おにぃさんの性教育 第１６話
…ジュブッ!!…ジュブジュブ…ッッッッ!!!!
ぎこちなく動く豹の頭。その口の中には、光沢をすっかり失ったバルシャークの青いスーツが見え隠れしている。
「…あぁ…。…あぁ…!!」
目を虚ろにし、甘い吐息を漏らす鮫島。
「…気持ち…、…いい…!!」
ベッドに体を埋めるようにして仰向けに横たわっている鮫島。そんな鮫島の２本の足の付け根部分に顔を埋めるようにしている豹。その口の中には、鮫島の男としての象徴であるペニスが含まれ、ぎこちない動きに合わせてそれを刺激していたのだ。
ジュブジュブジュブジュブッッッッ!!!!ジュブジュブジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
そのうち、その音が少しずつ変わって行く。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
豹が。あんなに初心で恥ずかしがり屋でどうしようもなかった豹が自身のペニスを口に含んで刺激している。それだけじゃない。そんな豹を従えているのだと言う征服感と、弟のような豹に対しての別の感情が湧き上がり、鮫島にはこの上ない快楽の電流が体中に流れていた。
「…ひょ…、…ひょ…う…」
その時だった。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
突然、それまで感じたことのなかった物凄い快楽の電流が鮫島の体に流れ、
「うああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!????」
と悲鳴を上げ、体を仰け反らせていた。
「…んん？」
豹が驚いて鮫島を見上げる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
鮫島は顔を真っ赤にし、呆然と豹を見下ろしている。
「…ひょ…、…豹…？…今の…」
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「はああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペニスの先端を何かが小刻みに動いている。いや、何かが、ではない。豹の舌だ。
「…ひょ…、…豹…ッ!!」
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「ひああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビリビリとした快楽の電流が頭の先からつま先まで流れる。
「…ひょッ、豹ッ!!…もっとッ!!」
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
鮫島は顔を真っ赤にし、眉間に皺を寄せて身悶える。その顔をブンブンと左右に大きく振りながら。
その時だった。
「…鮫…、…島…？」
豹がゆっくりと鮫島の体を這い上がって来る。そして、鮫島の筋肉質な右胸に顔を埋めると、
…チュッ!!
とそこにキスをした。そして、
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
と言う音を立てながらそこに浮き出た突起を刺激し始めたのだ。その途端、
「んはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と鮫島が喘ぎ、体を仰け反らせる。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
もしかしたら。
豹はバルパンサーに変身する。パンサー＝豹＝ネコ科の動物だ。その影響を受けているのか、舌使いが上手いのかもしれない。
「…ひょ…、…豹…ッ!!」
止めろ、と言いたいのに言葉が出て来ない。いや、それよりも。
チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!チュクチュクチュクチュクッッッッ!!!!
「ひああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
体を仰け反らせ、声をひっくり返して叫ぶ鮫島。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
レスラーモンガーと戦った時に浴びた高圧電流で悲鳴を上げたその悲鳴とは比にならないほどに強烈な電流が体を流れる。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その時、鮫島の心の中にはおぞましい感情がぐるぐると渦巻いた。
「…ひょ…、…豹…ッ!!」
豹を呼びながら、鮫島の両手は自身の２本の足の付け根部分、そこに大きく膨れ上がった自身の男としての象徴であるペニスを握っていた。そして、
「…んん…ッ!!」
と呻いたかと思うと、
…ビッ!!…ビィィィィッッッッ!!!!
と言う鈍い音を立て、その裂け目にバルシャークの真っ白なグローブを突っ込んだ。そして、
…グジュッ!!…グジュグジュ…ッッッッ!!!!
と言う音を立てて、自身のペニスを引っ張り出したのだ。
「…鮫…、…島…？」
じっと鮫島の顔を見つめている豹。心なしか、顔が赤らんでいる。そんな豹の純粋な表情を見て、
「はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!はぁッ!!」
と鮫島が呼吸を荒くする。
「…ひょ…、…豹…ッ!!」
ブルブルと震える体。思わず喉が大きく動く。
「…豹…」
「…うん…」
すると、豹はゆっくりと鮫島の体を下りて行ったかと思うと、目の前に突き出された鮫島のペニスをバルパンサーの真っ白なグローブで包んでいた。
「んくッ!!」
その刺激だけで、鮫島は体をビクリと跳ねらせ、眉間に皺を寄せる。
「…」
豹の体がゆっくりと傾き、鮫島のペニスに顔が近付いて行く。
「…あぁ…、…あぁ…!!」
はぁはぁと呼吸を荒くし、それを見つめる鮫島。
「…あむ…」
その時、豹の口の中にそれが消えた。と同時に、
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
と言うあの音と同時に、強烈な電流が鮫島の体を流れた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
凄まじい快楽の電流に、鮫島は体を硬直させる。
グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!グチュグチュグチュグチュッッッッ!!!!
その刺激に耐え切れなくなった時、
「ひぃぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、鮫島が体を大きく弓なりにし、絶叫していたのだった。