女王の妖魔術V 第6話
「…大…、…介…?」
ペッタンモンガーの呪いの仮面がポトリと足元に落ちた。素顔が晒された大介を見た途端、バルシャーク・鮫島欣也はその場に凍り付いていた。
「…ククク…!!」
大介の表情。普段の何とも情けないような表情とは打って変わり、まるで悪魔が取り憑いたかのように吊り上がった目を真っ赤にギラギラと光らせ、口元にはニヤニヤと不気味な笑みが浮かんでいる。
「…大介…、…お前…ッ!?」
その時だった。
グリュッ!!グリュグリュッッッッ!!!!
俄かに大介の右手、鮫島のペニスを握っているその手が俄かに動き出し、バルシャークの光沢のある鮮やかな青色のスーツの中で大きく勃起している鮫島のペニスの先端部分を強く刺激し始めたのだ。
「はうあッ!?」
大介の表情に気を取られていたため、そっちのことをすっかり忘れていた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
強烈な刺激が最も敏感な部分をスーツの生地と一緒に刺激し、ビリビリとした強烈な電流が鮫島を襲う。
「…ぐ…ッ!!…うううう…ッッッッ!!!!」
「…ククク…!!…痛てえか?痛てえだろうッ!?」
「…だ…、…い…」
大介、と名前を呼ぼうとした。すると、大介は目を更に真っ赤に光らせ、
「だが、まだまだこんなもんじゃ終わらないぜッ!?」
と言った瞬間、左手で鮫島のペニスをしっかりと握り、右手をその先端部分に覆いかぶせるようにして再び刺激し始めたのだ。
グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!
「ああッ!?ああッ!?ああッ!!ああッ!!」
ビクンッ、ビクンッ、と鮫島の体が痙攣を起こす。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
さっきまでの何倍、いや、何十倍もの刺激が鮫島のペニスを襲った。
「…ぁぁぁぁ…!!」
バルシャークの鮫をあしらったマスクの中で、鮫島は目を大きく見開き、脂汗を流す。
「…ぁぁぁぁ…。…ぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
思わず両手両足を動かそうとする。だが、ペッタンモンガーの呪いの仮面を取り付けられた人々が、人間とは思えないほどの力で鮫島を押さえ付けている。
「…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バルシャークに変身しているのに、鮫島を押さえ付けている人間を振り払うことが出来ない。腰を引こうものなら、背後にいた人間が押し返す。それはつまり、鮫島のペニスを握っている大介にとって、いかにも責めて下さいと言わんばかりだ。
「んもッ、もうッ!!止めてッ、くれええええええええええええええええええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…ククク…!!」
大介は相変わらずニヤニヤと不気味に笑い、目をギラギラと不気味に輝かせて鮫島のペニスを刺激し続ける。そんな大介の薄青色のジーパン。その付け根部分が大きく膨らみ、よく見ると、その部分がぐっしょりと濡れているのが分かった。
「…ククク…!!…どうだ、バルシャーク?…これが、…俺の…、…お前達への恨みだ…ッ!!」
「…う…、…ら…み…、…だと…!?」
グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!
「ひがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!大介ええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
同じようにペッタンモンガーの呪いの仮面に取り憑かれた人達に物凄い力で押さえ付けられているバルパンサー・豹朝夫も叫ぶ。だが、豹自身も叫ぶこと以外、どうすることも出来ないでいた。
「バルシャーク。バルパンサー。お分かり?」
アマゾンキラーが勝ち誇った笑みを浮かべ、満足げに言う。
「ペッタンモンガーの呪いの仮面に取り憑かれた者は、心の奥底に潜むおぞましい感覚、自分自身でさえも嫌になるようなそんな負の感情を引き出されるだけでは済まない。普段は無意識に制御している力加減も最大まで引き出され、力の加減が出来なくなる!!今のお前達のようにサンバルカンに変身していようとも、難なく押さえ付けてしまうのよッ!!…そして…」
そう言った時、アマゾンキラーの視線は大介を見ていた。
「ペッタンモンガーの呪いの仮面が剥がれた者は、その呪いに完全に取り憑かれる。つまり、呪いの仮面がなくても、その者の心の奥底に潜むそれらの負の感情が最大にまで引き出される。そうなった者はもう、誰にも止められないッ!!いくら呼びかけても、その者は元には戻らないッ!!意識すら乗っ取られ、ペッタンモンガーの呪いの仮面の言うがままになるのよッ!!」
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!グリュグリュグリュグリュッッッッ!!!!
鮫島の体が徐々に仰け反って行く。すると、アマゾンキラーは、
「さあッ、大介ッ!!バルシャークのエネルギーを奪い取ってしまえッ!!」
と、右手を振り上げた。
「…止めろ…!!」
バルシャークのマスクの中で荒い呼吸を繰り返す鮫島。その顔は真っ赤で虚ろになり、はぁはぁと荒い呼吸を繰り返している。
「…頼む…。…もう、…止めて…くれ…!!」
「…あ…あ…あ…あ…!!」
豹も呆然としたまま、地面から起き上がることすら出来ない。
「…ククク…!!」
大介が目を真っ赤に光らせ、不気味に笑う。
「…行くぜ、バルシャーク…!!」
そう言った時、大介は、今度は鮫島のペニスを右手に持ち替え、左手は鮫島のペニスの下に息づく2つの球体を優しく包み込んだ。そして、それらをクニュクニュと揉み始めたのだ。
「…ん…ッ!!…んく…ッ!!」
それまでとは違う甘く優しい刺激に、鮫島は思わず声を漏らす。
「おいおい、バルシャーク。こんなんで感じちまってるのかよッ!!」
大介が鮫島を蔑むように声を上げると、
「…く…ッ!!」
と、鮫島は顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じた。
「けどッ!!ここからが本当の地獄だぜええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その瞬間、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が辺りに聞こえ始め、
「んあッ!?んあッ!?ああッ!!ああッ!!」
と言う鮫島の短い喘ぎ声が、淫猥なハーモニーを奏で始めたのだった。
「ほらほらああああッッッッ!!!!お前のエネルギーを全て搾り取ってやるぜッ、バルシャークウウウウウウウウッッッッッッッッ!!!!!!!!」
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
大介の、鮫島のペニスを握る右手が激しく上下に動き、そこを刺激する。
「…止めろ…ッ!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
その刺激に身悶え、苦しむ鮫島。そのペニスの先端部分からはドクドクと淫猥な液体が溢れ、バルシャークの光沢のある鮮やかな青色のスーツの光沢を失わせて行く。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ほらほらああああッッッッ!!!!お前のチンポがビクビクと脈打ってるぜええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!本当は出したくて堪らないんじゃないのかああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!????」
「…たッ、…頼むううううううううううううううううッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…んも…ッ、…もう…ッ!!…止めて…ッ、…くれええええええええええええええええッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
鮫島は、ただただ為す術もなく、大介のされるがままになっていた。