ!!」
と言う声が入り乱れる。
「ちょッ、タケちゃあんッ!!」
源太が再び声を上げる。丈瑠が目を閉じ、快楽に完全に身を委ねていたのだ。
「…イキたいか?」
再び千明が尋ねると、
「…イキ…たい…!」
と丈瑠が言ったのだ。
「…じゃあ…!」
千明はニヤリとすると、
「イッちまいなッ!!」
と言い、握っていた丈瑠の股間のそれを激しく上下し始めたのだ。
「ぐわああああああッッッッッッ!!!!!!」
その途端、丈瑠が目をカッと見開き、体を弓なりにして叫び声を上げ始めた。そして、グチュグチュと言う、あの淫猥な音も聞こえ始めたのである。
「ああああッッッッ!!!!イクッ!!イクッ!!」
間髪入れずに、丈瑠が叫んだ。
「おぉっとッ!!」
その時だった。不意に千明が、丈瑠の股間を手から離したのだ。
「んなッ!?…あ…ッ!!…あ…あ…あ…!!」
突然のことに声を上げ、ビクビクと腰を突き上げる丈瑠。
「…ち、…千明…ぃ…?」
信じられないと言う表情で千明を見上げる丈瑠。
「フフッ!!簡単にイカせてもらえると思うなよぉ!?」
そう言うと千明は、再び丈瑠の股間のそれを握ると、再び激しく上下し始めたのだ。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
淫猥な音が再び起こり、
「ああッ!!ああッ!!ああああああッッッッッッ!!!!!!」
と言う丈瑠の喘ぎ声が再び部屋に響いた。
「イクッ!!イクッ!!イクウウウウッッッッ!!!!」
丈瑠が叫んだその時だった。
「…あ…ッ!?…あああッッッ!!!!あああッッッ!!!!」
再び千明の手が離れ、丈瑠は体を跳ねらせて身悶える。
「…ちッ、…千明ィッ!!」
「何だよ、丈瑠ぅ?」
顔を真っ赤にし、目には涙をいっぱい溜めている丈瑠。反対に、千明はニヤニヤと笑みを浮かべているだけだ。
「…た、…頼む…ッ!!…イ…、…カせて…、…くれ…!!」
「…くれ?」
一瞬、千明が眉間に皺を寄せる。
「…ッ!!」
顔を真っ赤にして、言葉に詰まる丈瑠。だが、次の瞬間、丈瑠は目をギュッと閉じ、
「…イカせて、…下さい…!」
と言ったのだ。その言葉に千明は満足そうに笑みを浮かべると、
「じゃあ、お望み通りにッ!!」
と言い、再び丈瑠の股間のそれを激しく上下し始めたのだ。
「んああああああッッッッッッ!!!!!!」
丈瑠が首に血管を浮き上がらせて叫んだ。
「ほらほらぁッ!!イッちまええええッッッッ!!!!」
千明が言ったその時だった。
「イクッ!!イクッ!!イクウウウウッッッッ!!!!」
丈瑠が叫び、腰をグンと突き上げた。その瞬間、
ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウッッッッ!!!!ビュウウウッッッッ!!!!
と言う淫猥な音と共に、丈瑠の股間から濃白色の淫猥な液体が物凄い勢いで飛び出したのだった。