女王の妖魔術V 第13話
『待つのじゃ!!』
突然、ヘドリアン女王の声が聞こえ、アマゾンキラーとペッタンモンガーははっとなり、辺りをキョロキョロと見渡した。
「女王様ッ!?」
『…まだじゃ、アマゾンキラー。…バルシャークのエネルギーはまだ残っておるはずじゃ!!それを完全に搾り取ってしまうのじゃ…!!』
その声がした時、アマゾンキラーは鮫島の方を振り返る。
「…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
鮫島は荒い呼吸を繰り返し、体をグッタリとさせている。そんな鮫島を見て、アマゾンキラーはニヤリとすると、
「承知しました」
と言い、
「ペッタンモンガーッ!!バルシャークのエネルギーを最後の一滴まで搾り取ってしまいなさいッ!!」
と言い放ったのだ。
「モンガアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
すると、ペッタンモンガーは鮫島のペニスを挿入している鞭のような、ホースのような武器を握ると、鮫島のペニスを更に奥深く挿入したのだ。その途端、
…ニュルッ!!…ニュブニュブ…ッ!!
と言う淫猥な音が聞こえ、
「うああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
と、鮫島が弱々しい悲鳴を上げた。
「…や…、…めろ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸をし、虚ろな瞳でペッタンモンガーを見上げる。
「…もう…、…出ない…!!」
と、その時だった。
『…バルシャーク…。…我が妖魔術で、お前のエネルギーを一滴残らず捧げるのだ…!!』
そう言ったヘドリアンの声が一瞬、途切れたかと思うと、
『…ぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁ…』
と言う低く不気味な声が聞こえて来た。
『…バルシャーク…。…お前のエネルギーを全て捧げるのだ…。…黒い太陽神の祝福を受けるが良い…!!』
と、次の瞬間、
ドクンッ!!
と言う大きな心臓の鼓動が聞こえ、
「はうあッ!?」
と鮫島が素っ頓狂な声を上げ、体を硬直させた。
「…あ…あ…あ…あ…!!」
その瞬間、バルシャークのマスクが光り、中から顔を真っ赤にし、目を大きく見開いた鮫島の顔が現れた。
「…さッ、…鮫島アアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹が叫ぶ。すると大介が、
「…へぇぇ…。…バルシャークって、鮫島さんだったのか…」
と言うと、今度は豹を見下ろした。そして、
「…ククク…!!」
と不気味な笑みを浮かべ、
「じゃあ、バルパンサー。…いや、豹さんッ!!…鮫島さんが果てるのを見ながら、豹さんも出しちゃえよッ!!」
と言った途端、再びその右足を小刻みに動かし始めたのだ。
「うがああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
その瞬間、豹の絶叫が辺りに響き渡り始めた。
『…ぁぁぁぁああああああああぁぁぁぁ…』
ヘドリアンの低く不気味な声は、そんな豹の絶叫に淫猥なハーモニーを付ける。
『ベーダー妖魔術マンダラ、ベーダー妖魔術マンダラァァァァ…!!』
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
鮫島の体がビクンッ、ビクンッ、と何度も痙攣を繰り返す。そして、その目からは涙、その口元からは涎が零れ落ちている。
「今だッ、ペッタンモンガーッ!!」
「心得たッ!!」
そう叫んだペッタンモンガーの目が真っ赤に光ったその瞬間、
ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!ジュボジュボジュボジュボッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が再び聞こえ始めた。
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鮫島が首筋に血管を浮き立たせて絶叫する。そして、
「…まッ、…またッ!!…出るッ!!…出る…ッ!!…出るウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、体をブルブルと痙攣させながら呻くように叫んだその瞬間、
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
と言う鈍い音が聞こえ、濃白色な強烈な臭いを放つ淫猥な液体がペッタンモンガーの胸元のマスクの窪みに落ちて行く。
だが、それで終わりではなかった。
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
鮫島は何度も何度も腰を前後に激しく痙攣させ、濃白色な液体を溢れさせ続ける。
「ああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…とッ、…止まら…ない…ッッッッ!!!!…ぐぅわああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「ひぃぎぃやああああああああッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れる…ッ!!…オレのッ、…オレのッ、…チンポが…ッ!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「…こッ、…壊れるううううううううッッッッッッッッ!!!!!!!!」
ドブドブドブドブッッッッ!!!!ドブドブドブドブッッッッ!!!!
「ぐぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「鮫島アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鮫島と豹の絶叫が響き渡った。
「…ククク…!!」
今、鮫島はバルシャークに変身したまま、その頭部のマスクを外した状態で地面にうつ伏せで倒れている。
「アマゾンキラー様。バルシャークのマスクが出来ました」
ペッタンモンガーはそう言うと、薄皮のような鮫島の顔をあしらったマスクを胸の窪みから取り出した。
「これでサンバルカンも終わりね!!」
そう言った時、アマゾンキラーは近くにいたマシンマンの顔に、鮫島の顔のマスクをあてがった。すると、そのマシンマンの体が光り、普段着の鮫島に姿を変えたのだ。
「…オッ、…オレが…、…もう…1人…!?」
ぼんやりとする意識の中で、鮫島は声を上げる。
「このマシンマン、いや、ダークQはあなたのエネルギーと遺伝子から作り出したマスクを装着している。つまり、どんなに強固なセキュリティーがバルカンベースの中にあったとしても、絶対に見破ることは出来ないッ!!これでもう、あなた達サンバルカンも終わりよッ!!」
アマゾンキラーはそう言うと、
「ペッタンモンガーッ!!鮫島にとどめを刺しなさいッ!!」
と言った。
「モンガアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペッタンモンガーは鮫島の頭を無造作に掴み、
「貴様にも呪いのマスクを付けてやろうッ!!」
と言ったかと思うと、鮫島の顔を一気に胸の窪みに押し入れたのだ。
「さッ、鮫島アアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹が絶叫する。そして、
「ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と言う鮫島の絶叫が辺りに響き渡ったのだった。