僕だけのヒーローU 第22話
ギュウウウウウウンンンンンンッッッッッッ!!!!!!
と言う不気味な音が僕の部屋に響きました。そして次の瞬間、
「「「うぐッ!!!???」」」
と言う呻き声を上げて、竜也さん、直人さん、ドモンさんが動きを止めました。
「…あ…あ…あ…!!」
タイムイエローにクロノチェンジしているドモンさん。その目がカッと見開かれ、ブルブルと体を震わせています。
「…かッ、…体…が…ッ…!!」
タイムファイヤーにクロノチェンジしている直人さん。僕の背後で懸命に体を動かそうとしますが、指一本動かすことが出来ません。
「…う、…動か…ない…ッ!!」
そして、タイムレッドにクロノチェンジしている竜也さん。ドモンさんの背後で顔を真っ赤にして、僕を呆然と見つめている。
「…シッ、…シオン…様…ッ!!…なッ、…何を…ッ!?」
それでも役になり切ってくれている=僕の奴隷になってくれている竜也さん。
「…フフフ…!」
僕は心臓がドキドキと高鳴り、心なしか、息が上がっていました。身動きの取れなくなった3人の奴隷を、この手で処刑することが出来る、いや、玩具に出来ると思うと本当に嬉しくて。と言うか、僕の策略にまんまと引っ掛かってくれた3人が嬉しくて堪らなかったのです。その証拠に、タイムグリーンにクロノチェンジしている僕の緑色のクロノスーツ。その一点がぐしょぐしょに濡れ、その光沢を失っていたのです。
「だから言ったでしょう?僕の部屋に入る時は、注意した方がいいですよ、って!」
そう言うと僕はドモンさんの後ろへ行き、そこにいる竜也さんの体を掴みました。
「なッ、何をッ!?」
竜也さんが声を上げます。
「…よい…っしょ…!!」
そんな竜也さんの体を軽々と持ち上げました。
「「「ええええええええッッッッッッッッ!!!!????」」」
当然のことながら、竜也さん、ドモンさん、直人さんが声を上げます。
「…シッ、…シオン様ッ!?…い、…いつからそんな怪力に…ッ!?」
目をパチパチさせるドモンさん。
「…んしょッ!!」
僕は竜也さんを、向かい合っているドモンさんと直人さんの横に置きました。
「別に、僕はいつもと変わらないですよ」
ニコニコしながら言う僕。
「さっきの不気味な音は、この部屋の重力を変えたんですよ。竜也さん、ドモンさん、直人さんの体にだけ重力を重ねたんです。だから、体が重々しくて身動きが取れなくなってしまったんですよ。そして」
僕はそう言うと、タイムグリーンのクロノスーツを少しだけ腕まくりしました。そんな僕の手首には黒いリングのようなものが付いています。
「僕だけ重力が効かないようにしたリングです。そして、このリングにはどんなに重いものでも簡単に持ち運べるような力があるんですよ。だから、竜也さんを簡単に持ち運べた、って言うわけです」
「…あ、…あの、…シオン…様…?」
直人さんが顔を赤らめて言います。
「…お、…俺達、…どうしてお互いに向かい合っているんですか…?…こ、…これじゃあ…!」
そうなんです。
今、竜也さん、ドモンさん、直人さんはお互いに向かい合った格好になっているんです。しかも、それぞれのクロノスーツからはそれぞれの大きく勃起したペニスが飛び出しています。つまり、3人が相対している=お互いのペニスまでバッチリ見られてしまうと言う構図です。
「ええ。それも計画のうちですけどね!」
そう言うと僕は3人の間に入り込みました。
「お互いに僕に処刑される時の顔を見るの、素敵でしょう?」
自分で何てことを言っているんだと思うくらい、僕は大胆になっていました。
「…じゃあ、…まずぅ…!」
僕はそう言うと、タイムレッドにクロノチェンジしている竜也さんのクロノスーツから飛び出した“長い”ペニスをそっと握りました。
「んんッ!!」
その瞬間、竜也さんがビクンと体を跳ねらせ、その勢いで僕の手の中で竜也さんのペニスがドクンと脈打ちました。
「…あむッ!」
僕の目の前に突き出されていた竜也さんの“長い”ペニスを口に含んだ瞬間、
「んああああッッッッ!!!!」
と竜也さんが悲鳴を上げました。
…ジュプッ!!…ジュプッ!!
その後、すぐに淫猥な音が響き始めたのです。
「…た、…竜也…。…お前、…何てエッチな顔をしてるんだ…!?」
直人さんが呆然と竜也さんを見ています。
「…る、…るっさい…ッ!!」
懸命に快楽を堪えながら、竜也さんが顔を真っ赤にして眉間に皺を寄せています。
「…じゃあ、…次は…」
暫くして、竜也さんのペニスを口から出した僕。今度はタイムイエローにクロノチェンジしているドモンさんのクロノスーツから飛び出した“太い”ペニスをそっと握りました。
「…あ…あ…あ…!!」
はぁはぁと荒い呼吸をしながら、顔を真っ赤にしたドモンさんが僕を見下ろします。
「…は、…早く…ッ!!」
相変わらずですねぇ、ドモンさん。僕がそっと口の中にドモンさんの“太い”ペニスを含むと、
「うおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」
とドモンさんが雄叫びを上げました。
…ジュボッ!!…ジュボジュボッッッッ!!!!
竜也さんの比ではありませんでした。ドモンさんのペニスから溢れ出す淫猥な液体は物凄い量で、あっと言う間に僕の口の中にいっぱいになったのです。
「…相変わらず、…野獣か、…貴様は…!!」
直人さんが毒づきます。
「…る、…るっせえッ!!…正常な、…証拠だよッ!!…って言うか、てめえのだって、さっきより大きくなってんだろうがあッ!!」
ドモンさんが叫びます。そして、ドモンさんの視線の先。赤黒くドクンドクンと脈打っている直人さんのペニス。確かに、さっきよりも大きくなったような気がします。
「…フッ!」
すると直人さんは鼻で笑うと、
「…当たり前だ。…俺も気持ちよくなりたいからな!」
とあっさりと言ったんです。
「…あ、…とうとう、化けの皮が剥がれた…」
竜也さんがボソッと呟きました。
「…じゃあ…」
僕はドモンさんのペニスを口から出すと、今度はタイムファイヤーにクロノチェンジしている直人さんのクロノスーツから飛び出した“ボリューム感のある”ペニスをそっと握りました。
「んんんんッッッッ!!!!」
直人さんが低く呻きます。
「あむっ!!」
僕は直人さんのペニスを口に含みます。
「…ッ!!」
直人さんは必死に快楽を堪えているようです。
…ジュブッ!!…ジュブッ!!
淫猥な音がするたびに、直人さんの体がビクビクと跳ねます。
「…あ…ッ!!…くう…ッ!!…うう…ッ!!」
必死に快楽を堪えても体は素直なようで、直人さんの口から喘ぎ声と淫猥な唾が飛びます。そして、体がブルブルと小刻みに震えます。
「…さて…と…」
僕はそう言うと直人さんのペニスを口から出し、3人の間から抜け出しました。
「…じゃあ、…処刑の時間です…!」
僕はそう言うとあるものを取り出しました。
「んなッ、何だッ、そりゃッ!?」
ドモンさんが素っ頓狂な声を上げます。僕が開発したエビル・サンダーの先端が2つに分かれています。
「…これを、…こうして…」
そう言いながら、僕はクリップのようになったその先端部分で、竜也さん、ドモンさん、直人さんのペニスをしっかりと挟みました。今、それぞれのペニスに新型エビル・サンダーが取り付けられているわけです。
「…フフフ…!!」
僕の顔が不気味に笑っているのが分かりました。これから、最大のショーが始まる、そう考えるだけで、僕のタイムグリーンのクロノスーツの中に息づく僕のペニスが再び淫猥な液体を溢れ出させているのが分かりました。