女王の妖魔術V 第21話
「「…ククク…!!」」
真っ赤に光る目を輝かせ、低く笑い声を上げている鮫島と大介。
「…たッ、…頼むよッ、鮫島ぁッ!!大介ぇッ!!」
顔を真っ赤にし、クリクリとした目を潤ませながら、豹は言った。もちろん、それが今の2人に通じるものではないことも、どこかで分かってはいた。
「おいおい、豹ぉ。いつまで鮫島呼ばわりなんだよ…!!」
鮫島はムッとした表情で豹にそう言うと、
「オレはお前のおにいちゃま、じゃなかったのかよ?」
と言った。すると豹は、
「…え…、…えっと…。…お…、…おにい…、…ちゃま…」
と、オドオドしながら言う。すると、今度は大介が、
「いいなぁ!!オレも兄貴がほしいよ!!」
と言った。
「じゃあ、オレが兄貴になってやろうか?」
「はいッ!!…じゃなかった、兄ちゃんッ!!」
大介は目を輝かせ、嬉しそうに言う。それを聞いていた豹が俄かに表情を変え、
「お前は黙ってろッ!!鮫島はッ、オレだけのおにいちゃまなんだッ!!」
と怒鳴ったのだ。これには鮫島も大介も一瞬、驚いたような表情を見せていたが、
「…フンッ!!」
と大介が言ったかと思うと、
「お前みたいなお子ちゃまに言われたくないねッ!!」
と言うと、豹のペニスとその下に息づく2つの球体をギュッと握ったのだ。
「んあッ!?」
「お前みたいな、全然剥けてないチンポのヤツに、鮫島さんを兄ちゃん呼ばわりされたくないな!!」
「…じゃ、…じゃあッ、お前はどうなんだよッ!?」
ムキになった豹が言うと、
「…ククク…!!」
と、大介はニヤニヤしながら、ゆっくりとジーパンのファスナーを下ろして行く。
「…あ…」
その時、豹は顔を真っ赤にした。
「…フフッ!!…鮫島さんやお前があまりに淫らだから、オレのパンツがグショグショだぜ!!」
大介の真っ白なブリーフ。そのペニスが収まっている部分はぐっしょりと濡れ、真っ赤な先端が見え隠れしていた。
「オレはこんなに立派なんだ。お前のそれと一緒にするなよなッ!!」
「…う…う…う…う…!!」
今にも泣きそうな表情をする豹。
「おいおい、2人とも。いい加減にしろよ」
鮫島は、やれやれと言った様子で苦笑すると、
「さぁ、豹。続きだ」
と言い、豹に顔を近付けたその時だった。
「やッ、止めろよッ!!」
突然、豹が大きな声を上げた。
「…豹…?」
豹はキッと鮫島を睨み付けている。
「…もう、…出すもんか…!!」
「…え?」
豹は顔を真っ赤にし、目を潤ませながらも懸命に鮫島を睨み付けている。
「…どんなことをされたって…、…オレは…、…オレは…ッ!!…絶対に…ッ、…エ、…エネルギーを…、…出すもんかああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
「…そうか…」
鮫島がそう言った瞬間、その目が真っ赤にギラリと光った。そして、豹の首へ左腕を回したかと思うと、乱暴に唇を押し付けていたのだ。
クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!クチュクチュクチュクチュッッッッ!!!!
鮫島の舌があっと言う間に豹の口腔内に侵入し、蹂躙する。
「…ん…ッ!!…んん…ッ!!」
顔を真っ赤にし、目をギュッと閉じて懸命に堪えようとする豹。だがその時、今まで感じたことがなかった電流がビリビリと体を駆け抜けたのが分かった。
「んんんんんんんんッッッッッッッッ!!!!!!!!」
鮫島の右手が、豹のバルパンサーの光沢のある鮮やかな黄色のスーツに浮き出た右胸の突起を摘み、引っ張り上げていたのだ。
「…さ…ッ、…さめ…ッ!!」
「…フッ!!」
鮫島はニヤリと笑うと、今度はその指を小刻みに、豹の右胸の突起をくすぐるように動かし始めた。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!ああッ!!」
両手両足をガクガクと暴れさせ、ガチャガチャと言う乾いた金属音を立てる豹。
「…やッ、…止め…」
その瞬間、
「んああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
と、豹は再び叫び声を上げていた。
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
大介の右手が豹のペニスを握り、小刻みに上下に刺激していたのだ。
「ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!ああああッッッッ!!!!」
「…ククク…!!…無理すんなって、豹さんよォ。さっさと出しちまった方が楽になるんだぜぇ?」
真っ赤に光る目を更に光らせ、ニヤニヤと笑いながら言う大介。
その時だった。
「オレも気持ち良くなってやるよ!!一緒に出そうよ、豹さんッ!!」
不意に大介がそう言ったかと思うと、左手を自身のブリーフの裾に忍ばせた。
「…え?」
豹が呆然とする。
「…ククク…!!」
ブリーフの中に入り込んだ大介の左手はその中心部分まで辿り着くと、そこで大きくなっている自身のペニスを握ったのだ。そして、その手がゆるゆると上下に動き始めた時、
グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!グジュグジュグジュグジュッッッッ!!!!
と言う淫猥な音が聞こえ始めた。
「…ああ…。…あぁぁ…!!」
「…だッ、…大介…ッ!?」
虚ろな瞳を豹に投げ掛け、顔を赤らめて淫猥な行為をする大介。
「…気持ち…、…いい…。…気持ちいいよ、…豹…さん…。…一緒に…、…出そう…よ…!!」
そう言いながら、右手では豹のペニスをゆるゆると刺激する。
「…止めろ…!!」
豹の目に涙が溢れる。
「…止めろ…!!…止めろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹は何とかして拘束から逃れようと、懸命に体を暴れさせる。だが、岩肌に取り付けられた金属の拘束具は決して外れることなく、ただ、ガチャガチャと言う乾いた金属音を響かせるだけだった。
「…く…っそ…オオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
豹は体を仰け反らせて絶叫する。
「…オッ、…オレは…ッ!!…オレはああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!…ぜッ、…絶対にイイイイイイイイッッッッッッッッ!!!!!!!!…まッ、…負けるもんかああああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」