女王の妖魔術 第１４話
…ジュクッ!!…ジュクジュク…ッッッッ!!!!
バルシャークに変身している鮫島のガッシリとした２本の足の付け根部分。そこに大きく山を作り出した、鮫島の男としての象徴・ペニス。
「…う…ッ、…あぁぁ…ッ!!…あは…ッ!!」
２度の超高圧電流のせいでスーツが加熱、暴走し、大爆発を起こした。光沢のある鮮やかな青色のスーツはすっかりその形を失い、いわば、今の鮫島の体を覆っているのはただの薄汚れた青色の襤褸切れと化していた。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
自身の大事なところは辛うじて覆われていたものの、そこをよりによってバルパンサーに変身している豹に踏み付けられ、小刻みな刺激を与えられて勃起させられた。そして、今、そのペニスの先端からはドクドクと淫猥な液体が溢れ出し、そこをぐっしょりと濡らしていたのだった。
「ンンッ、ンハハハハハハハハ…!!」
そんな豹の横で、ヘドリアンは目をギラギラと輝かせ、相変わらず低い声で笑っている。
「どうじゃ、バルシャーク。かつての仲間に屈辱的な行為をされ、恥ずかしい姿を晒すと言うのは…」
その言葉にカチンと来た鮫島は、
「へんッ!!」
と言ったかと思うと、
「…こ、…こんなの…ッ、…大したことないぜッ!!」
と、ぐったりと両足を投げ出しながら、懸命にヘドリアンを睨み付けた。するとヘドリアンは、
「…ほう…」
とだけ言うと、
「バルパンサーッ!!もっとバルシャークを痛め付けるのじゃッ!!そして、バルシャークからも生け贄のエネルギーを奪い取るのじゃッ!!」
と、その皺枯れた声で言ったその時だった。
「おい、鮫島!!」
不意に豹が声を上げ、鮫島の両足を再び持ち上げた。
「なッ、何をする気だッ!?」
鮫島は懸命に豹を睨み付けるも、その目がきょときょとと忙しなく動き続けていた。
「オレと勝負しようぜ？」
その目がギラギラと輝いている。一瞬、嫌な予感がした。
「…勝負…だと…？」
「ああ。オレはお前のここに電気アンマをかけ続ける。お前はそれを懸命にガマンするんだ。そうすれば、生け贄のエネルギーを捧げることはなくなるだろう？」
「…つまり、お前の足がくたびれるのが先か、俺が出してしまうのが先か、と言うことか？」
「そそ。そう言うこと♪」
「よもや、嫌だとは言わぬよな、バルシャーク？」
ヘドリアンがニヤニヤと笑っている。
「バルシャークとやらは、ただの腑抜けた男でした、と言うわけではあるまいな？」
「…ああ…ッ!!」
プッツリ切れた。それが、鮫島の短所でもあった。
「耐えてやるさッ!!俺は絶対に生け贄のエネルギーなんて捧げないッ!!」
「…ククク…!!」
ヘドリアンが低く笑う。そして、
「…バルパンサー。…やれ…!!」
と言った。その時、豹が鮫島の股の間、正確には未だに大きく勃起しているペニスの上へ右足を載せた。
「行くぞぉッ、鮫島アアアアッッッッ!!!!」
その瞬間、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音と共に、
「うがああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う鮫島の悲鳴が辺り一面に響き渡った。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
豹の右足が信じられないくらいのスピードで小刻みに動き、鮫島のペニスを刺激する。
「…ばッ、…バカな…ッ!!」
その刺激が鮫島の下半身の奥深くにあるおぞましい感覚をドクドクと送り込んで来る。
「…ぐ…ッ、…うう…ッ!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じ、懸命にその刺激に耐えようとする鮫島。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
「…あ…あ…あ…あ…!!」
鮫島のペニスはビクビクと何度も何度も大きく脈打ち、そのたびにそこから淫猥な液体をドクドクと溢れさせる。
「…ククク…!!」
豹は目をギラギラと野獣のように輝かせ、不気味に笑っている。
「…く…ッ、…くおおおお…ッッッッ!!!!」
豹の顔に疲れが見えていない。それどころか、鮫島のペニスを刺激する豹の右足のスピードは一向に遅くならない。普通なら、そのスピードが落ちてもおかしくない頃だ。
「…ま…、…さ…か…!?」
「アァッハハハハハハハハ…!!」
その予感が当たった瞬間だった。
「バカめッ!!今頃、気付きおったか!?」
「…グフフフフ…!!」
マジンモンガーの目が真っ赤に光り、その体全体から不気味なオーラのようなものが見える。そして、それは豹の体を包み込んでいた。
「バルパンサーは大地の戦士。その脚力はそなたやバルイーグルの比ではない。その足の力の持続力とて同じことじゃ!!それをマジンモンガーの魔術がバルパンサーを操ることで、そなたに屈辱的な行為を与えているのじゃ!!…そして…!!」
その時、ヘドリアンは両手をスゥッと差し出した。そして、
「…ああああああああ…」
と、何やら怪しげな呪文を唱え始めた。
「ベーダー妖魔術マンダラ、ベーダー妖魔術マンダラァァァァ…」
ドクンッ!!
その途端、
「うぐッ!?」
と、鮫島は呻き声を上げた。
ドクンッ!!ドクンッ!!
心臓が大きく高鳴り、呼吸がままならなくなる。それと同時に、体中の性感帯を刺激されたかのように、ゾワゾワとしたおぞましい感覚が鮫島を包み込んだ。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
おぞましい感覚は鮫島のペニスをビクビクと激しく痙攣させ、そのたびに、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音を立てて、淫猥な液体をドクドクと溢れさせる。
「…止めろ…!!」
仲間であるバルパンサー・豹に屈辱的な行為をされ、更にそれらを敵組織であるブラックマグマに見られている。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
「…止めろ…!!…止めろ…!!」
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
豹の右足は相変わらず一定のスピードで鮫島のペニスを刺激し続ける。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
ドクドクと言うおぞましい感覚は、最早、鮫島が堪え切れるものではなくなっていた。
「…だ…ッ、…ダメだ…ッ!!」
真っ赤になった鮫島の顔。その瞳から涙が零れ落ちた。
「…出る…ッ!!…出る…ッ!!」
ビクビクと鮫島の体が激しく痙攣し始めた。その途端、
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュドビュドビュッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュウウウウッッッッ!!!!ビュクビュクビュクビュクッッッッ!!!!
と言う鈍い音と共に、鮫島のペニスがビクビクと大きく脈打ち、そこから大量の濃白色な液体の塊が溢れ出し、鮫島の体の上に飛び散ったのだった。