女王の妖魔術 第5話
「うぅわああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バルパンサーの悲鳴が狭い洞窟の中に響き渡る。
「…は…ッ、…離せ…ッ!!…離せええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
さっきまでヘドリアンやマジンモンガーなど、多くのギャラリーの前で屈辱的な行為をさせられていた豹。今、その体は多くの戦闘兵・マシンマンの真っ黒な手によって大の字に開かれ、地面に立たされていた。
「…ククク…!!」
マジンモンガーがニヤニヤと笑っている。
「…止めろ…!!…止めてくれ…!!」
「おやおや。バルパンサーの声が震えておるわ、ッハハハハハハハハ…!!」
ヘドリアンの低く不気味な笑い声が響き、
「さて、マジンモンガー。次はどうするのじゃ?」
と、ヘドリアンはマジンモンガーに尋ねた。すると、マジンモンガーは、
「これより、バルパンサーによる素晴らしいショーをご覧に入れましょう」
と言った。そして、
「…ぬうううううううう…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と言う低い唸り声のような声を上げて、ブツブツと何やら呪文のようなものを唱え始めた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
マジンモンガーの目が妖しく光った時、強力な思念波のようなものが豹に向かって飛んで行った。と同時に、豹の体を押さえ付けていたマシンマンの手が豹の体を妖しく撫で始めたのだ。
「ひああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その途端、豹が声を上ずらせて叫んだかと思うと、体をビクンと大きく痙攣させ、仰け反らせた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
バルパンサーの光沢のある鮮やかな黄色のスーツの上を、真っ黒な何本もの腕が蠢いている。その触れるか触れないかの絶妙なタッチが豹の筋肉質な体を撫でるたびに、豹が声を上ずらせて叫ぶのだ。
「…ククク…!!…いかがかな、バルパンサー?貴様の体の感度を上げた呪文は…?」
「…な…、…に…ッ!?」
「…そして…」
その時だった。
1体のマシンマンが豹の背後へ回ったかと思うと、その真っ黒な両腕が豹の筋肉質な両胸の突起をクリクリとくすぐるように刺激し始めたのだ。その途端、
「んひゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、豹が声を更に上ずらせた。
「アァッハハハハハハハハ…!!」
ヘドリアンが目を輝かせ、下衆な笑い声を上げる。
「バルパンサーが、マシンマンにいやらしいことをされて悶えておるわッ!!アァッハハハハハハハハ…!!」
「…ククク…!!…そして…!!」
マジンモンガーの目がギラリと光った。その時だった。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
…ピクッ!!…ピクッ!!
体を仰け反らせたままの豹の2本の足の付け根部分。そこに息づく豹の男としての象徴・ペニス。それがバルパンサーの光沢のある鮮やかな黄色のスーツの中でピクッ、ピクッ、と脈打ち、その姿を現し始めたのだ。
「アアアアッハハハハハハハハ…ッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ヘドリアンが歓喜の笑い声を上げる。
「…つッ、…痛快じゃッ!!…憎っくきバルパンサーが屈辱的な行為に悦んでおるわッ!!アアアアッハハハハハハハハ…!!…マジンモンガーッ!!もっとじゃッ!!もっともっとやつに屈辱を与えるのじゃッ!!」
「ははッ!!」
その時だった。
1体のマシンマンが豹の目の前にしゃがみ込んだ。
「…え?」
そのマシンマンの目の前には、バルパンサーのスーツの中で少しずつ形を表し始めている豹の男としての象徴・ペニス。ピクッ、ピクッ、と脈打つそれをじっと見ていたマシンマンの手が伸びて行く。
「止めろッ!!」
慌てて腰を引こうとする豹。だが、豹の体を捕らえているマシンマンがそうはさせまいと豹の腰をグイッと前へ突き出す。それはつまり、形を変えつつある豹のペニスが突き出されることを意味していた。そして、それがマシンマンの右手に包まれたその途端、
「んああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と絶叫し、体を更に仰け反らせた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
マシンマンの手が豹のペニスの上で妖しく動く。豹の股の奥深くへ手を忍ばせたかと思うと、その手がスルスルと豹のペニスを這い上がって来る。そして、その先端部分でクリクリとくすぐるように小刻みに指を絡ませる。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
「あうッ!!あうッ!!」
「う、おおおお…ッッッッ!!!!」
その手の位置によって、豹は喘ぎ声を変える。
「アハハハハハハハハ…!!痛快じゃッ!!バルパンサーが屈辱に塗れながら悶えておるわッ!!アアアアッハハハハハハハハッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…く…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その時だった。
「んひゃああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹が更に甲高い悲鳴を上げた。
「止めろッ!!止めろッ!!止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
一瞬、何が起こったのかと言う顔をしてヘドリアンや大勢のギャラリーは目を見開いた。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
豹の目の前にしゃがみ込んでいたマシンマンが、豹の股間に顔を埋め、プルプルと左右に振ったり、豹のペニスを頬擦りしたりしている。それだけではなく、豹の体を押さえ付けている他のマシンマンが一斉に豹の体を愛撫し始めたのだ。首、胸、脇、脇腹、腹、太腿など。その手は豹の体の上で往来を何度も何度も繰り返す。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
そのうち、豹のペニスを刺激していたマシンマンが、それをゆるゆると刺激し始めたのだ。
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体の至るところを刺激され、感度が上がっている豹。その刺激はあっと言う間に豹を追い詰めた。
「…止…めろ…ッ!!」
ビクッ、ビクッ、と体が痙攣し、バルパンサーのマスクの中で、豹の視線が虚ろになって行く。
「…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「そこまでッ!!」
突然、辺りに静寂が訪れた。
「…あ…、…ああ…ッ!?」
それはつまり、豹の体中への愛撫も止んだことを意味し、
「…んふ…ッ、…んんんん…ッッッッ!!!!」
と言う声を上げながら、豹は腰をガクガクと前後左右に揺り動かした。
「…ンハハハハハハハハ…!!」
「…ククク…!!」
ヘドリアンとマジンモンガーが低く笑う。
「…お…のれ…ええええ…ッッッッ!!!!…ブラックマグマああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
「…では…」
不意に真顔に戻ったヘドリアンが声を上げた。
「…バルパンサーの、…生け贄のエネルギーを…!!」